失敗しない【マカロン】の作り方〜意外なマカロンの発祥地や人気フランス菓子レシピもご紹介♪
2023年11月12日 06:00
カラフルな色合いで丸くコロンとした「マカロン」。かわいらしい姿で、贈り物はもちろん、自分へのご褒美としても人気です。有名パティスリーのものを購入するのも良いのですが、一度手作りしてみませんか? 難しいと思うかもしれませんが、身近な材料でパリ風マカロンが作れますよ。
今回は、マカロンの基本の作り方とレシピ【4選】をご紹介。マカロンについてもわかりやすく解説しています。フランスの人気菓子&スイーツレシピ【7選】もぜひチェックを!
カラフルな2枚の生地にガナッシュやクリームをはさんだスタイルになったのは19世紀中頃。パリにある老舗洋菓子店「LADUREE(ラデュレ)」のピエール・デフォンテーヌ氏が考案しました。表面のつるつるした光沢感、フリルのようなピエが特徴的で、「マカロン・パリジャン」として世界中に認知されるように。1970年頃、日本に人気店が進出すると瞬く間に人気を博し、高級ギフトや手土産の定番になりました。
チョコレートと生クリームを混ぜたガナッシュをはさむ、とろける贅沢な味わいの本格レシピです。食紅をしっかりと混ぜることで均一なピンク色に仕上がります。見た目もかわいく、プレゼントに喜ばれること間違いなしです。
生地にココアパウダーを混ぜ、なめらかなチョコレートガナッシュをたっぷりはさみます。チョコ好きにイチオシです。使用するチョコレートはビターやスイートなどお好みで選んでくださいね。
黒ゴマや紫イモの風味がほんのり感じられる、和風マカロンです。絞り出す大きさは小さい方がかわいいですよ。サンドするクリームは電子レンジで簡単に作れて、半量に抹茶粉を混ぜ合わせれば2種類作れます。
生地にココナッツをプラス! 外はカリッ、中はネチッとした新食感のマカロンです。混ぜて焼くだけと簡単で、ココナッツの甘い香りがたまりません。濃いめのコーヒーや紅茶と一緒にどうぞ。
メレンゲにアーモンド生地を混ぜる焼き菓子です。コツは、マカロンとの違いはメレンゲの気泡を潰さないようにさっくりと混ぜ合わせること。外はサクサク、中はふんわりとした食感に仕上がります。小判型の2枚の生地にバタークリームをはさんで召し上がれ。
ガレットとはフランス語で「丸く焼いたもの」です。風味とコクの強い発酵バターをたっぷり使い、焼いているときから良い香りが漂います。1枚でもリッチで満足感があり、ワンランク上のクッキーを作りたいときにおすすめです。
フランス語で「ウフ」は卵、「ネージュ」は雪を意味し、茹でたメレンゲにカスタード風味のソースを添えます。ふわとろの口溶けがやみつきに! カラメルソースが全体の甘さを引き立ててくれます。手軽な材料でオシャレに仕上がるため、おもてなしにもぴったり。
フランス・ブルゴーニュ地方に伝わる、素朴な焼き菓子です。堅焼きプリンのようなモチモチとした食感で、主にドライプルーンを使います。甘い生地に酸味でアクセントをつけるのがポイントなので、リンゴ、アプリコット、イチゴなどでアレンジしても◎。
円盤状のパイ生地にカラメルシューを王冠のように飾り、中央にクリームを絞るケーキです。ほろ苦いカラメル、ボリューム満点&豪華な見た目で、フランスでは特別な日に食べられることが多いと言います。やや難易度は高いですが、ひとつひとつの工程はそれほど難しくありませんよ。
シュー生地にチーズを加える、フランス・ブルゴーニュ地方の焼き菓子です。レシピでは生地を緩めにして、丸みのある形に仕上げています。ほど良い塩気があり、サクッと軽い口当たりで、お酒のおつまみにも最適です。
ヌガーとは砂糖とハチミツなどを煮詰め、ナッツやドライフルーツを加えて冷やし固めたものです。ソフトキャンディの一種でキャラメルよりも粘りがあり、口の中でゆっくり溶けていきます。コーヒーに溶かしたり、砕いてアイスのトッピングにしたりとアレンジ可能です。
マカロンはやや難易度の高いお菓子ですが、自分で作ると美味しさもひとしお。初めて作る場合は、市販のマカロンミックスやマカロンシートを活用してもいいでしょう。基本の作り方をマスターしたら、色合いや味わいを変えてみてくださいね。
今回は、マカロンの基本の作り方とレシピ【4選】をご紹介。マカロンについてもわかりやすく解説しています。フランスの人気菓子&スイーツレシピ【7選】もぜひチェックを!
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■マカロンとは?
マカロンとは卵白・砂糖・アーモンドプードルなどを混ぜ合わせた焼き菓子です。フランス菓子として有名ですが、実はイタリアが発祥地。イタリア語で「練った生地を切った」を意味する“maccherone(マッケローネ)”に由来します。16世紀にイタリアのメディチ家の令嬢カトリーヌがフランス国王アンリ2世に嫁いだことでフランス国内に伝わりました。カラフルな2枚の生地にガナッシュやクリームをはさんだスタイルになったのは19世紀中頃。パリにある老舗洋菓子店「LADUREE(ラデュレ)」のピエール・デフォンテーヌ氏が考案しました。表面のつるつるした光沢感、フリルのようなピエが特徴的で、「マカロン・パリジャン」として世界中に認知されるように。1970年頃、日本に人気店が進出すると瞬く間に人気を博し、高級ギフトや手土産の定番になりました。
■マカロンの基本の作り方
粉類とメレンゲを混ぜ合わせる工程を「マカロナージュ」と言い、マカロン作りのもっとも重要な工程です。メレンゲの泡を潰しながら、気泡が均一になるように生地の固さ調節を行います。生地を落としてみて、ツヤのあるリボン状になれば成功です。丸口金で絞り、生地の表面を乾燥させてからオーブンで焼き上げましょう。手軽なマカロンの作り方をプロが伝授 byMAKOさん
【材料】(直径3cm 30個分)
卵白 50g
乾燥卵白 3g
グラニュー糖 15g
食紅(今回は赤) 少々
アーモンドプードル 60g
粉糖 110g
ジャム(市販:糖分低めのもの。今回はイチゴジャム使用) 適量
【下準備】
1、食紅が粉状のものなら分量外の少量の水で溶いておく。
2、アーモンドプードルと粉糖は合わせて振るっておく。
【作り方】
1、ボウルに卵白、乾燥卵白を入れてグラニュー糖を数回に分けて加え、しっかりとしたメレンゲを作る。
2、(1)に食紅を加えてさらに攪拌する。
3、(2)に合わせて振るったアーモンドプードル、粉糖を入れてゴムベラでサックリと混ぜる。
4、さらにメレンゲの泡をつぶすように混ぜ、のびがでるまで混ぜ続ける。
5、クッキングペーパーを敷いた天板に(4)を、丸口金をつけた絞り袋でお好みの大きさに統一にして絞っていく。
6、絞り終わりの角をなくすように天板をうちつけ、そのまま室温で40分放置する。
7、(6)を130℃に熱しておいたオーブンで7分焼き、さらに100℃に下げてから12分焼く。
8、焼き終わったらクッキングペーパーごとマカロンを天板からはずして冷ます。
9、(8)が冷めたらお好みのジャムをはさんでできあがり。
【材料】(直径3cm 30個分)
卵白 50g
乾燥卵白 3g
グラニュー糖 15g
食紅(今回は赤) 少々
アーモンドプードル 60g
粉糖 110g
ジャム(市販:糖分低めのもの。今回はイチゴジャム使用) 適量
【下準備】
1、食紅が粉状のものなら分量外の少量の水で溶いておく。
2、アーモンドプードルと粉糖は合わせて振るっておく。
【作り方】
1、ボウルに卵白、乾燥卵白を入れてグラニュー糖を数回に分けて加え、しっかりとしたメレンゲを作る。
2、(1)に食紅を加えてさらに攪拌する。
3、(2)に合わせて振るったアーモンドプードル、粉糖を入れてゴムベラでサックリと混ぜる。
4、さらにメレンゲの泡をつぶすように混ぜ、のびがでるまで混ぜ続ける。
5、クッキングペーパーを敷いた天板に(4)を、丸口金をつけた絞り袋でお好みの大きさに統一にして絞っていく。
6、絞り終わりの角をなくすように天板をうちつけ、そのまま室温で40分放置する。
7、(6)を130℃に熱しておいたオーブンで7分焼き、さらに100℃に下げてから12分焼く。
8、焼き終わったらクッキングペーパーごとマカロンを天板からはずして冷ます。
9、(8)が冷めたらお好みのジャムをはさんでできあがり。
■マカロンのおすすめレシピ4選
・失敗しないマカロン
チョコレートと生クリームを混ぜたガナッシュをはさむ、とろける贅沢な味わいの本格レシピです。食紅をしっかりと混ぜることで均一なピンク色に仕上がります。見た目もかわいく、プレゼントに喜ばれること間違いなしです。
・ココア風味のマカロン
生地にココアパウダーを混ぜ、なめらかなチョコレートガナッシュをたっぷりはさみます。チョコ好きにイチオシです。使用するチョコレートはビターやスイートなどお好みで選んでくださいね。
・和まかろん
出典:E・レシピ「和まかろん」
黒ゴマや紫イモの風味がほんのり感じられる、和風マカロンです。絞り出す大きさは小さい方がかわいいですよ。サンドするクリームは電子レンジで簡単に作れて、半量に抹茶粉を混ぜ合わせれば2種類作れます。
・ココマカロン
生地にココナッツをプラス! 外はカリッ、中はネチッとした新食感のマカロンです。混ぜて焼くだけと簡単で、ココナッツの甘い香りがたまりません。濃いめのコーヒーや紅茶と一緒にどうぞ。
■有名フランス菓子・デザートのレシピ7選
マカロンをはじめ、世界中から愛されているフランス菓子。華やかで美しいものから、どこか懐かしい素朴なものまで多彩です。フランス菓子を作りながら、優雅なおうち時間を楽しんでみませんか?・ダコワーズ
出典:E・レシピ「ダコワーズ」
メレンゲにアーモンド生地を混ぜる焼き菓子です。コツは、マカロンとの違いはメレンゲの気泡を潰さないようにさっくりと混ぜ合わせること。外はサクサク、中はふんわりとした食感に仕上がります。小判型の2枚の生地にバタークリームをはさんで召し上がれ。
・ガレット
出典:E・レシピ「ガレット」
ガレットとはフランス語で「丸く焼いたもの」です。風味とコクの強い発酵バターをたっぷり使い、焼いているときから良い香りが漂います。1枚でもリッチで満足感があり、ワンランク上のクッキーを作りたいときにおすすめです。
・ウフ・ア・ラ・ネージュ
フランス語で「ウフ」は卵、「ネージュ」は雪を意味し、茹でたメレンゲにカスタード風味のソースを添えます。ふわとろの口溶けがやみつきに! カラメルソースが全体の甘さを引き立ててくれます。手軽な材料でオシャレに仕上がるため、おもてなしにもぴったり。
・プルーンのファール
フランス・ブルゴーニュ地方に伝わる、素朴な焼き菓子です。堅焼きプリンのようなモチモチとした食感で、主にドライプルーンを使います。甘い生地に酸味でアクセントをつけるのがポイントなので、リンゴ、アプリコット、イチゴなどでアレンジしても◎。
・サントノーレ
円盤状のパイ生地にカラメルシューを王冠のように飾り、中央にクリームを絞るケーキです。ほろ苦いカラメル、ボリューム満点&豪華な見た目で、フランスでは特別な日に食べられることが多いと言います。やや難易度は高いですが、ひとつひとつの工程はそれほど難しくありませんよ。
・シャンパンに合うグジェール
シュー生地にチーズを加える、フランス・ブルゴーニュ地方の焼き菓子です。レシピでは生地を緩めにして、丸みのある形に仕上げています。ほど良い塩気があり、サクッと軽い口当たりで、お酒のおつまみにも最適です。
・キャラメルヌガー
ヌガーとは砂糖とハチミツなどを煮詰め、ナッツやドライフルーツを加えて冷やし固めたものです。ソフトキャンディの一種でキャラメルよりも粘りがあり、口の中でゆっくり溶けていきます。コーヒーに溶かしたり、砕いてアイスのトッピングにしたりとアレンジ可能です。
マカロンはやや難易度の高いお菓子ですが、自分で作ると美味しさもひとしお。初めて作る場合は、市販のマカロンミックスやマカロンシートを活用してもいいでしょう。基本の作り方をマスターしたら、色合いや味わいを変えてみてくださいね。
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