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紅葉が眩しい季節。山と畑の幸を使った、車浮代の「江戸の変わり飯」レシピ三品

芹も1cm幅に切る。
2)鰹出汁を温め、醤油と塩で味を整える。
3)温かいご飯に1を盛りつけ、2を茶碗の淵からそっと注いで、七味唐辛子を振る。


享和2(1802)年に大坂の医家・杉野権兵衛が書いた『名飯部類(めいはんぶるい)』には、約150品もの変わりご飯のレシピが掲載されています。

中でも最も多いのは「汁かけ飯」の類いで、その中に「骨董飯」がいくつか含まれています。

数種類の具材を使う「ごもく飯」に、「骨董飯」という漢字を当ててあるのは本書のみで、江戸時代に出版された他の料理本は、全て「ごもく飯」と表記されています。

そもそも「骨董飯」は中国の表記で、永楽13(1415)年に刊行された『性理大全』という本に、「魚や肉など、色々なものを飯に混ぜ込んだものを骨董飯という」と書かれています。

『名飯部類』の作者は医家なので、中国の書などを読み込んでおり、この漢字を採用したものと思われます。ところが、『性理大全』の解説を読むと、これは「汁かけ飯」ではなく「混ぜご飯」のようです。

現在では「五目飯」というと数種の具材を入れた「炊き込み飯」のことを指しますので、調理方法が変わっていていることがわかります。
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