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バターとマーガリンの違いとは?原料・カロリー・使い方まで徹底解説!

 

お菓子作りで使ったり、パンに塗ったり、料理に使ったりと大活躍のバターとマーガリン。見た目も使い方も似ている両者ですが、みなさんはバターとマーガリンの違いを知っていますか?「バターもマーガリンも食べると太る」「バターよりマーガリンのほうが体に悪い」などの印象をもっているかたが多いかもしれませんね。

そこで今回は私たちの食生活に欠かせないバターとマーガリンの原料、カロリー、おすすめの使い方などをお届けしていきます!

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■バターとマーガリンの違い(1)原料

バターとマーガリンの大きな違いは原料です。また、原料の違いから製造方法も異なります。それぞれ紹介していきましょう。

・【バター】牛乳が原料


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ずばりバターの原料は牛乳です。バターは牛乳の脂肪分である乳脂肪が主成分となっています。乳脂肪は消化・吸収がよく、エネルギーになりやすいのが特徴です。

・【マーガリン】動物性・植物性の油脂が原料


マーガリンの原料は動物性・植物性の食用油脂ですが、多くの商品の原料はコーン油、大豆油、パーム油、なたね油などの植物性油脂となっています。この原料の違いによって、マーガリンの風味や固さが変わってきます。

・製造方法の違いは?


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バターとマーガリンは原料が違うので製造方法も大きく異なります。比較していきましょう。
【バターの製造方法】
バターの原料は牛乳の脂肪分です。この乳脂肪を分離して取り出し風味を良くするために塩を加え、練って仕上げます。

【マーガリンの製造方法】
マーガリンの原料は動物性・植物性の食用油脂です。この食用油脂に水、食塩、乳成分、ビタミンを加えて乳化させ、冷やし固めて仕上げます。
この製造方法からバターは乳脂肪を原料とする乳製品で、マーガリンはさまざまな成分を加えている加工食品ということも分かりますね。

■バターとマーガリンの違い(2)カロリー

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食事やお菓子作りなどで頻繁に使うバターやマーガリン、当然カロリーも気になりますよね。さらに「バターやマーガリンを食べると太る」と不安に思っているかたが多いのではないでしょうか。そこで、バターとマーガリンそれぞれのカロリー、そして知っていただきたい栄養素も紹介していきます。

・【バター】大さじ1杯あたりのカロリー


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バターのカロリーは大さじ1杯で約112kcalです。実はオリーブオイルやごま油など、ほかの油脂類と比較するとバターは低カロリーなのです。しかしあくまで油脂類の中では低カロリーなのであって、食品の中では高カロリーに分類されるので、摂取する量にはお気をつけくださいね。

・【マーガリン】大さじ1杯あたりのカロリー


マーガリンのカロリーは大さじ1杯で約115kcalです。実はバターとほとんど変わらない数値なのです。バターとカロリーがほとんど変わらないということで、先ほど述べたように、マーガリンもほかの油脂類と比べると低カロリーだと言えます。

・バターとマーガリンの栄養素


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バターもマーガリンも摂りすぎには注意していただきたいですが、体に必要な栄養素も含んでいることを忘れてはいけません。特にバターとマーガリンのどちらとも脂質を豊富に含んでいて、これは人が生きていくために不可欠なエネルギー源です。さらに、脂質以外にも栄養素は含まれているので、そちらも確認していきましょう。
【バターの栄養素】
  • ビタミンA
    期待効果:免疫力を高める。
  • ビタミンD
    期待効果:カルシウムの吸収を促進する。
  • ビタミンE
    期待効果:細胞の老化を防ぐ。
【マーガリンの栄養素】
  • ビタミンE
    期待効果:細胞の老化を防ぐ。
  • ビタミンK
    期待効果:血液凝固や骨を形成するのに必要。
バターもマーガリンも脂質に注目しがちですが、ほかにも栄養素を含んでいます。もちろん過剰摂取はおすすめできませんが、体に必要な栄養素を含んでいることも頭に置いて、バランスよく食べるようにしましょう。

■バターとマーガリンの違い(3)味

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・【バター】塩味と旨味が強くコクがある


バターは、塩味と旨味がはっきりとしていて深いコクがあるのが特徴です。

・【マーガリン】塩味と旨味が弱くあっさり


マーガリンはバターと比べると塩味も旨味も薄く、あっさりとしているのが特徴です。

■バターとマーガリンの違い(4)使い方

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バターとマーガリンでは味に違いがあるため、おすすめの使い方もそれぞれ違います。

・【バター】料理に風味をプラス


先ほど述べたように、バターは風味がしっかりとしていてコクがあるので、料理に少し加えるだけでその料理に深みをだすことができます。肉、魚、パスタ、パン、米などさまざまな料理と相性が抜群で、食生活に欠かせない食品と言えるでしょう。

・【マーガリン】冷えた状態で使いやすい


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バターが冷えた状態だと固くて使いにくいのに対して、マーガリンは冷えた状態でも適度にやわらかくて使いやすいのが特徴です。パンなどに塗る場合は、バターよりマーガリンのほうが適していると言えます。

・バターとマーガリンは代用できる?


もともと、マーガリンはバターの代用品として作られたと言われている食品なので、もちろん代用は可能です。しかし風味やコクがしっかりとあるバターに対してマーガリンはあっさりとしているので、仕上がりの違いはでてくるでしょう。

バターの豊かな風味を感じたい料理にはバターを、食材の味をそのまま楽しみたいときにはマーガリンを使うのがおすすめです。ここで、バターとマーガリンそれぞれのおすすめレシピを紹介します。

バターのおすすめレシピ【トマトのバター・ピラフ】




材料(2人分)


お米1合
<トマトソース>
・水煮トマト(ホール缶)2個
・玉ネギ(みじん切り)大さじ2
・赤ワイン50ml
・塩小さじ1/3
バター10g
パセリ(みじん切り)適量

作り方


手順1:お米は洗って水気をきる。水煮トマトはザク切りにし、<トマトソース>の材料に混ぜ合わせる
手順2:炊飯器の中に(1)を加える。炊飯器の水量まで分量外の水を注ぎ、炊飯する
手順3:炊き上がったらバターを加えて全体を混ぜる
手順4:器に盛り、パセリのみじん切りを散らす
火を使わず炊飯器だけでできる簡単なレシピですが、バターのしっかりとした旨味や塩味が感じられ深いコクも楽しめておすすめですよ!
レシピ
トマトのバター・ピラフ
トマトのバター・ピラフ

トマトと赤ワインの酸味とバターの風味が豊かなピラフです。

  • 1時間
  • -


マーガリンのおすすめレシピ【鶏もも肉のハニーマスタードサンド】




材料(2人分)


食パン(6枚切り)4枚
・マーガリン小さじ2
鶏もも肉1枚(200g)
・塩小さじ1/2
・コショウ適量
・小麦粉大さじ1/2
サラダ油大さじ1/2
<ハニーマスタードソース>
・ハチミツ大さじ1
・粒マスタード小さじ1
ベビーリーフ20g

作り方


手順1:食パンはトースターなどで表面を軽く焼き、片面にマーガリンをぬる
手順2:鶏もも肉は身の厚い部分に切り込みを入れ、2等分に切る。塩、コショウで下味をつけ、小麦粉をまぶす。フライパンにサラダ油をひき、中火で皮目から両面を焼く
手順3:ボウルに<ハニーマスタードソース>の材料を混ぜ、(2)にからめる
手順4:ラップを食パンの長さの3倍程度に切り、中心に(1)を1枚のせ、ベビーリーフ、(3)をのせ、食パンを重ねる。ラップでしっかりと包み、2分程休ませて、ラップの上から半分に切る。同じものをもう1つ作る
バターよりやわらかいマーガリンは、このレシピのようにトーストしていないパンに塗りこむ場合に適しています。また、あっさりとした味の特徴から食材の味を邪魔しないこともマーガリンの嬉しいポイントです。

レシピ
鶏もも肉のハニーマスタードサンド
鶏もも肉のハニーマスタードサンド

シンプルに焼いた鶏もも肉に甘みのあるマスタードソースをからめてボリュームのあるサンドイッチに。

  • 15分
  • 687 Kcal


■バターとマーガリンの違い(5)値段

・バターの方がマーガリンより値段が高い


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みなさんの中でも「バターの方がマーガリンより高い」という印象を持っているかたは多いでしょう。もちろん、これは事実です。バターは、原料が牛乳の乳脂肪で大量生産するのが難しいのに対し、マーガリンは主に食用油脂(植物性・動物性油脂)を原料としていて、水や乳成分を入れて加工するので、比較的多く生産できるのが理由と言われています。

・バターの値段は近年高騰している


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食品の値上がりは家計にとって気になるところかと思いますが、バターの値段は近年高騰しています。その理由として主に挙げられているのは、バターの原料となる牛乳の生産量が減っていることです。生産者数や、飼育される牛の数が減少していることが原因とされています。

■バターとマーガリンの保存方法

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実はバターとマーガリンではおすすめの保存方法が違います。理由と一緒に紹介していきましょう。

・賞味期限はどのくらい?


未開封の状態でのバターとマーガリンの賞味期限はこのようになっています。
バター 約6ヶ月
マーガリン 約8〜9ヶ月
この賞味期限は未開封であることが前提です。開封したらバターもマーガリンも風味がどんどんと落ちてしまうので、賞味期限に関わらずできるだけ早く使い切ることが推奨されています。

・劣化の早いバターは小分けで冷凍がおすすめ


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実はバターは冷凍保存が可能です。しかし、バターをそのまま容器ごと冷凍するのではなく、小分けにしてラップで包んで冷凍する方法がおすすめです。冷凍バターを使う際には使用する分だけ解凍し、すべて使い切りましょう。一度解凍したら品質が落ちるので再冷凍するのは避けてくださいね。

・マーガリンは冷蔵保存が基本


マーガリンはバターと違い、冷凍保存はおすすめできません。なぜかと言うと、解凍した際に水分と油分が分離する可能性があり、その際に水分がマーガリンの表面に付いてカビが発生する危険性があるからです。マーガリンは冷蔵で保存するようにしましょう。

・マーガリンの冷蔵保存での注意点


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マーガリンを冷蔵保存する際には注意してほしいポイントが2つあります。

  • 使用したらすぐに冷蔵庫に戻す。
    マーガリンは常温に置いていると表面に水分がにじみでて、カビが発生する可能性があります。
  • 使用ごとにバターナイフを変える。
    マーガリンの容器の中にパンくずなどが混入すると、品質劣化が進んでしまいます。使ったバターナイフを入れっぱなしにせず、使うたびに新しいものを使うようにしてください。
以上のことを守り、できるだけ長くマーガリンの品質を保てるようにしましょう。

■バター・マーガリンのトランス脂肪酸に注意!

「トランス脂肪酸」と聞くと何を思い浮かべますか?おそらく「体に悪い」とイメージするかたが多いのではないでしょうか。トランス脂肪酸について詳しく説明していきます。

・トランス脂肪酸とは?


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トランス脂肪酸とは脂質を構成する成分の一種です。食品を加工する過程の中で発生するものと、牛などの反すう動物に由来する天然のものがあります。

・どちらもトランス脂肪酸を含んでいる


トランス脂肪酸と言えばマーガリンを思い浮かべるかたのほうが多いのではないでしょうか。しかし実際にはバターにもトランス脂肪酸が含まれています。バターには天然由来のトランス脂肪酸が含まれていて、マーガリンにはマーガリンを製造する過程で生成されるトランス脂肪酸が含まれています。

含有量はバター100gあたり約1.7g、マーガリン100gあたり約8gと、かつてはマーガリンのほうがかなり多いとされていました。しかし近年はマーガリンの製造方法が工夫され、トランス脂肪酸の含有量が100gあたり約1gまで減り、私たち消費者も手に取りやすくなっています。

・トランス脂肪酸が健康に及ぼす影響


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トランス脂肪酸は過剰に摂取すると私たちの体に悪影響をもたらします。詳しく紹介していきましょう。

  • LDLコレステロールを増加させる。
    LDLコレステロールは動脈硬化を促進する作用があると言われています。それにより心筋梗塞や脳梗塞が発症する危険性があります。
  • HDLコレステロールを減少させる。
    HDLコレステロールは増えすぎたコレステロールを取り除く役割があるので、減少すると動脈硬化発症の抑制がはたらかなくなると言われています。

■マーガリンによく似た「ファットスプレッド」とは

最近マーガリンのパッケージに「ファットスプレッド」という表示をよく見かけませんか?この「ファットスプレッド」とはなんなのでしょうか。

・ファットスプレッドはマーガリンの一種


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マーガリン類は「マーガリン」と「ファットスプレッド」の2つに分類されます。そしてマーガリンとファットスプレッドの大きな違いは油分含有率です。マーガリンは油分含有率が80%を超えるもので、ファットスプレッドは油分含有率が80%未満のものです。

ファットスプレッドはマーガリンより油分やカロリーが少ないので、近年では多くの人が使用しています。

・マーガリンに比べて水分量が多い


ファットスプレッドは油分含有率がマーガリンより低く水分量はマーガリンより多いため、やわらかいのが特徴です。マーガリンはバターよりやわらかいですが、ファットスプレッドはマーガリンよりさらにやわらかいため、サンドイッチに塗ったり食材と混ぜたりするのに適しています。

■バターとマーガリンを使い分けよう!

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「バターよりマーガリンのほうが体に悪そう」というイメージは少し前のことで、最近では製造方法を工夫していることから、トランス脂肪酸やカロリーの少ないマーガリンも多くあります。また、バターとマーガリンはどちらがおいしいかというのは一概には言えず、それぞれの特徴から使い分けるのがおすすめです。

ただし、バターやマーガリンの過剰摂取は生活習慣病や肥満の原因になりうるので、摂取する量に気をつけながら上手に食生活の中に取り入れていきましょう!

《参考》
農林水産省「平成26・27年度調査結果(穀類加工品、乳類、油脂類、菓子類、嗜好飲料類、調味料・香辛料類、調理加工食品)」
厚生労働省e-ヘルスネット「脂質代謝異常」
健康長寿ネット「栄養素」
文部科学省「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」
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