新年の縁起物【雑煮】の作り方・レシピ15選〜関東風・関西風・創作などバラエティ豊富
2023年12月30日 05:00
お正月と言えば、お雑煮。一年の豊作や家族みんなが健康に過ごせるようにと願いを込めて食べられる料理です。関東、関西など地域によって作り方や具材が異なり、各家庭にはおふくろの味がありますよね。これといった決まりはなく、自由なアレンジで楽しめるのが魅力です。
今回は、雑煮の基本の作り方のほか、定番の関東風すまし仕立て、関西風白みそ仕立て、創作雑煮など多彩なレシピをご紹介。カレー味やエスニックも登場しますよ。
昆布とかつおで一番出汁を取りましょう。出汁の豊かな香りがフワッと広がり、上品な味わいです。シイタケやニンジンを飾り切りにすれば、見た目も華やかな一品に。お好みでゆずの皮を添えて召し上がれ。
すまし仕立てのお雑煮は鶏肉を入れるのが定番ですが、お正月などのハレの日には鴨肉を入れてみるのはいかがですか? 鴨の独特の旨みが広がりますよ。たっぷりの白ネギやゆずの香りも相まって贅沢な味わいを楽しめます。
エビをプラスすれば、味も見た目も豪華な一杯に大変身。ほど良い香ばしさがつゆに加わり、シンプルなすまし汁がワンランクUPします。エビは「腰が曲がるまで元気に」と長寿を願う縁起物でもあり、新年を迎える大切な日にふさわしいですね。
かつおと昆布の合わせ出汁に、セリのほろ苦さがいいアクセント。東北地方でセリは、お雑煮の定番食材なんです。今年は七草がゆだけでなく、お雑煮にも入れて味わってみてはいかがでしょうか?
里芋を丸ごと入れてボリューム満点! 白みそは多めに入れるのがポイントです。しっかりと塩気が感じられて、おせち料理とも相性バッチリ。仕上げにかつお節、からしを加えて召し上がれ。
甘めの白みそをたっぷり使う京風のお雑煮です。まったりとした味わいで、一口頬張ると、ホッと落ち着いた気持ちに。ねっとり食感のエビ芋や金時ニンジンを入れるため、食べ応えもGOODです。
仕上げにさっぱりとした大根おろしをプラス。味のバランスが良く、飽きずに食べられます。ほど良くとろみがついていて、体も温まり、胃にもやさしいのがうれしいですね。
豆乳+白みそで仕上げる新発想のお雑煮です。コクを感じるまろやかな味わいで、お餅や野菜が美味しくいただけます。いつものお雑煮に飽きてきたら、ぜひお試しを。
お餅は焼いてからお椀に入れることで香ばしさがUP! しょう油ベースの汁とよく合い、お餅が何個でも食べられちゃいそうです。お餅と汁のそれぞれを楽しみたい方は焼くのがおすすめ。
お餅はほかの具材と一緒に煮るのがポイント。ほど良く溶けてお雑煮に少しとろみがつき、コクのある白みそベースの汁がからんで格別です。トロトロとしたお餅が好きな方は煮るのがおすすめ!
韓国のお餅「トック」を使って、エスニック風にアレンジ。牛肉×ゴマ油でパンチがあり、具だくさんでボリューム満点です。トックは歯応えがあり、日本のお餅と違って加熱しても伸びないのが特徴。常備しておくと、スープや炒め物にも活用できますよ。
ショウガの風味を効かせた中華風スープはお餅と好相性! 具材は鶏肉、冬瓜、里芋、ニンジンと栄養バランスが良いです。葛でトロミをつけるので食べやすいのも魅力。
みんなが好きなカレーをお雑煮でも楽しみましょう。具材はお好みのものでOK。麺つゆ×カレー粉でお蕎麦屋さんのような和風の味つけになり、お餅のほかに中華麺やそばを入れても美味しそうです。
白菜をメインに使う田舎風のお雑煮です。甘みが増した白菜とお餅のトロトロ具合がたまりません。どこか懐かしさを感じる素朴な味わいです。
気分を変えたくなったら、お雑煮に明太子をトッピングするのはいかがでしょうか。プチプチ食感と塩気がアクセントになり、ひと味違った美味しさです。お正月だけでなく、普段から試してみたくなりますね。
年の始めは美味しいお雑煮を作って、晴れやかな気持ちで新年をスタートさせましょう。お正月の三が日はお雑煮を何回か食べますよね。毎回、同じで飽きてきたら、今回ご紹介したアレンジレシピをぜひ参考にしてみてくださいね。
今回は、雑煮の基本の作り方のほか、定番の関東風すまし仕立て、関西風白みそ仕立て、創作雑煮など多彩なレシピをご紹介。カレー味やエスニックも登場しますよ。
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■基本の雑煮の作り方
全国的に主流な関東風すまし仕立てのお雑煮です。出汁と鶏肉の旨みをしっかりと効かせ、シンプルながらも味わい深い仕上がりに。具材はカマボコ(紅白)、シイタケ、青菜、ニンジンなどが定番です。すまし仕立てのお雑煮~出汁が決め手!
【材料】(2人分)
お餅 2~4個
鶏もも肉 1/4枚
酒 大さじ 2
塩 少々
だし汁 60ml
大根(縦半分) 3cm
ニンジン(あれば金時ニンジン) 2cm
シイタケ(生) 2個
水菜 1/4束
だし汁 450ml
酒 大さじ 2
塩 小さじ 2/3
薄口しょうゆ 大さじ 1
ユズ皮 適量
【下準備】
1、鶏もも肉は食べやすい大きさに切り、酒、塩、だし汁で下ゆでする。
2、大根、ニンジン(あれば金時ニンジン)は食べやすい大きさに切る。
3、シイタケは軸を切り落とし、笠を六角形に切る。水菜は水洗いして根元を切り落とし、長さ3cmに切る。
4、お餅は焼き網で薄く焼き色がつく位に焼く。
【作り方】
1、鍋にだし汁、酒、塩、薄口しょうゆを加えて強火にかけ、煮たったら大根、ニンジンを加えて火が通ったらいったん取り出す。
2、続けてシイタケを加え、火が通ったら取り出す。火を止めて水菜を加え、しんなりしたらいったん取り出す。
3、(1)の鍋を中火にかけ、焼き餅を加えて焼き餅が柔らかくなったら火を止める。お椀にお餅、鶏もも肉、大根、ニンジン、シイタケを盛り合わせ、熱々のだし汁をかけて水菜を添え、ユズ皮をのせる。
【このレシピのポイント・コツ】
お餅を2個食べる時は、主食として楽しんで下さい。
【材料】(2人分)
お餅 2~4個
鶏もも肉 1/4枚
酒 大さじ 2
塩 少々
だし汁 60ml
大根(縦半分) 3cm
ニンジン(あれば金時ニンジン) 2cm
シイタケ(生) 2個
水菜 1/4束
だし汁 450ml
酒 大さじ 2
塩 小さじ 2/3
薄口しょうゆ 大さじ 1
ユズ皮 適量
【下準備】
1、鶏もも肉は食べやすい大きさに切り、酒、塩、だし汁で下ゆでする。
2、大根、ニンジン(あれば金時ニンジン)は食べやすい大きさに切る。
3、シイタケは軸を切り落とし、笠を六角形に切る。水菜は水洗いして根元を切り落とし、長さ3cmに切る。
4、お餅は焼き網で薄く焼き色がつく位に焼く。
【作り方】
1、鍋にだし汁、酒、塩、薄口しょうゆを加えて強火にかけ、煮たったら大根、ニンジンを加えて火が通ったらいったん取り出す。
2、続けてシイタケを加え、火が通ったら取り出す。火を止めて水菜を加え、しんなりしたらいったん取り出す。
3、(1)の鍋を中火にかけ、焼き餅を加えて焼き餅が柔らかくなったら火を止める。お椀にお餅、鶏もも肉、大根、ニンジン、シイタケを盛り合わせ、熱々のだし汁をかけて水菜を添え、ユズ皮をのせる。
【このレシピのポイント・コツ】
お餅を2個食べる時は、主食として楽しんで下さい。
■【すまし仕立て】雑煮レシピ4選
すまし仕立てのお雑煮は一番出汁にしょう油で味つけするのが特徴。別名「菜鶏(名取り)雑煮」とも呼ばれ、青菜と鶏肉を入れます。・お雑煮(すまし)
昆布とかつおで一番出汁を取りましょう。出汁の豊かな香りがフワッと広がり、上品な味わいです。シイタケやニンジンを飾り切りにすれば、見た目も華やかな一品に。お好みでゆずの皮を添えて召し上がれ。
・鴨だし雑煮
すまし仕立てのお雑煮は鶏肉を入れるのが定番ですが、お正月などのハレの日には鴨肉を入れてみるのはいかがですか? 鴨の独特の旨みが広がりますよ。たっぷりの白ネギやゆずの香りも相まって贅沢な味わいを楽しめます。
・焼きエビ入りお雑煮
エビをプラスすれば、味も見た目も豪華な一杯に大変身。ほど良い香ばしさがつゆに加わり、シンプルなすまし汁がワンランクUPします。エビは「腰が曲がるまで元気に」と長寿を願う縁起物でもあり、新年を迎える大切な日にふさわしいですね。
・セリ雑煮
かつおと昆布の合わせ出汁に、セリのほろ苦さがいいアクセント。東北地方でセリは、お雑煮の定番食材なんです。今年は七草がゆだけでなく、お雑煮にも入れて味わってみてはいかがでしょうか?
■【白みそ仕立て】雑煮レシピ4選
白みそ仕立てのお雑煮は甘く豊かな風味で、白く濁っているのが特徴。金時ニンジン、里芋、大根などの根菜類を入れることが多いです。・白みそのお雑煮
里芋を丸ごと入れてボリューム満点! 白みそは多めに入れるのがポイントです。しっかりと塩気が感じられて、おせち料理とも相性バッチリ。仕上げにかつお節、からしを加えて召し上がれ。
・京風雑煮
甘めの白みそをたっぷり使う京風のお雑煮です。まったりとした味わいで、一口頬張ると、ホッと落ち着いた気持ちに。ねっとり食感のエビ芋や金時ニンジンを入れるため、食べ応えもGOODです。
・みぞれお雑煮
仕上げにさっぱりとした大根おろしをプラス。味のバランスが良く、飽きずに食べられます。ほど良くとろみがついていて、体も温まり、胃にもやさしいのがうれしいですね。
・豆乳白みそお雑煮
豆乳+白みそで仕上げる新発想のお雑煮です。コクを感じるまろやかな味わいで、お餅や野菜が美味しくいただけます。いつものお雑煮に飽きてきたら、ぜひお試しを。
■【焼き餅・煮る餅】おすすめ雑煮レシピ2選
お雑煮に使うお餅は「丸餅」と「角餅(切り餅)」の2種類があります。丸い形は「円満」を表し、縁起が良いことから西日本では丸餅が主流だった一方、東日本では一度にたくさん作れる角餅が重宝されました。・焼く派! 角餅入りおすましのお雑煮
お餅は焼いてからお椀に入れることで香ばしさがUP! しょう油ベースの汁とよく合い、お餅が何個でも食べられちゃいそうです。お餅と汁のそれぞれを楽しみたい方は焼くのがおすすめ。
・煮る派! 丸餅入り白みそ仕立てのお雑煮
お餅はほかの具材と一緒に煮るのがポイント。ほど良く溶けてお雑煮に少しとろみがつき、コクのある白みそベースの汁がからんで格別です。トロトロとしたお餅が好きな方は煮るのがおすすめ!
■【創作・アレンジ具材】雑煮レシピ5選
今年のお雑煮はいつもと趣向を変えてみませんか? エスニックや中華風、カレー味など新しい美味しさを発見できますよ。・エスニックお雑煮
韓国のお餅「トック」を使って、エスニック風にアレンジ。牛肉×ゴマ油でパンチがあり、具だくさんでボリューム満点です。トックは歯応えがあり、日本のお餅と違って加熱しても伸びないのが特徴。常備しておくと、スープや炒め物にも活用できますよ。
・冬瓜と鶏肉の中華風お雑煮
ショウガの風味を効かせた中華風スープはお餅と好相性! 具材は鶏肉、冬瓜、里芋、ニンジンと栄養バランスが良いです。葛でトロミをつけるので食べやすいのも魅力。
・お雑煮カレー風味
みんなが好きなカレーをお雑煮でも楽しみましょう。具材はお好みのものでOK。麺つゆ×カレー粉でお蕎麦屋さんのような和風の味つけになり、お餅のほかに中華麺やそばを入れても美味しそうです。
・白菜と油揚げのとろとろ雑煮
白菜をメインに使う田舎風のお雑煮です。甘みが増した白菜とお餅のトロトロ具合がたまりません。どこか懐かしさを感じる素朴な味わいです。
・大根と明太子のお雑煮
気分を変えたくなったら、お雑煮に明太子をトッピングするのはいかがでしょうか。プチプチ食感と塩気がアクセントになり、ひと味違った美味しさです。お正月だけでなく、普段から試してみたくなりますね。
年の始めは美味しいお雑煮を作って、晴れやかな気持ちで新年をスタートさせましょう。お正月の三が日はお雑煮を何回か食べますよね。毎回、同じで飽きてきたら、今回ご紹介したアレンジレシピをぜひ参考にしてみてくださいね。
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