簡単でおいしい「チリメンジャコ」の人気レシピ14選~産地や栄養、シラスとの違いも解説
2024年5月19日 08:00
スーパーや鮮魚店で見かける「チリメンジャコ」。何の魚か知っていますか?
今回は、チリメンジャコの産地や栄養、シラスとの違いを解説します。
さらに、チリメンジャコを使った人気レシピも14選ご紹介!
10分以内で作れるものからお弁当にぴったりなおかずまで、どれも絶品ですよ。
名前の由来は、せいろに広げて乾燥させる様子が、絹織物のちりめんに似ているため。地域によって呼び名が異なり、「ちりめん」、「じゃこ」、「かちり」などと呼ばれます。
主な産地は愛媛、徳島、高知、兵庫県など。カルシウムやビタミンDが豊富で、小さな子どもから年配の方まで積極的に摂取したい栄養素がたくさん含まれていますよ。
なお、栄養素にも違いが。特に異なるのはカルシウムの含有量です。シラスに比べるとチリメンジャコのカルシウム含有量は約10倍もあるので、カルシウムを多く摂りたいときはチリメンジャコを選ぶと良いでしょう。
キムチをのせた冷奴にチリメンジャコをトッピングすると、風味がアップします。豆腐を切らず、刻みキムチを使えば包丁なしで調理できるのも魅力。調理時間はわずか3分なので、おつまみにあと1品ほしいときにおすすめです。
チリメンジャコに含まれるカルシウムは、柑橘類と組み合わせると吸収率がアップします。こちらは、チリメンジャコと大根おろしを和え、ゆず入りの合わせしょうゆをかける副菜。さっぱりしていて、箸休めにぴったりです。
チリメンジャコを甘辛く煮た佃煮は、常備菜にあるとうれしいですね。ピーマンと一緒に炒めると食感が楽しめますよ。チリメンジャコがカリカリになったタイミングでピーマンを入れるのがポイントです。
ほろ苦さが特徴の春菊をサラダでいただきましょう。ドレッシング代わりに使うのは、ゴマ油で炒めたチリメンジャコ。カリッと香ばしく、ゴマ油の風味と合わさると極上のおいしさに。春菊の強い香りに負けない存在感を楽しめます。
こちらは、ゴマ油を多めに使ってチリメンジャコと松の実を揚げるレシピ。ゴマ油を一緒にかけることで、レタスがほど良くしんなりしてたくさん食べられます。レタスを半分に切っただけの大胆な盛り付けは、おもてなしにも最適です。
焼いた厚揚げに大根おろしをのせる、定番のおつまみ。そのままでも十分おいしいですが、大根おろしにチリメンジャコと大葉を混ぜると上品な味わいに。どちらもたっぷり加えるのがおいしさの秘訣です。
チリメンジャコをカリカリに炒め、サッと火を通した水菜とのコントラストを楽しみましょう。水菜は生で食べられるため、炒めすぎないように注意。全体をザッと混ぜたら火を止めてOKです。ユズコショウの爽やかな香りがアクセントで、箸が進みますよ。
チリメンジャコ入りの卵焼きは、大人にも子どもにも喜ばれるお弁当おかず。こちらのレシピでは大葉を入れて彩りと香り豊かに仕上げます。大葉が苦手な子どもは万能ねぎで代用してもOK。チーズを一緒に巻いてもおいしいですよ。
サンドイッチやハンバーグなど洋風のお弁当に入れたいのが、チリメンジャコを使ったガレット。ジャガイモやピザ用チーズなども使っているので食べ応えがありますよ。小さく切って、隙間おかずにするのもおすすめ。ピックを刺して行楽弁当にしてもオシャレですね。
ホウレン草のお浸しにチリメンジャコをプラス。ショウガ汁の香りと爽やかで箸が進みます。チリメンジャコを油で炒めてから加えると、風味が増してよりおいしくなりますよ。
ピーマンとチリメンジャコの炒め物に、ニンニクや松の実でアクセントを加えます。風味の強い食材を使うので、ピーマンはやや太めに切ると存在感を楽しめますよ。松の実がないときは、クルミで代用しても良いでしょう。
お弁当作りで忙しい朝は、レンジを活用できるおかずが便利。シシトウとチリメンジャコ、麺つゆなどをボウルに入れて加熱すれば、ジュワッと味がしみた副菜の完成です。ピーマンで代用しても良いですし、仕上げにかつお節をまぶしてもOK。
和食のイメージがあるチリメンジャコですが、バターとの相性も良いんです。ホウレン草のバターソテーに加えると、旨味たっぷりに仕上がります。チリメンジャコの旨味があるので、塩コショウは控えめで十分。コロッケやエビフライ弁当のおかずにいかがでしょうか?
粉ふきイモに炒めたチリメンジャコを加えた、ユニークなサラダです。味付けに甘酢を使うため、カルシウムの吸収率が上がるのもうれしいポイント。ほくほくのジャガイモにチリメンジャコの食感が楽しく、魚が苦手な子どもにも喜ばれますよ。
不足しがちなカルシウムを手軽に摂取できるので、ぜひ毎日の食卓に加えてみてくださいね。
今回は、チリメンジャコの産地や栄養、シラスとの違いを解説します。
さらに、チリメンジャコを使った人気レシピも14選ご紹介!
10分以内で作れるものからお弁当にぴったりなおかずまで、どれも絶品ですよ。
目次 [閉じる]
■チリメンジャコとは?
チリメンジャコは、イワシの稚魚を塩茹でし、天日干してから乾燥させたものです。一般的にカタクチイワシの稚魚が使われますが、真イワシやうるめイワシなどが使われることもあります。名前の由来は、せいろに広げて乾燥させる様子が、絹織物のちりめんに似ているため。地域によって呼び名が異なり、「ちりめん」、「じゃこ」、「かちり」などと呼ばれます。
主な産地は愛媛、徳島、高知、兵庫県など。カルシウムやビタミンDが豊富で、小さな子どもから年配の方まで積極的に摂取したい栄養素がたくさん含まれていますよ。
■シラスとの違いは?
シラスとチリメンジャコに使われる魚は、どちらも同じです。主な違いは乾燥期間で、生シラスを釜で茹でたものは「釜揚げシラス」、釜揚げシラスを少し乾燥させたものは「シラス干し」、しっかり乾燥させたものを「チリメンジャコ」と分類しています。なお、栄養素にも違いが。特に異なるのはカルシウムの含有量です。シラスに比べるとチリメンジャコのカルシウム含有量は約10倍もあるので、カルシウムを多く摂りたいときはチリメンジャコを選ぶと良いでしょう。
■<10分以内で作れる>チリメンジャコレシピ7選
・ジャコキムチのっけ奴
キムチをのせた冷奴にチリメンジャコをトッピングすると、風味がアップします。豆腐を切らず、刻みキムチを使えば包丁なしで調理できるのも魅力。調理時間はわずか3分なので、おつまみにあと1品ほしいときにおすすめです。
・ジャコおろし甘酢
チリメンジャコに含まれるカルシウムは、柑橘類と組み合わせると吸収率がアップします。こちらは、チリメンジャコと大根おろしを和え、ゆず入りの合わせしょうゆをかける副菜。さっぱりしていて、箸休めにぴったりです。
・ピーマンの佃煮
チリメンジャコを甘辛く煮た佃煮は、常備菜にあるとうれしいですね。ピーマンと一緒に炒めると食感が楽しめますよ。チリメンジャコがカリカリになったタイミングでピーマンを入れるのがポイントです。
・春菊のサラダ 5分でできる! シンプルで簡単レシピ
ほろ苦さが特徴の春菊をサラダでいただきましょう。ドレッシング代わりに使うのは、ゴマ油で炒めたチリメンジャコ。カリッと香ばしく、ゴマ油の風味と合わさると極上のおいしさに。春菊の強い香りに負けない存在感を楽しめます。
・ジャコドレッシングのレタスサラダ
こちらは、ゴマ油を多めに使ってチリメンジャコと松の実を揚げるレシピ。ゴマ油を一緒にかけることで、レタスがほど良くしんなりしてたくさん食べられます。レタスを半分に切っただけの大胆な盛り付けは、おもてなしにも最適です。
・焼き厚揚げの大葉おろしのせ
焼いた厚揚げに大根おろしをのせる、定番のおつまみ。そのままでも十分おいしいですが、大根おろしにチリメンジャコと大葉を混ぜると上品な味わいに。どちらもたっぷり加えるのがおいしさの秘訣です。
・水菜とジャコのユズ炒め
チリメンジャコをカリカリに炒め、サッと火を通した水菜とのコントラストを楽しみましょう。水菜は生で食べられるため、炒めすぎないように注意。全体をザッと混ぜたら火を止めてOKです。ユズコショウの爽やかな香りがアクセントで、箸が進みますよ。
■<お弁当おかずにおすすめ>チリメンジャコレシピ7選
・ジャコと大葉の卵焼き
チリメンジャコ入りの卵焼きは、大人にも子どもにも喜ばれるお弁当おかず。こちらのレシピでは大葉を入れて彩りと香り豊かに仕上げます。大葉が苦手な子どもは万能ねぎで代用してもOK。チーズを一緒に巻いてもおいしいですよ。
・チリメンジャコとジャガイモの和風ガレット
サンドイッチやハンバーグなど洋風のお弁当に入れたいのが、チリメンジャコを使ったガレット。ジャガイモやピザ用チーズなども使っているので食べ応えがありますよ。小さく切って、隙間おかずにするのもおすすめ。ピックを刺して行楽弁当にしてもオシャレですね。
・ホウレン草とジャコの和え物
ホウレン草のお浸しにチリメンジャコをプラス。ショウガ汁の香りと爽やかで箸が進みます。チリメンジャコを油で炒めてから加えると、風味が増してよりおいしくなりますよ。
・ピーマンのカリカリジャコ炒め
ピーマンとチリメンジャコの炒め物に、ニンニクや松の実でアクセントを加えます。風味の強い食材を使うので、ピーマンはやや太めに切ると存在感を楽しめますよ。松の実がないときは、クルミで代用しても良いでしょう。
・シシトウとジャコのレンジ煮
お弁当作りで忙しい朝は、レンジを活用できるおかずが便利。シシトウとチリメンジャコ、麺つゆなどをボウルに入れて加熱すれば、ジュワッと味がしみた副菜の完成です。ピーマンで代用しても良いですし、仕上げにかつお節をまぶしてもOK。
・ホウレン草とジャコのバター炒め
和食のイメージがあるチリメンジャコですが、バターとの相性も良いんです。ホウレン草のバターソテーに加えると、旨味たっぷりに仕上がります。チリメンジャコの旨味があるので、塩コショウは控えめで十分。コロッケやエビフライ弁当のおかずにいかがでしょうか?
・ジャコジャガサラダ
粉ふきイモに炒めたチリメンジャコを加えた、ユニークなサラダです。味付けに甘酢を使うため、カルシウムの吸収率が上がるのもうれしいポイント。ほくほくのジャガイモにチリメンジャコの食感が楽しく、魚が苦手な子どもにも喜ばれますよ。
■栄養豊富なチリメンジャコをたくさん食べてみて!
チリメンジャコは頭から尻尾まで丸ごと食べられるため、栄養を余さず摂るのにもってこいの食材です。10分以内で作れるサラダや酢の物、お弁当に入れるとおいしい卵焼きや炒め物など、ご紹介したレシピはどれも簡単なものばかり。不足しがちなカルシウムを手軽に摂取できるので、ぜひ毎日の食卓に加えてみてくださいね。
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