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もっと気軽に愉しもう! ロゼワインの魅力とは?

ロゼの本場は、南仏・プロヴァンス地方フランスワイン発祥の地といわれているのが、南フランスのプロヴァンス。フランスでは今から2600年ほど前、ギリシャからマルセイユ沖にブドウが持ち込まれたことをきっかけにワイン造りが始まりました。


17世紀ごろまでワインはロゼワインが主流だったそうで、プロヴァンスはその伝統を引き継ぎ、また避暑地としても大変に有名なことから、現在でも生産量の約8割をロゼワインが占める世界最大の産地です。以前からフランスでは「夏といえばロゼ」というほど人気ですが、辛口のロゼの消費は右肩上がりを続けており、その流れはアメリカや南米にも広がっているそう。

もちろん、プロヴァンス以外でも世界各地で多種多様なロゼワインが造られており、いろいろな産地の個性豊かな味わいが楽しめるのもロゼワインの魅力です。

ロゼワインの選び方、愉しみ方のコツ「ロゼというと甘口のイメージがあるかもしれませんが、世界の7~8割のロゼは辛口です。なかでもプロヴァンス地方のロゼワインはすべて辛口に仕上げられています。辛口のロゼは食事にも合わせやすいんですよ。ハツラツとしたフレッシュ感が持ち味なので、新しいヴィンテージがおすすめです」(副島さん)

一般的にロゼワインと相性がよい料理は、ハムやソーセージなどのいわゆるシャルキュトリ(お肉の加工品)、魚ならサーモンのカルパッチョや海老のグリルなど。なんとなくロゼワインの色に似た色の料理とよく合うのだそう。


ソース次第で肉料理にも魚料理にも合わせられます。肉料理ならデミグラスのような茶色いどっしりしたソースより、岩塩やハーブなどで軽く仕上げたものがよく合います。

天ぷらのような和食にも合うし、意外なところでは冷奴やお鍋料理などにも合います。素材の味を活かしたシンプルな調理法やヘルシーなものが好まれる昨今の食トレンドにもよくマッチしているんですよ」(副島さん)



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