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【すき焼きの具材】41選~関東風・関西風のそれぞれの定番からユニークな具材まで~

冬の定番贅沢鍋「すき焼き」。牛肉・白菜・春菊など具材が固定してしまっていませんか?今回は関東風・関西風のすき焼きの基本的な作り方をはじめ定番の具材からオススメの変わり種の具材など大満足のすき焼き41選をご紹介します!


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■「関東風」&「関西風」基本のすき焼き

関東風のすき焼きは割り下にお肉や野菜を入れて「煮る」作り方です。関西風は熱した鍋に牛脂を入れて最初に肉を「焼き」肉の旨味をダイレクトに味わう食べ方。たまには違う方法を試してみるのもいいですね。

・関東風すき焼き


出典:E・レシピ「関東風すき焼き」


【材料】(2人分)
<割り下>
 昆布  5g
 水  200ml
 みりん  50ml
  しょうゆ  50ml
 砂糖  大さじ3~4
牛肉(薄切り)  200g
玉ネギ  1/4個
白ネギ  1本
エノキ  1/2袋
シイタケ(生)  4個
木綿豆腐  1/2丁
しらたき(糸コンニャク)  1/2袋
春菊(菊菜)  1袋
卵  2個
【下準備】

・牛肉はひと口大に切る。玉ネギは縦半分のくし切りにする。白ネギは根元を切り落とし、幅1.5cmの斜め切りにする。
・エノキは石づきを切り落とし、食べやすい束に分ける。 シイタケは石づきを落とし、大きい物は半分に削ぎ切りにする。
・木綿豆腐はひと口大に切る。春菊は根元の固い部分を切り落とし、水洗いして食べやすい長さに切る。
・しらたきは熱湯でサッとゆでてザルに上げ、粗熱が取れたら食べやすい長さに切る。

【作り方】

1、分量の水に昆布を入れて30分以上置く。鍋にみりん、しょうゆ、砂糖を入れて中火にかけ、2分ほど煮たたせ、昆布と水を加える。

2、昆布を端に寄せ、牛肉を入れる。牛肉を囲むように玉ネギ、白ネギ、エノキ、シイタケを並べ、木綿豆腐、しらたき、春菊を並べて煮たてる。
牛肉をかたくする性質を持つといわれるしらたき、木綿豆腐、春菊は離して並べるか、牛肉を食べた後で煮ます。

3、器に卵を割って溶きほぐす。鍋にアクが出れば取り除き、溶き卵につけていただく。

割り下の味はお好みで調節してください。

レシピ
関東風すき焼き
関東風すき焼き

「割り下」で煮込むのが関東風。手作りすれば経済的!

  • 20分 +
  • 558 Kcal


・関西風すき焼き


出典:E・レシピ「関西風すき焼き」


【材料】(4人分)
牛肉(薄切り)600~700g
しらたき(糸コンニャク)…大1袋
焼き豆腐…1丁
玉ネギ…1個
白ネギ…2本
青ネギ(九条ネギ)…1袋
春菊(菊菜)…1袋
またはセリ
エノキ…1袋
シイタケ…4枚
麩(丁字麩)…4~8個
うどん…1~2玉
<調味料>
  酒…適量
 砂糖…適量
 しょうゆ…適量
七味唐辛子…少々
卵…4~8個
牛脂…適量
【下準備】
・牛肉は半分の長さに切り、食べる直前まで冷やしておく。
・糸コンニャクはたっぷりの熱湯でサッとゆでてザルに上げる。粗熱が取れたら食べやすい長さにザク切りにする。
・焼き豆腐は8等分に切る。

・玉ネギは皮をむいて縦半分に切り、さらに横1cm幅に切る。
・白ネギ、青ネギは1cm幅の斜め切りにする。
・菊菜は根元からちぎり、長さを揃えておく。
・エノキは袋ごと根元を切り落とし、袋に直接水を入れて軽くもむ様に洗い、水気を切って小分けにする。

・シイタケは石づきを落とし、かたく絞ったぬれ布巾で汚れを拭き取り、笠に飾り切りをする(大きい場合は半分に削ぎ切りにする)。
・麩は水でもどして水気を絞る。

【作り方】

1、切った野菜は大皿に盛り付ける。取り鉢にそれぞれ卵を割る。

2、最初に牛肉を人数分広げて入れ、手早く砂糖、酒、しょうゆ、七味唐辛子を適量加えて焼き、肉を返して焼き色が付けば、各自の玉割り鉢に入れ、溶き卵をつけていただく。
すき焼きはご家庭ごとにそれぞれの味付けがあります。今回は、人数分の牛肉に砂糖大さじ3、酒大さじ1、しょうゆ大さじ2~3、七味唐辛子適量の調味料を加えました。甘辛系の仕上がりになります。砂糖の種類により甘みが変わりますので、量を調節して下さい。調味料を入れてからは、手早く牛肉をからませて下さいね。(4人分)
3、他の具を加え、お好みで味をみながら<調味料>を加え、煮えた物から順に溶き卵をつけていただく。最後に水で少し煮汁を薄めて、うどん玉を加え煮込んで取り分ける。

レシピ
簡単!すき焼き 割り下の黄金比 関西風レシピ
簡単!すき焼き 割り下の黄金比 関西風レシピ

  • 20分
  • 701 Kcal


■定番のすき焼き具材7選

・牛肉



すき焼きに欠かせない牛肉。霜降りでサシが入ったバラ肉や肩ロース、リブロースがオススメです。メインになる牛肉は関東風、関西風など、お好みの食べ方で。

◆肉を柔らかくする裏技
脂分が少ない赤身肉の細切れを使うときは、包丁やフォークなどで繊維を切ると柔らかくなります。

・春菊


出典:E・レシピ


独特の苦みが、甘辛い割り下のアクセントになる春菊。良く洗って茎の固いところを切り落とします。長さを均一にそろえると見栄え良く。葉が柔らかいのでサッと火を入れる程度でOKです。

・白菜


出典:E・レシピ


たれが染み込んでトロトロになった白菜はたまらないおいしさですね。白菜の芯は斜めに削ぐように切り落とし、断面を大きく取ると味が染み込みやすくなります。

・シイタケ


出典:E・レシピ


「十字切り」は傘の真ん中に斜めに包丁を入れ、十字に2本切り込みを入れます。「花切り」は3本切込みを入れて作ります。少し大きめに斜めに包丁を入れると見栄えの良い飾り切りができ、味の染み込みが良くなります。

◆シイタケの下処理
シイタケは水洗い不要です。汚れが気になる場合はキッチンペーパーでふき取りましょう。

・ネギ


出典:E・レシピ


白ネギや九条ネギは葉の部分を斜め切りにし、白い部分はぶつ切りにしお鍋に立てるように見栄え良く盛り付けましょう。クタクタになるまで煮込むと美味しさ倍増です。牛肉とネギだけで作るすき焼きは日本酒によく合います。小鍋で作って晩酌にいかがですか?

・しらたき



サッと茹でて独特の臭みを抜きましょう。しらたきは100gあたり約6kcalと低カロリー。食物繊維が豊富で満腹感が得られるので食べ過ぎ防止になります。

・焼き豆腐



味が染み込みやすく煮崩れしにくいのが焼き豆腐。絹ごし豆腐は煮崩れしやすいので、焼き豆腐がない場合は木綿豆腐がおススメです。

■牛肉以外も◎!オススメの肉 5選

・鶏肉


出典:E・レシピ「鶏肉のすき焼き」


脂身が多いモモ肉がオススメです。そぎ切りにするとタレの馴染みが良くなります。鉄分豊富なレバーや砂肝を入れるのもアリ。パワーチャージしましょう!

レシピ
鶏肉のすき焼き
鶏肉のすき焼き

鶏もも肉からレバーまで。レバーは鉄分を多く含んでいるので女性にうれしい!

  • 25分
  • 751 Kcal


・豚肉


出典:E・レシピ「韓国風豚すき焼き」


豚小間やバラ肉など薄切り肉は割り下によく馴染み、脂身が割り下の甘みを増します。牛肉に比べてお値打ちなので、すき焼きの回数を増やせますね。豚肉で作る韓国風すき焼きの「チョンゴル」はニンニクや豆板醤を入れてピリ辛仕立てに。いつものすき焼きに飽きたら試したいレシピです。

レシピ
韓国風豚すき焼き(チョンゴル) by 保田美幸さん
韓国風豚すき焼き(チョンゴル) by 保田美幸さん

体温まる韓国風豚すき焼きです。ご飯にかけたり、トッポギやうどんを一緒に煮込んでも美味しいですよ。

  • 25分
  • -


・肉団子


出典:E・レシピ「ふわふわ鶏団子と野菜の鍋」


ひき肉は粘り気が出て白くなるまでよく混ぜるとフワフワに仕上がります。すき焼きは煮汁が少ないので、最初に肉団子を焼いて作ると失敗なく作れます。市販の冷凍鶏団子があればさらに手軽に作れます。

・牛スジ



牛脂を炒めてから牛スジを入れて炒め割り下で煮込みます。牛スジは良く洗い、ショウガと青ネギで何度か茹でこぼしてから使いましょう。

・合鴨



濃厚なソースと相性が良い鴨肉は、ネギをたっぷり使ったすき焼きがオススメです。お酒が好きな方は赤ワインの用意を忘れずに。

■オススメ野菜 18選

・玉ネギ


出典:E・レシピ「関西風すき焼き」


すき焼きにタマネギを入れる地域があります。割り下の甘みを吸い込んでトロトロになった玉ネギはそれだけでごはんのおかずになる美味しさで試す価値あり。良く煮込んで甘くなった玉ネギはお子さんも喜びそう!

・ジャガイモ



火が通りにくいジャガイモは、半月切りにしてレンジでチンしてから入れるとホクホクに。甘辛ダレで煮込んだジャガイモは、肉じゃがに似た甘辛味ですが牛肉ならではの別格の味わいです。

・セリ



秋田の比内地鶏やきりたんぽ鍋に欠かせないセリ。食感がしっかり残り、甘辛いたれに負けない独特の香りが魅力です。

・トマト


出典:E・レシピ「トマトすき焼き」


甘辛の割り下にトマトの酸味が加わって、サッパリした味は一度食べたら病みつきに。割り下に使う料理酒をワインに変えたり、春菊をクレソンに変えるなどアレンジも楽しいですね。

レシピ
トマトすき焼き鍋
トマトすき焼き鍋

ヘルシーなのにお腹は満足!作り方もとっても簡単。自分好みの味付けにできるのも、ひとり鍋の特権です♪

  • 20分
  • 426 Kcal


・エノキ、しめじ、エリンギ



煮れば煮るほど旨味が染み出るるキノコ類。エノキは味が良く染み込み、しめじやエリンギは食感があるので満腹感が得られます。キノコ類は低カロリーなのでしらたき同様食べ過ぎ予防に良いですね。

・もやし



シャキシャキ食感でヘルシーなモヤシ。量増しになる上、栄養価がアップします。サッと洗って入れるだけなので気軽にすき焼きが楽しめます。

・小松菜



鉄分、カルシウムが豊富な小松菜。栄養価がアップし、小松菜の緑がすき焼きに良く映えます。

・クレソン


出典:E・レシピ「牛肉とクレソンのサラダ」


牛肉と合わせたサラダやローストビーフの付け合わせに使うことが多いクレソン。お肉と相性が良く甘いすき焼きに良く合います。生食できるのでサッと火を入れる程度で独特の香りが楽しめます。トマトすき焼きのお供にオススメです。

・大根



大根はサッと下茹でするかレンジでチンしてからすき焼きに入れると割り下の味が良く染みます。大根の大きさはお好みで。牛肉の旨味をたっぷり吸っは、それだけで主役級の美味しさです。

・ニンジン



栄養が高くすき焼きの彩りになるニンジンは、飾り切りにするとおもてなしに喜ばれます。星型に切って入れると華やかになりお子さんも喜びますね。

・ゴボウ


出典:E・レシピ「きんぴらゴボウ」


ささがきゴボウは、鉛筆を削るように回しながら包丁を入れていくと均一に作れます。セリとの相性が抜群です。味が染み込んだゴボウとお肉が残ったら、しぐれ煮のようにご飯に乗せるとたまらない味に。

・ナス




すき焼きにナスは少し意外な組み合わせですが、割り下が染み込んでジューシーになったナスに卵を絡めると驚きの美味しさ。是非お試しください。

・キャベツ


出典:E・レシピ「絶品もつ鍋」


割り下で良く煮込んだキャベツは甘みがぐっと増します。キャベツはざく切りでお気軽に野菜たっぷりのすき焼きを味わいましょう。

・水菜



お鍋に合う水菜。すき焼きの濃い味付けに負けない万能選手。シャキシャキ食感が心地よくいくらでも食べられます。

・里芋



皮をむいて水にさらしたらレンジでチンしてすき焼きに。割り下の甘辛味で似た里芋は、イモ煮のようなこっくりした味わい。冷凍里芋を使うと手間なく作れます。残ったら割り下で煮物にしても良いですね。

・ウド


出典:E・レシピ「ウドとエビのチーズ焼き」


春が旬のウド。下ごしらえは皮をむいて短冊切りにし、酢水に5分程酢水にさらしアクを抜きます。割り下が染みたウドを卵に絡めて食べる至福感はたまりません。

■変わり種具材 11選

・麩


出典:E・レシピ


お麩は水に浸して戻してからすき焼きに入れましょう。ジューシーで食べ応えがあってヘルシー。旨味を吸い込んだお麩を別にして卵でとじて丼にするのもオススメです。

・ハンペン



おでんなどあっさりした出汁に使うことが多いハンペンですが、濃厚な割下を含むとトロトロでたまらない味わいです。一口大に切ると味が染みやすくなります。

・餅



しゃぶしゃぶ用の薄切り餅はもちろん油揚げの中にお餅を入れた餅巾着食べ応えがありすき焼きの〆に良いですね。旨味を吸い込んだお揚げからとろりと溶け出すお餅がたまりません。

・厚揚げ


出典:E・レシピ「厚揚げの蒲焼き」


煮込めば煮込むほど味が染み込む厚揚げ。よく煮込まれた厚揚げは口いっぱいに割り下が広がります。卵に絡めて食べると至福の味ですよ。

・茹で卵


出典:E・レシピ「半熟煮卵」


卵と絡めて食べるすき焼きですが、茹で卵を割り下に入れて煮込むと絶品の味付け卵が完成します。また、餅巾着のように油揚げに卵を割り入れ割り下に入れると卵巾着が作れます。

・ちくわ&ちくわぶ



濃い出汁と相性が良い練り物。さつま揚げなどの練り物は、若干カロリーが心配ですがちくわやちくわぶは練り物の中で低カロリーなのでダイエット中でも安心。ちくわにプロセスチーズを入れてすき焼きに入れると中からチーズが溶けだしお子さんが喜ぶ味になります。

・高野豆腐


E・レシピ


お麩同様に水に浸して戻してから使います。食べ応えがあり旨味をしっかり吸い込みます。

・チーズ



カマンベールチーズやモッツァレラチーズなどをすき焼きに入れると旨味と甘みとチーズの塩気のハーモニーが絶妙です。トマトの洋風すき焼きにチーズを入れるとすき焼きのアレンジが広がります。

レシピ
洋風すき焼き
洋風すき焼き

割り下に赤ワインで隠し味。豆腐のかわりにモッツァレラチーズ、春菊をクレソンに変えて、トマトの酸味で…

  • 30分
  • 618 Kcal


・ウインナー


お子さんが喜ぶウインナー。切込みを入れると味が良く染み込みます。タコの形にしても良いですね。食卓が盛り上がるアイデア具材です。

すき焼きの後は、うどんやそば、おじやなど〆が色々楽しめます。残った割り下で、親子丼やカツ煮も作れます。お鍋が美味しい季節。様々な具材やアレンジですき焼きを味わってくださいね。
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