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伝統の味を守り続け…職人の情熱を感じる、ロングセラーチョコケーキ3選

チョコレートがまだまだ希少だった時代、ココアを使って、チョコに負けないケーキを作ろう…。黎明期の職人の情熱から生み出されたロングセラーには、いまのものでは味わえない、独特の食感や軽やかさ、そしてほっとする優しさがありました。日本の家庭で愛されてきた、ロングセラーケーキをご紹介します。


喜久家洋菓子舗
横浜・元町通りで時を刻んできたケーキ。


日本郵船ヨーロッパ航路のベイカーだった創業者が、横浜・元町に洋菓子店を開いたのは、1924年こと。当時、元町といえば、山手の外国人居留地と山下町の外国人商館を行き来する西洋人で賑わっていたところ。店に訪れたのも、そうした欧州各国の婦人たちが主だったという。サバリン、ハニーケーキ、アーモンドトルト……、いまも店頭に並ぶオリジナルのケーキは、創業者が欧州各地から持ち帰ったレシピを元に、婦人たちのリクエストや意見を取り入れながらひとつ、ふたつと考案していったものだそうで、ラムボールはその代表作。

1か月ほどラム酒に漬け込んだレーズンやナッツ類をスポンジ生地に混ぜ、そこにチョコレートをかけて寝かせて作る。当初は大きなバットで焼いて、四角くカットしていたそうだが、昭和に入って、いまのボール型になったという。
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