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お米に賞味期限はあるの?知らないと損する正しい保存方法とは?

 

私たち日本人の食卓に欠かせない食べ物といえば、お米ですよね。炊き込みご飯にしたり、おにぎりにしたり、オムライスにしたり、いろいろな使い道がある生活に欠かせない食材の一つです。しかし、お米の賞味期限や正しい保存方法は、意外と知られていません。そこで今回は、よりおいしく、より安全にお米を楽しんでいただくために、お米の賞味期限や正しい保存方法について紹介します。

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■お米に賞味期限はある?

みなさんは、お米に賞味期限があるかどうかご存じでしょうか。加工食品や生鮮食品を購入する際は、必ず賞味期限を確認するのに、お米は確認したことがないという方も多いのではないでしょうか。そもそも、お米に賞味期限はあるのか。また、お米を安全かつおいしく食べることができる期間について説明します。

・そもそも賞味期限と消費期限の違いは?


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食品を買ったり、使ったりするときに必ず確認するのが賞味期限と消費期限ですよね。これらは、食品を安全においしく食べられる期間を私たちに教えてくれる大切なものです。では、賞味期限と消費期限は何のことを指しているのでしょうか。

まず、賞味期限とは「袋や容器が未開封の状態で、適切なやり方で食品を保存していた場合に、品質が変わらず、おいしく食べられる期間」のことを指します。スナック菓子やカップ麺などの傷みにくい食品に表示されており、賞味期限を過ぎてもすぐに食べられなくなるわけではありません。

一方で、消費期限とは「袋や容器が未開封の状態で、適切なやり方で食品を保存していた場合に、安全に食品を食べられる期間」のことを指します。つまり、消費期限を過ぎていた場合、食べると健康に害を及ぼす可能性があります。

また、気をつけるべきポイントは、賞味期限も消費期限も袋や容器が「未開封」の状態での期間だというところです。開封した食品は、賞味・消費期限に関わらず早めに食べ切るのが良いでしょう。

・お米には賞味期限がない!


結論からお伝えすると、お米には賞味期限がありません。実際に購入したお米の袋を見てみると、記載されているのは精米年月日のみのことが多いです。

お米は、野菜と同じ生鮮食品です。気候・温度・湿度・保存方法などで食べられる期間が変わるため、賞味期限の記載は義務付けられていません。JAS法(農林物資の規格化及び品質表示の適性化に関する法律)で、精米年月日の表示のみが定められています。

・精米年月日とは?


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精米年月日とは、原料玄米を精白した年月日を意味しています。精米年月日が若ければ若いほど、新鮮なお米ということです。これからお米を買う方は、精米年月日に注目してみてください。

・精米後は徐々に劣化していく


では、お米はいつまでもおいしく食べられるのでしょうか。残念ながらそうではありません。お米は精米した直後から時間が経つにつれて、徐々に劣化していきます。

酸化が進むことで、「古米臭(こまいしゅう)」と呼ばれる臭いが生じたり、お米の水分が抜けることで、食感が悪くなってしまいます。そのため、ほかの食品と同じようになるべく早く食べきることが大切です。

■お米の賞味期限の目安は?

お米には賞味期限がなく、精米年月日を確認することで、お米の新鮮さを見分けられることがお分かりいただけたかと思います。では、お米はいつ頃までに食べきるのが良いのでしょうか。明確な賞味期限が決まっていないお米ですが、実は、季節や気候、保存状態などによっておいしくお米を食べられる期間は変わります。ここでは、お米の賞味期限の「目安」を季節ごとに紹介します。

・【春】精米後1か月


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まず、精米したお米について紹介します。春は気温も上昇しはじめ、お米の保存環境が徐々に悪くなっていく時期です。そのため、精米年月日から約1か月を目安にすると良いとされています。

・【梅雨~夏】精米後3週間


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梅雨から夏にかけては、気温だけでなく湿度も上昇します。湿度が高くなるとカビが発生しやすくなるため、賞味期限はさらに短くなり、精米後から約3週間です。

・【秋~冬】精米後2か月


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秋から冬にかけては、気温・湿度ともに下がるため、お米の保存がしやすい季節です。乾燥した冷暗所での保存がおすすめで、精米後から約2か月はおいしいお米を食べられます。

・お米も買ったらすぐに使い切る!


ここまで読んで、お米の賞味期限の目安は案外短いと感じた方も多いのではないでしょうか。お米は野菜と同じ生鮮食品なので、買ったらすぐに使い切った方が良いのです。安全かつおいしくお米を楽しみましょう!

■お米の賞味期限の違い【未開封・開封後】

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賞味期限で気になるのが、開封状態による賞味期限の変化についてです。袋を開封し、空気に食材がふれることで酸化が進み、賞味期限がさらに早くなることがありますが、お米は開封前と開封後で変化はあるのか説明します。

・開封状態による賞味期限の変化はない!


お米は、袋の開封状態によって賞味期限が変わることはありません。なぜなら、スーパーなどで購入したお米の袋の横には、小さな空気穴が開いているためです。常に空気にさらされている状態なので、開封したとしても賞味期限や鮮度は変わらないと言えます。

・米袋に小さな空気穴が開いている意外な理由


では、米袋にあらかじめ小さな空気穴が空いているのはなぜでしょうか。穴が空いている理由は、「米袋が何らかの衝撃で破れないようにするため」です。

穴が開いていない状態だと、配送中の衝撃や、陳列される際の積み上げ時に袋の中にある空気が逃げられず、大きく破けてしまう可能性があります。つまり、米袋の中の空気の逃げ道を作るために開けられた穴なのです。

■精米されていないお米の賞味期限の目安は?

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ここまでは精米済みのお米の賞味期限についてご紹介しました。次に、精米されていないお米の賞味期限の目安を紹介します。

・保存状態が良ければ年単位で保存が可能


精米されていないお米は、約1~3年が賞味期限とされています。賞味期限にひらきがあるのは、お米の保存状態によって左右されるためです。

ちなみに、お米には新米のほかに、「古米(こまい)」と呼ばれるお米があります。古米とは、前年に収穫されたお米のことで、新米とは違ったおいしさがあることで知られています。東北などの寒い地域の農家では、精米前のお米をあえて数年貯蔵し、熟成させることで、お米の甘みやうま味成分を凝縮し、おいしく楽しむことがあるそうです。

以上のことより、適切な保存がされれば、精米されていないお米も数年間楽しむことができるのです。

・糖層がお米の酸化を防ぐ


お米は、白米部分が酸素に触れることで劣化が急速に進みます。精米前のお米は、糠(ぬか)におおわれているため、糖層と呼ばれる部分がお米の酸化を防ぎ、長期保存が可能になっているんですよ。

■賞味期限を延ばすお米の保存方法とポイント

精米後、季節や気温・湿度などさまざまな条件によって変化するお米の賞味期限。意外と短いお米の賞味期限を延ばし、お米をおいしく、かつ安全に食べるための正しい保存方法とポイントを紹介します。

・直射日光・高温・多湿を避ける


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お米は非常にデリケートな食品です。特に、直射日光・高温・多湿に弱いため、保存する際は日が当たらず、温度と湿度が低い場所にしまうのが良いでしょう。特に温度は、10℃以下が理想的とされています。

家の中での保存場所としてありがちなのが、キッチンの床下やシンクの下などですが、こうした場所は風通しが悪く、高温多湿になりやすいので、お米の保存場所には向いていません。お米につく害虫は18℃以上かつ多湿の場合に発生しやすくなるとされています。さらに、高温多湿の状況はカビの発生する原因にもなりますので、注意が必要です。

・空気に触れさせない


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お米は、空気に触れることで乾燥・酸化が早まったり、ヒビ割れの原因にも繋がったりします。劣化したお米はベタつきが多かったり、甘みがなかったりしておいしくありません。お米を保存する際は、なるべく空気に触れないように密封された場所で保管するのが良いでしょう。

・害虫の侵入・繁殖を防ぐ


保存状態が悪いと、どこからともなく現れるのが害虫。よくお米にわく害虫は、「コクゾウムシ」と「ノシメマダラメイガ」と呼ばれる虫です。食べても体に害はありませんが、侵入は防ぎたいですよね。

これらの害虫は、高温になると発生しやすくなります。そのため、低温状態がキープできる場所での保存が望ましいです。虫よけ効果のある防虫剤や、虫を呼び寄せるお米のニオイを脱臭する防虫剤を使うのも効果的です。

・冷蔵庫に入れる


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冷蔵庫は日にも当たらず、一定かつ低温状態をキープできるため、お米の保存場所にはとても適しています。

お米は野菜と同じ生鮮食品なので、野菜室に保存すると良いでしょう。ただし、お米にはたくさんの小さな穴があいており、匂いがつきやすい食品なので、匂いが強い野菜・食材の近くに保存するのはオススメできません。1度ついてしまったニオイはなかなかとることができないので、気を付けましょう。

・米びつなど、密封性の高い容器を使う


酸化による劣化や、害虫の侵入・繁殖、カビの発生などを防ぐためにも、密封性の高い容器でお米を保存するのが理想的です。例えば、使いたいお米を少量ずつ取り出したい方や冷蔵庫の隙間に収納したい方は、簡単に手に入るペットボトルやジッパーなどの容器がおすすめです。

デザイン性や使いやすい機能性を求める方は、米びつがおすすめです。米びつには、ボタンを押すだけで大量のお米が自動で出てくる計量機能を備えたものや、大容量でも簡単に運べるキャスター付きのもの、目盛りがついていて残量がわかりやすいものなど、いろいろな便利機能を備えたものがあります。お好みの容器を手に入れましょう。

・容器のお米は全て使ってから入れ替える


容器に入れたお米が減ってくると、ついつい注ぎ足したくなりますよね。しかし、お米の注ぎ足しは衛生的に非常に良くありません。お米をいれた容器の中は、古いお米が残っているだけでなく、ホコリや細かなゴミなどがたくさん残っています。また、古いお米には害虫がわきやすいので、必ずお米を全て使い切り、容器を掃除してから次のお米を補充しましょう。

■お米の賞味期限と劣化の見分け方

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日常的に口に入れるお米だからこそ、賞味期限が過ぎた劣化したお米は食べたくないですよね。では、お米の劣化はどのように見分ければ良いのでしょうか。ここからは、安全においしいお米を見分けられるポイントを紹介します。

・お米が黒や茶色、灰色などに変色している


梅雨から夏にかけてよくみられますが、お米が白色ではなく、黒や茶色、灰色などに変色しているときがあります。これはお米についたカビや菌が繁殖している状態です。

高温多湿な環境下や、容器の中にあるお米に水分が付着してしまったことにより、カビが発生してしまうことがあります。研ぎ水が黒ずむ場合がありますが、これもカビが繁殖している可能性が非常に高いため、食べない方が良いでしょう。

・お米を研ぐとボロボロに欠ける


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お米を研ぐと、お米が欠けてしまう、割れてしまうことがあります。これは、お米が乾燥してしまい、劣化が進んでいる状態なので起こる現象です。食べることはできますが、おいしい状態ではありません。

・虫がわいている


先ほどご紹介した害虫は、強い繁殖力を持っています。そのため1匹でも沸いていたら、ほかのお米にも卵を生んでいる可能性があります。害虫を見つけたらすぐに廃棄することをおすすめします。

虫がついたお米は中がスカスカになっているため、水にいれると浮かんできます。そのため、お米を研ぐ際にスカスカになったお米がたくさんあった場合は、虫がいる可能性が高いです。

・異臭がする


腐敗したお米の場合、カビの臭いや酸っぱい臭いや発酵臭がする場合があります。加熱処理したとしても、完全に殺菌することが難しい場合もありますので、異臭がした場合も食べずに廃棄したほうが良いでしょう。

■正しい保存方法で、お米をもっとおいしく食べよう!

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今回はお米の賞味期限と正しい保存方法について紹介しました。お米は、「直射日光・高温多湿を避ける」「密封された容器にいれ、空気に触れさせない」などのポイントに気を付ければ、安全に保存することができ、長い間おいしいお米を楽しめます。

しかし、季節によって、賞味期限の目安がありますので、お米を購入したらなるべく早いうちに食べきる方が良いでしょう。食卓をもっと笑顔溢れる素敵な場所にするために、お米を正しく保存して、ふっくらおいしいご飯を炊き上げましょう!
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