キャベツとレタスの違いと見分け方!選び方やおすすめレシピもご紹介
2021年12月3日 00:00
サラダなどによく使われるキャベツとレタス。どちらも葉が丸まっている形で、よく似ていますよね。料理経験の少ない人の中には、キャベツとレタスの違いがよくわからない、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
キャベツとレタスはそれぞれに違う特徴があるので、1度覚えてしまえば簡単に見分けることができます。今回はキャベツとレタスの違いと見分け方、おすすめのレシピなどをご紹介します。
キャベツとレタスはよく似た野菜ですが、生まれも育ちも全く違います。それぞれの歴史背景や産地、栄養の違いを解説します。
キャベツはアブラナ科、レタスはキク科であるため全く違った植物に分類されます。属している科が違うために栄養や食感に違いがあり、原産地や歴史のほかに元となった野菜も異なります。
キャベツにはモンシロチョウが卵を産みますが、キク科のレタスには産みません。また切ったときの切り口に、白い汁が出るのはレタスだけといった違いもあります。
キャベツとレタスは、原産地や日本に入ってきた経緯が異なります。それぞれの歴史を比べてみましょう。
キャベツは、ヨーロッパ地中海や大西洋沿岸が原産地の野菜です。紀元前600年頃にケルト人によって栽培された「ケール」がルーツといわれています。元々は球体ではありませんでしたが、約1,000年前に現在の葉が丸まった形に変化したのがキャベツの始まりです。
日本では、江戸時代末期あたりから栽培されるようになりました。その後明治、大正時代と栽培が広まり、昭和時代からはよく食べられる野菜の1つとなりました。
レタスはエジプトや地中海沿岸が原産地の野菜です。約2,500年以上も前の古代エジプトで作られたのが最初といわれています。
この頃のレタスは葉が丸まっておらず、葉が伸びた形をしていました。日本には、奈良時代に中国から「ちしゃ」という名前で入ってきていますが、やはりこちらも丸まっていないものでした。
今の形のように球体になったものは、江戸時代後半から明治時代にかけてヨーロッパから輸入されたものが最初といわれています。一般家庭に普及し始めたのは昭和の中頃あたりから。サラダが食卓に上がるようになったのも、この時期だといわれています。
キャベツもレタスも15℃くらいの生育温度で栽培されます。四季があり気温が変化する日本では、季節によって栽培方法や産地が変わるのも特徴の1つです。
春から夏にかけての時期は神奈川県や千葉県、夏の暑い時期は群馬県、冬の時期は温暖な愛知県がキャベツの主な生産地です。夏は涼しい地域で、冬は温かい地域と栽培される地域が変わります。
レタスの主な産地は長野県です。レタスは涼しい気候で育つ野菜ですので、高地で涼しい気候の地域である長野県が全国1位の生産地です。キャベツと同様に季節によって生産地が変わり、春や秋は茨城県や群馬県、冬は温かい愛知県などで多く栽培されています。
キャベツとレタスの栄養をそれぞれ比較してみましょう。
キャベツはレタスに比べて、ビタミンCが多く含まれています。またキャベツにはビタミンUという、ビタミン様物質が含まれているのが特徴です。ビタミンUは別名「キャベジン」とも呼ばれ、胃の粘膜を保護するはたらきがあるとされています。
とんかつの付け合わせにキャベツの千切りが添えられているのは、理にかなっているといえますね。
レタスはほとんどが水分ですが、βカロテンがキャベツに比べて多いことが特徴です。人参やピーマンなどに比べると少なめではありますが、βカロテンには皮膚や粘膜を保護したり、免疫力を高めたりといった効果が期待できます。
また、レタスには水分を排出するはたらきが望める、カリウムがキャベツより多く含まれています。
キャベツとレタスはどちらも丸い黄緑色の野菜ですが、よく見ると葉の形状や色合いに違いがあります。こちらでは、見た目・重さ・食感や味の違いについてご紹介します。
キャベツは淡い黄緑色をしているのに対して、レタスは種類によって濃い緑色のものもあります。茎の切り口を見るとキャベツは白いままであるのに対して、レタスは白い汁がついていたり赤くなっていたりするものがあるのも大きな違いです。
また切ったときに葉の詰まり具合を見ると、キャベツはキッチリとしていて隙間があまりないのに対し、レタスはふんわりと葉と葉の間に隙間が見られます。
キャベツの葉は厚みがありしっかり詰まっているため、重さもずっしりとしています。対してレタスは、葉の間に隙間がある上に葉自体が軽いため、大きさの割には持ったときの重さはあまり感じません。
キャベツとレタスは食感や味にも違いがあります。キャベツの葉は厚みがあり、食べたときの食感もパリッとしています。火を通しても食感が残りやすいため、炒め物にしても存在感があるのが特徴です。そのまま食べてもほのかに甘みを感じますが、火を通すとさらにその甘みが強くなります。
対してレタスは葉がふんわりとしていて、柔らかく食べやすいのが特徴です。キャベツよりも甘みは少なく、緑色が濃い部分は若干苦味を感じることもあります。熱を加えるとシャキッとした食感がなくなり苦味が強くなるため、炒め物に使うときはサッと火を通すだけにとどめるのがおすすめです。
おいしいキャベツは、持ったときにズシっとした重みが感じられます。重みがあるということは、キャベツの水分が多くみずみずしい証拠です。外側の葉が白っぽくなっておらず、緑が濃いものも新鮮なキャベツといえます。
茎が太すぎると葉の根元も固いことがあるので、切り口が太すぎるものは避けるのがおすすめです。また半分などにカットしてあるものを購入する際には、切り口が変色していないきれいなものを選びましょう。
レタスはみずみずしい方ががおいしいため、葉の表面にハリがあるかや切り口が白く新しいかどうかなどが判断基準になります。
切り口が小さめの方が水分が出にくいため、新鮮さを保ててシャキッとした食感が長続きしますよ。また、葉がふんわりとしているものがよいため、持った感じは軽い方がおいしいレタスです。
キャベツをトロトロなるまで煮込むとぐっと甘みが増します。キャベツがたくさん食べられるスープです。
ロールキャベツと相性のよいトマトソースがやみつきになります!トマト缶を使ったソースで、トロトロになったキャベツが絶品。
キャベツを使ってボリュームたっぷり!
仕上げにレタスを入れることでしゃっきりさっぱり本格的なチャーハンが出来上がり。基本を抑えたシンプルな味付けで大満足。大きく切った具材がポイントです。
レタスや海藻サラダがたっぷりのサラダです。
作り置き甘酢は、酢300mlと砂糖大さじ8と塩小さじ2を混ぜ合わせ、煮立たせるだけで簡単に作れます!詳しくは下記のレシピをご確認ください。
たっぷりのレタス、ソーセージ、溶き卵のスープです。レタスは最後に加えてシャキシャキ感を残すのがポイント!
今回は、キャベツとレタスの違いや見分け方などをご紹介しました。どちらも葉が丸まった野菜なので同じ仲間かと思われがちですが、全く別の野菜であることがおわかりいただけたかと思います。
キャベツは生で食べるのもおいしいですが、よく火を通すことで甘味が強くなります。対してレタスはシャキッとした食感が特徴的で、火を通し過ぎると食感が損なわれ苦みも強くなります。
キャベツとレタスそれぞれに合った調理法で、おいしく召し上がって下さいね。料理の際にはぜひ、今回ご紹介したレシピも参考にしてみてください。
《参考》
・文部科学省「 日本食品標準成分表2015年版(七訂)PDF」
キャベツとレタスはそれぞれに違う特徴があるので、1度覚えてしまえば簡単に見分けることができます。今回はキャベツとレタスの違いと見分け方、おすすめのレシピなどをご紹介します。
©https://www.photo-ac.com/
目次 [開く]
■キャベツとレタスの違いとは?
©https://pixabay.com/ja/
キャベツとレタスはよく似た野菜ですが、生まれも育ちも全く違います。それぞれの歴史背景や産地、栄養の違いを解説します。
・キャベツとレタスは別の植物
キャベツはアブラナ科、レタスはキク科であるため全く違った植物に分類されます。属している科が違うために栄養や食感に違いがあり、原産地や歴史のほかに元となった野菜も異なります。
キャベツにはモンシロチョウが卵を産みますが、キク科のレタスには産みません。また切ったときの切り口に、白い汁が出るのはレタスだけといった違いもあります。
・キャベツとレタスの歴史
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キャベツとレタスは、原産地や日本に入ってきた経緯が異なります。それぞれの歴史を比べてみましょう。
キャベツの歴史
キャベツは、ヨーロッパ地中海や大西洋沿岸が原産地の野菜です。紀元前600年頃にケルト人によって栽培された「ケール」がルーツといわれています。元々は球体ではありませんでしたが、約1,000年前に現在の葉が丸まった形に変化したのがキャベツの始まりです。
日本では、江戸時代末期あたりから栽培されるようになりました。その後明治、大正時代と栽培が広まり、昭和時代からはよく食べられる野菜の1つとなりました。
レタスの歴史
レタスはエジプトや地中海沿岸が原産地の野菜です。約2,500年以上も前の古代エジプトで作られたのが最初といわれています。
この頃のレタスは葉が丸まっておらず、葉が伸びた形をしていました。日本には、奈良時代に中国から「ちしゃ」という名前で入ってきていますが、やはりこちらも丸まっていないものでした。
今の形のように球体になったものは、江戸時代後半から明治時代にかけてヨーロッパから輸入されたものが最初といわれています。一般家庭に普及し始めたのは昭和の中頃あたりから。サラダが食卓に上がるようになったのも、この時期だといわれています。
・キャベツとレタスの主な産地は?
©https://unsplash.com/
キャベツもレタスも15℃くらいの生育温度で栽培されます。四季があり気温が変化する日本では、季節によって栽培方法や産地が変わるのも特徴の1つです。
キャベツの主な産地
春から夏にかけての時期は神奈川県や千葉県、夏の暑い時期は群馬県、冬の時期は温暖な愛知県がキャベツの主な生産地です。夏は涼しい地域で、冬は温かい地域と栽培される地域が変わります。
レタスの主な産地
レタスの主な産地は長野県です。レタスは涼しい気候で育つ野菜ですので、高地で涼しい気候の地域である長野県が全国1位の生産地です。キャベツと同様に季節によって生産地が変わり、春や秋は茨城県や群馬県、冬は温かい愛知県などで多く栽培されています。
・キャベツとレタスの栄養
©https://www.photo-ac.com/
キャベツとレタスの栄養をそれぞれ比較してみましょう。
キャベツの栄養(可食部100gあたり)
- カロリー…23kcal
- タンパク質…1.3g
- 炭水化物…5.2g
- ビタミンC…41mg
- βカロテン…50ug
- ビタミンK…78ug
とんかつの付け合わせにキャベツの千切りが添えられているのは、理にかなっているといえますね。
レタスの栄養(可食部100gあたり)
- カロリー…12kcal
- タンパク質…0.6g
- 炭水化物…2.8g
- ビタミンC…5mg
- βカロテン…240ug
- カリウム…200mg
レタスはほとんどが水分ですが、βカロテンがキャベツに比べて多いことが特徴です。人参やピーマンなどに比べると少なめではありますが、βカロテンには皮膚や粘膜を保護したり、免疫力を高めたりといった効果が期待できます。
また、レタスには水分を排出するはたらきが望める、カリウムがキャベツより多く含まれています。
■キャベツとレタスの違いと見分け方
キャベツとレタスはどちらも丸い黄緑色の野菜ですが、よく見ると葉の形状や色合いに違いがあります。こちらでは、見た目・重さ・食感や味の違いについてご紹介します。
・見た目の違い
キャベツは淡い黄緑色をしているのに対して、レタスは種類によって濃い緑色のものもあります。茎の切り口を見るとキャベツは白いままであるのに対して、レタスは白い汁がついていたり赤くなっていたりするものがあるのも大きな違いです。
また切ったときに葉の詰まり具合を見ると、キャベツはキッチリとしていて隙間があまりないのに対し、レタスはふんわりと葉と葉の間に隙間が見られます。
・重さの違い
キャベツの葉は厚みがありしっかり詰まっているため、重さもずっしりとしています。対してレタスは、葉の間に隙間がある上に葉自体が軽いため、大きさの割には持ったときの重さはあまり感じません。
・食感や味の違い
キャベツとレタスは食感や味にも違いがあります。キャベツの葉は厚みがあり、食べたときの食感もパリッとしています。火を通しても食感が残りやすいため、炒め物にしても存在感があるのが特徴です。そのまま食べてもほのかに甘みを感じますが、火を通すとさらにその甘みが強くなります。
対してレタスは葉がふんわりとしていて、柔らかく食べやすいのが特徴です。キャベツよりも甘みは少なく、緑色が濃い部分は若干苦味を感じることもあります。熱を加えるとシャキッとした食感がなくなり苦味が強くなるため、炒め物に使うときはサッと火を通すだけにとどめるのがおすすめです。
■キャベツとレタスの選び方とは?
©https://pixabay.com/ja/
・おいしいキャベツの選び方
おいしいキャベツは、持ったときにズシっとした重みが感じられます。重みがあるということは、キャベツの水分が多くみずみずしい証拠です。外側の葉が白っぽくなっておらず、緑が濃いものも新鮮なキャベツといえます。
茎が太すぎると葉の根元も固いことがあるので、切り口が太すぎるものは避けるのがおすすめです。また半分などにカットしてあるものを購入する際には、切り口が変色していないきれいなものを選びましょう。
・おいしいレタスの選び方
レタスはみずみずしい方ががおいしいため、葉の表面にハリがあるかや切り口が白く新しいかどうかなどが判断基準になります。
切り口が小さめの方が水分が出にくいため、新鮮さを保ててシャキッとした食感が長続きしますよ。また、葉がふんわりとしているものがよいため、持った感じは軽い方がおいしいレタスです。
■キャベツを使ったおすすめレシピ3選
・キャベツのトロトロスープ煮
キャベツをトロトロなるまで煮込むとぐっと甘みが増します。キャベツがたくさん食べられるスープです。
材料(2人分)
- キャベツ 1/2個
- ベーコン(薄切り) 50g
- ニンニク 1片
- 水 600ml
- 固形スープの素 2個
- 塩 適量
- 粗びき黒コショウ 適量
作り方
- キャベツは大きめのザク切りにする。ベーコンも食べやすい大きさに切る。ニンニクは薄切りにする。
- 鍋に(1)と水を入れて強火にかける。煮たったら固形スープの素を加えて溶かし、弱火にして蓋をして30分ほど煮る。途中で水が少なくなるようでしたら足してください。
- 味を見て塩気が足りないようなら、塩を適量加えて味を調える。器に注ぎ、食べる直前にお好みで粗びき黒コショウをかける。
・トマトソースのやわらかロールキャベツ
ロールキャベツと相性のよいトマトソースがやみつきになります!トマト缶を使ったソースで、トロトロになったキャベツが絶品。
材料(4人分)
- キャベツ 8~12枚
- ドライパセリ 小1
- 合いびき肉 250g
- 玉ネギ 1/2個
- パン粉 1/4カップ
- 塩 小1/2
- コショウ 少々
- 牛乳 大3
- ナツメグ 少々
- 水煮トマト(缶) 1缶(1缶400g入り)
- ケチャップ 大3
- ウスターソース 大1
- 砂糖 小2
- 塩 小1
- ローリエ 2枚
- 固形ブイヨン 2個
- コショウ 少々
- ナツメグ 少々
下準備
- キャベツは芯をくりぬき、くり抜いた部分を流水に当てながら水圧で1枚ずつそっとはがす。たっぷりの熱湯でゆで、冷めれば軸の固い部分を削ぎ切り、細かく刻む。耐熱ボウルに水でぬれたままのキャベツの葉を重ねて入れ、ラップをかけ電子レンジで加熱しても。簡単です。
- 玉ネギはみじん切りにし、サラダ油少々で炒め、冷ましておく。
作り方
- ボウルに<種>の材料、みじん切りにしたキャベツの茎を加え、よく混ぜ合わせる。
- キャベツの葉を広げ、水気を軽く押さえ、1の1/8量を俵型にまとめたものをのせ、巻きながら包む。巻き終わりは楊子で止める。
- ロールキャベツが8個きっちり並ぶ位の鍋に、2の巻き終わりを下にして並べ、<調味料>を加える。
- 落とし蓋をし、更に鍋の蓋をして15分中火で煮る。蓋をとって更に10分煮て味をふくませる。時々、上下を返して下さい。
- 器に盛りつけ、ドライパセリを散らす。好みで軽くホイップした生クリームをかけてもまろやかになって美味しいですよ。
・キャベツメンチカツ
キャベツを使ってボリュームたっぷり!
材料(2人分)
- 合いびき肉 200g
- 塩 少々
- 粗びき黒コショウ 少々
- キャベツ 1/4個
- 玉ネギ 1/4個
- 溶き卵 1/2個分
- パン粉 大さじ1
- 牛乳 大さじ1
- ピーマン 1~2個
- 揚げ油 適量
- 小麦粉 大さじ2
- 溶き卵 1/2個
- パン粉 大さじ6
- ケチャップ 大さじ2
- ウスターソース 小さじ4
- 粒マスタード 小さじ1
下準備
- キャベツと玉ネギはみじん切りにする。パン粉と牛乳は合わせておく。<ソース>の材料は混ぜ合わせる。ピーマンは縦半分に切ってヘタと種を取り、ひとくち大に切る。
作り方
- 合いびき肉に塩、粗びき黒コショウを加え、粘りが出るまでよく混ぜ、キャベツ、玉ネギ、溶き卵、牛乳、パン粉を加え、よく混ぜる。
- (1)を空気を抜きながら4つのハンバーグ型に成型し、<衣>の小麦粉、溶き卵、パン粉を順に付ける。
- 170℃に温めた揚げ油で5分程火が通るまで揚げる。ピーマンをサッと揚げ、分量外の塩を少々振る。
- 器に盛り付け、<ソース>を添える。
■レタスを使ったおすすめレシピ3選
・しっとりパラパラ基本のレタスチャーハン
仕上げにレタスを入れることでしゃっきりさっぱり本格的なチャーハンが出来上がり。基本を抑えたシンプルな味付けで大満足。大きく切った具材がポイントです。
材料(2人分)
- 焼豚(かたまり) 100g
- レタス 2枚
- 溶き卵 2個分
- 塩コショウ 少々
- ご飯(炊きたて) 茶碗2杯分
- 顆粒中華スープの素 小さじ1
- 塩コショウ 少々
- しょうゆ 小さじ1
- ごま油 適量
下準備
- 焼豚は1cm角に切る。レタスは水洗いして水気をきり、細かくちぎる。溶き卵に塩コショウを加えて混ぜる。
作り方
- フライパンにゴマ油を強火で熱し、溶き卵を流し入れて大きく混ぜる。かたまり始めたら、ご飯を加えてパラッとなるまでしっかり炒める。
- 焼豚を加え、顆粒中華スープの素と塩コショウで味を調える。レタスを加え、鍋肌からしょうゆをまわし入れてサッと炒め合わせ、器に盛る。
・レタスと海藻のサラダ
レタスや海藻サラダがたっぷりのサラダです。
材料(4人分)
- レタス 1/2個
- 貝われ菜 1/2パック
- 海藻サラダ(乾燥) 1/2袋
- プチトマト 4~6個
- 松の実 大さじ1
- 作り置き甘酢 小さじ2
- レモン汁 小さじ2
- EVオリーブ油 大さじ1
- 塩コショウ 少々
- 練りからし 少々
- しょうゆ 小さじ1
下準備
- レタスは食べやすい大きさに手でちぎり、水に放つ。ザルに上げて水気をきり、抗菌のビニール袋に入れて、冷蔵庫で冷やしておく。
- 貝われ菜は水洗いし、水気をきる。根元を切り落とし、長さを半分に切る。海藻サラダは、水で柔らかく戻し、水気をきる。
- プチトマトは水洗いしてヘタを取り、縦半分に切る。松の実はフライパンで香ばしく煎る。大きめのボウルに<ドレッシング>の材料を混ぜ合わせる。
作り方
- 食べる直前にレタス、貝われ菜を<ドレッシング>と混ぜ合わせて器に盛る。海藻サラダも<ドレッシング>にからめて盛り合わせ、プチトマトを添えて松の実を散らす。
・あと一品に!シャキシャキレタスとふんわり卵のスープ
たっぷりのレタス、ソーセージ、溶き卵のスープです。レタスは最後に加えてシャキシャキ感を残すのがポイント!
材料(4人分)
- レタス 1/2個
- ソーセージ 5~6本
- 卵 1個
- 水 700~800ml
- 固形スープの素 1個
- 塩コショウ 少々
- 片栗粉 大さじ1
- 水 大さじ3
下準備
- レタスは手で大きめにちぎり、水に放ってパリッとさせる。
- ソーセージは厚さ5mmの輪切りにする。
- <水溶き片栗>の材料を混ぜ合わせておく。
作り方
- 鍋に水と固形スープの素を入れて火にかけ、固形スープの素が溶けたらソーセージを加える。
- 煮たったら<水溶き片栗>を加え、トロミがついたら溶き卵を加え、菜ばしで大きく円を描くように混ぜ合わせる。卵がふんわり浮かんできたら火を止める。
- (2)に水気をきったレタスを加え、塩コショウで味を調えて器によそう。
■キャベツとレタスは見た目は似ているけど別物!
今回は、キャベツとレタスの違いや見分け方などをご紹介しました。どちらも葉が丸まった野菜なので同じ仲間かと思われがちですが、全く別の野菜であることがおわかりいただけたかと思います。
キャベツは生で食べるのもおいしいですが、よく火を通すことで甘味が強くなります。対してレタスはシャキッとした食感が特徴的で、火を通し過ぎると食感が損なわれ苦みも強くなります。
キャベツとレタスそれぞれに合った調理法で、おいしく召し上がって下さいね。料理の際にはぜひ、今回ご紹介したレシピも参考にしてみてください。
《参考》
・文部科学省「 日本食品標準成分表2015年版(七訂)PDF」
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