「ワケギ」を使った人気レシピ21選~ぬたや煮びたし、お焼きも!春の味覚をとことん味わおう
2024年3月11日 08:00
「ワケギ」はネギと玉ネギの交配種です。見た目はネギに似ていますが、辛みが少なく香り高いのが特徴。

今回は、春に旬を迎えるワケギのレシピ【21選】ご紹介します。刻んで薬味に、茹でて副菜にと使い勝手抜群ですよ。
ワケギを使った料理のレパートリーを広げるチャンスです。ぜひ参考にしてくださいね!

ワケギはネギと玉ネギの交配により生まれた野菜です。玉ネギのように球根から育ち、成長すると枝分かれするのが「分け葱(わけぎ)」と呼ばれる由来。枝分かれすることから「子孫繁栄」の願いを込めて、ひな祭りに食べられることも。
ワケギの歴史は古く、ギリシャでは紀元前から栽培されていてと言われていて、日本には1,500年以上前に中国から伝来したとされています。広島県や関西地方で栽培が盛んですが、比較的育てやすいため全国各地で栽培されています。
動画(Youtube)で「ワケギの茹で方・ぬめりの取り方」を確認
ワケギの茹で方・ぬめりの取り方(動画)>>

「ぬた」は味噌や酢などを混ぜた調味料のこと。サッと茹でたワケギと合わせると、コクや風味が楽しめますよ。味噌の種類は何でもOKですが、白みそを使うと上品な味わいに。練りからしのツンとした辛みはおつまみにぴったりです。

ワケギのぬめりと酢味噌がマグロにからんで絶品です。マグロの赤とワケギの緑色がキレイで食卓の彩りにもなりますよ。ワケギは生でも食べられますが、火を通すことで甘みが増してさらに美味しさがアップします。

やわらかなワケギと食感の良いイカで作ったぬたは、ついつい箸が進みます。食材の色が映える用意、ぬたに使うのは白味噌がおすすめ。こっくりと甘い味噌を酢と練りからしがキリッと引き締めてくれます。

やさしい味の煮びたしにワケギをプラス。少ない材料で副菜を作りたいときにうってつけです。ワケギはシャキシャキ感を残すため、根元と葉先を時間差で加熱しましょう。油揚げはフライパンで香ばしく焼いてから煮汁に加えてくださいね。

茹でたワケギをキュッと結ぶとおもてなしにぴったりな見た目に。噛みしめるとワケギの甘みと香りが口いっぱいに広がります。鶏ささ身の加熱はレンジだけでよく、手軽に作れるのが魅力。からしが苦手な方は酢みそで和えても美味しいです。

生のイカ、ワケギ、長芋などを混ぜて小さく焼くと、おつまみにもおかずにもなりますよ。長芋の粘りがあるため、具材がまとまりやすいのがポイント。カリッと焼いたら、ぽん酢しょうゆでさっぱりといただきましょう。

ワケギの和え物はぬたが定番ですが、梅みそとも好相性です。梅干しの酸味とワケギの甘み、マグロの旨みが三位一体となって贅沢な味わい。梅みそダレがあれば5分で作れるので、あと1品ほしいときにいかがでしょうか?

色鮮やかな副菜があると、食卓がパッと明るくなりますよ。こちらは、ニンジンとワケギだけで作る酢味噌和え。どちらも歯ごたえが残る程度に茹でるのが美味しさの秘訣です。トースターで焼いた油揚げを加えるアレンジもおすすめ。

ホタルイカとワケギは同じ時期に旬を迎えます。このふたつを組み合わせると、春らしい副菜に。レシピでは、乾燥ワカメを使っていますがもちろん生ワカメでもOK。バランスよく盛り付けたら、からし酢味噌をかけてくださいね。

ワケギだけで作るシンプルな和え物です。レシピでは、タラちり鍋で余ったスープを使っていますが、なければだし汁で代用できますよ。ワケギと九条ネギの2種類使っても美味しいのでぜひ試してみてください。

簡単副菜といえばゆで卵、という方も多いのでは? とはいえ、切って盛り付けるだけでは味気ないもの。刻んだワケギをトッピングすると、見栄えが良くなるのはもちろん、シャキッとした食感と香りがアクセントになりますよ。ピリリと辛いコチュマヨを添えて召し上がれ。

鮭のみぞれ煮にワケギを入れると、香りと風味が良くなります。ワケギはすぐに火が通るため、シメジに火が通ってから加えてくださいね。赤唐辛子入りのだし汁は鮭の旨みがしみて絶品。大根おろしは多めがおすすめです。

青魚が苦手な方は、香味野菜を合わせると食べやすいです。ゴマ油でサバを焼いたら、ニンニクとワケギを加えましょう。香りが引き立ったらしょうゆで味を調えて出来上がり。ワケギのやわらかな食感とネギ特有の香りが抜群で、もりもり食べられますよ。

2人分でワケギを1束使う丼です。ほかにも春キャベツや新玉ねぎなどを入れるため、ボリューム満点。牛肉は火を通しすぎると硬くなってしまうので、いったん取り出しておきましょう。野菜は順番に煮て、ワケギは仕上げに加えればOKです。

宮城県の伝統食材、油麩を使った丼はお肉なしでも満足感があるのが魅力。甘辛いだし汁に白ネギとワケギで香りをプラスします。油麩は軽く湯通ししてやわらかくするため、煮る時間が短くても味がしみますよ。

カレーうどんは大人にも子ども人気のメニュー。牛乳やチーズのコクと、すりおろした長芋のとろみが食欲をかき立てます。ワケギは根元と葉先を分けて煮ると食感豊かに仕上がりますよ。

アサリや新ゴボウなど春の素材をふんだんに使ったスープパスタはいかがでしょうか? ワケギの香りやしんなりとしたやわらかさがパスタにからんで格別の美味しさです。薄口しょうゆやだし汁ベースのあっさりしたスープは食材の旨みがたっぷり。ぜひスープも余さずいただきましょう。

がっつり食べたい日は塩豚丼がイチオシです。豚ロース肉と下味、ワケギを混ぜて少し置くと味がなじんで深みのある味わいに。ワケギは風味が強いので1~2本あれば十分です。少しだけ余ったときの活用にも良いですね。

ワケギは長ネギのような辛みがないため、ハンペンの風味を損なわず上品なお吸い物が作れます。だし汁に入れたハンペンが温まったタイミングでワケギを加えましょう。すぐにしんなりするので、10分あれば完成。ちらし寿司や焼き魚の献立に合わせてみてはいかがでしょうか。

まろやかな豆乳に湯葉がとろける汁物。刻んだワケギが食感のアクセントになりますよ。ワケギは生でも食べられるので、サッと火を通せばOK。薄口しょうゆの上品な味わいが豆乳と好相性です。天ぷらや煮物などしっかり味の主菜に合わせるのがおすすめ。

ホンビノス貝は肉厚で旨みが強いのが特徴です。貝から出るエキスを味わうため、調味料は控えめにしましょう。ワケギは薬味として使うため、お椀によそってから散らしてくださいね。

今回は、春に旬を迎えるワケギのレシピ【21選】ご紹介します。刻んで薬味に、茹でて副菜にと使い勝手抜群ですよ。
ワケギを使った料理のレパートリーを広げるチャンスです。ぜひ参考にしてくださいね!
目次 [開く]
■ワケギとは?

ワケギはネギと玉ネギの交配により生まれた野菜です。玉ネギのように球根から育ち、成長すると枝分かれするのが「分け葱(わけぎ)」と呼ばれる由来。枝分かれすることから「子孫繁栄」の願いを込めて、ひな祭りに食べられることも。
ワケギの歴史は古く、ギリシャでは紀元前から栽培されていてと言われていて、日本には1,500年以上前に中国から伝来したとされています。広島県や関西地方で栽培が盛んですが、比較的育てやすいため全国各地で栽培されています。
動画(Youtube)で「ワケギの茹で方・ぬめりの取り方」を確認
ワケギの茹で方・ぬめりの取り方(動画)>>
■ワケギを使った【ぬた】レシピ3選
・京都の味をプロが伝授! わけぎの酢味噌和え(ぬた)

「ぬた」は味噌や酢などを混ぜた調味料のこと。サッと茹でたワケギと合わせると、コクや風味が楽しめますよ。味噌の種類は何でもOKですが、白みそを使うと上品な味わいに。練りからしのツンとした辛みはおつまみにぴったりです。
・マグロのぬた

ワケギのぬめりと酢味噌がマグロにからんで絶品です。マグロの赤とワケギの緑色がキレイで食卓の彩りにもなりますよ。ワケギは生でも食べられますが、火を通すことで甘みが増してさらに美味しさがアップします。
・イカのぬた

やわらかなワケギと食感の良いイカで作ったぬたは、ついつい箸が進みます。食材の色が映える用意、ぬたに使うのは白味噌がおすすめ。こっくりと甘い味噌を酢と練りからしがキリッと引き締めてくれます。
■ワケギを使った【副菜】のレシピ8選
・ワケギと油揚げの煮びたし

やさしい味の煮びたしにワケギをプラス。少ない材料で副菜を作りたいときにうってつけです。ワケギはシャキシャキ感を残すため、根元と葉先を時間差で加熱しましょう。油揚げはフライパンで香ばしく焼いてから煮汁に加えてくださいね。
・ワケギとささ身の和え物

茹でたワケギをキュッと結ぶとおもてなしにぴったりな見た目に。噛みしめるとワケギの甘みと香りが口いっぱいに広がります。鶏ささ身の加熱はレンジだけでよく、手軽に作れるのが魅力。からしが苦手な方は酢みそで和えても美味しいです。
・イカとワケギのお焼き

生のイカ、ワケギ、長芋などを混ぜて小さく焼くと、おつまみにもおかずにもなりますよ。長芋の粘りがあるため、具材がまとまりやすいのがポイント。カリッと焼いたら、ぽん酢しょうゆでさっぱりといただきましょう。
・マグロとワケギの梅みそ和え

ワケギの和え物はぬたが定番ですが、梅みそとも好相性です。梅干しの酸味とワケギの甘み、マグロの旨みが三位一体となって贅沢な味わい。梅みそダレがあれば5分で作れるので、あと1品ほしいときにいかがでしょうか?
・ニンジンとワケギのからし酢みそ和え

色鮮やかな副菜があると、食卓がパッと明るくなりますよ。こちらは、ニンジンとワケギだけで作る酢味噌和え。どちらも歯ごたえが残る程度に茹でるのが美味しさの秘訣です。トースターで焼いた油揚げを加えるアレンジもおすすめ。
・ホタルイカとワケギの酢みそがけ

ホタルイカとワケギは同じ時期に旬を迎えます。このふたつを組み合わせると、春らしい副菜に。レシピでは、乾燥ワカメを使っていますがもちろん生ワカメでもOK。バランスよく盛り付けたら、からし酢味噌をかけてくださいね。
・ネギの酢みそ和え

ワケギだけで作るシンプルな和え物です。レシピでは、タラちり鍋で余ったスープを使っていますが、なければだし汁で代用できますよ。ワケギと九条ネギの2種類使っても美味しいのでぜひ試してみてください。
・ゆで卵のコチュマヨソース添え

簡単副菜といえばゆで卵、という方も多いのでは? とはいえ、切って盛り付けるだけでは味気ないもの。刻んだワケギをトッピングすると、見栄えが良くなるのはもちろん、シャキッとした食感と香りがアクセントになりますよ。ピリリと辛いコチュマヨを添えて召し上がれ。
■ワケギを使った【主菜】のレシピ2選
・鮭のおろし煮

鮭のみぞれ煮にワケギを入れると、香りと風味が良くなります。ワケギはすぐに火が通るため、シメジに火が通ってから加えてくださいね。赤唐辛子入りのだし汁は鮭の旨みがしみて絶品。大根おろしは多めがおすすめです。
・サバのニンニク炒め

青魚が苦手な方は、香味野菜を合わせると食べやすいです。ゴマ油でサバを焼いたら、ニンニクとワケギを加えましょう。香りが引き立ったらしょうゆで味を調えて出来上がり。ワケギのやわらかな食感とネギ特有の香りが抜群で、もりもり食べられますよ。
■ワケギを使った【主食】のレシピ5選
・春野菜のすき煮丼

2人分でワケギを1束使う丼です。ほかにも春キャベツや新玉ねぎなどを入れるため、ボリューム満点。牛肉は火を通しすぎると硬くなってしまうので、いったん取り出しておきましょう。野菜は順番に煮て、ワケギは仕上げに加えればOKです。
・油麩丼

宮城県の伝統食材、油麩を使った丼はお肉なしでも満足感があるのが魅力。甘辛いだし汁に白ネギとワケギで香りをプラスします。油麩は軽く湯通ししてやわらかくするため、煮る時間が短くても味がしみますよ。
・トロミカレーうどん

カレーうどんは大人にも子ども人気のメニュー。牛乳やチーズのコクと、すりおろした長芋のとろみが食欲をかき立てます。ワケギは根元と葉先を分けて煮ると食感豊かに仕上がりますよ。
・HARUのスープパスタ

アサリや新ゴボウなど春の素材をふんだんに使ったスープパスタはいかがでしょうか? ワケギの香りやしんなりとしたやわらかさがパスタにからんで格別の美味しさです。薄口しょうゆやだし汁ベースのあっさりしたスープは食材の旨みがたっぷり。ぜひスープも余さずいただきましょう。
・ネギ塩豚の丼

がっつり食べたい日は塩豚丼がイチオシです。豚ロース肉と下味、ワケギを混ぜて少し置くと味がなじんで深みのある味わいに。ワケギは風味が強いので1~2本あれば十分です。少しだけ余ったときの活用にも良いですね。
■ワケギを使った【汁物】のレシピ3選
・ハンペンのお吸い物

ワケギは長ネギのような辛みがないため、ハンペンの風味を損なわず上品なお吸い物が作れます。だし汁に入れたハンペンが温まったタイミングでワケギを加えましょう。すぐにしんなりするので、10分あれば完成。ちらし寿司や焼き魚の献立に合わせてみてはいかがでしょうか。
・湯葉の豆乳汁

まろやかな豆乳に湯葉がとろける汁物。刻んだワケギが食感のアクセントになりますよ。ワケギは生でも食べられるので、サッと火を通せばOK。薄口しょうゆの上品な味わいが豆乳と好相性です。天ぷらや煮物などしっかり味の主菜に合わせるのがおすすめ。
・うまみたっぷり! ホンビノス貝のお吸い物

ホンビノス貝は肉厚で旨みが強いのが特徴です。貝から出るエキスを味わうため、調味料は控えめにしましょう。ワケギは薬味として使うため、お椀によそってから散らしてくださいね。
■春が旬のワケギは加熱しても生でも美味しい
ワケギは刻んで薬味にしたり、煮たり炒めたりと使い勝手の良い食材です。ネギ独特の辛みが気になる方も、甘いワケギなら食べやすいですよ。すぐに火が通るので、料理の仕上げにサッと加えるだけでもOK。3月から4月にかけての旬の時期に味わってみてくださいね。食コラム記事ランキング
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