とろけるチーズからモッツァレラまで冷凍して賢く使い切ろう【種類別】
2021年2月19日 11:00ところで、みなさんは自宅でチーズを使って料理をした際、残ったチーズをどのように保存していますか?今回は使い切れなかった場合や、大量に購入してしまったチーズの保存方法をご紹介します。
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■チーズを冷凍保存しよう
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チーズは色んな食材にあわせることができ、ワインのおつまみにしたり、トッピングとして使ったり、残り物のアレンジにも有効活用できます。チーズの使用頻度の高いご家庭も多いのではないでしょうか?一度では使いきれず、「残りはまた今度!」という場合も珍しくありませんよね。
残ったチーズは、冷蔵庫で保存している方も多いかもしれませんが、実は冷凍保存することも可能です。冷蔵で保存するよりも安全に長く楽しむことができますよ。
・チーズはカビが生えやすい
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「一度開封したチーズを冷蔵庫に保存しておいたら、カビが生えていた。」なんて経験はありませんか?未開封のチーズは賞味期限が長いものも多く、つい油断しがちですが、開封したチーズは意外と早くカビが発生して使えなくなってしまうので、注意してください。
・開封したら冷凍しよう
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保存状態やチーズの種類にもよりますが、開封後、早いものなら数日で食べられなくなります。なかには長持ちする種類のチーズもありますが、食品の無駄を防ぐためにも、開封後のチーズは冷凍保存しておくのがおすすめです。
・未開封なら冷蔵
残念なことに、チーズを一度冷凍すると、本来の食感や風味が失われてしまいます。加熱して食べれば問題ありませんが、そのまま解凍して食べるのは、あまりおすすめできません。未開封のチーズに関しては冷蔵庫での保存のほうが、チーズの劣化を避けることができますので、開封するまでは冷蔵庫で保存しておきましょう。
・冷凍しても早めに食べる
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チーズを冷凍するとカビが繁殖したり、鮮度が落ちる可能性を軽減することができますが、種類や保存状況によっては水分が抜けて味が落ちてしまうこともあります。例え冷凍していたとしても、出来る限り早めに食べきるほうが無難です。
・チーズの冷凍保存可能期間
冷凍したチーズは、おおむね1ヶ月程度冷凍保存が可能です。冷凍保存による風味や味の変化は加熱して料理に使うことで、ほとんど気にならない状態で食べることができます。
■チーズの種類別冷凍方法
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チーズを冷凍保存する際に気を付けておきたいのは、乾燥を防ぐことです。チーズは乾燥に弱く、水分が抜けてしまうと解凍したときに味がかわったり、伸びなくなってしまったりと、おいしく食べられなくなります。
適切に保存することで、解凍後でもおいしく食べることができるので、チーズの種類ごとのコツやポイントをきちんとおさえておきましょう。
・ピザ用チーズ
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アレンジが豊富なピザ用チーズは、常備しているご家庭も多いのではないでしょうか?その反面で、ピザ用チーズは容量がそれなりにある商品が多く、残ってしまうことが多いですよね。
ピザ用チーズを冷凍保存する時は、なるべくチーズ同士がくっつかないように保存袋に入れ、平らに寝かせて冷凍します。1つの保存袋にまとめて入れてしまっても良いですが、ラップに小分けしてから保存袋にいれても便利ですよ。
・カマンベールチーズ
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数日以内に食べきれる場合は、切り口が空気に触れないようラップで包めば冷蔵庫での保存が可能です。それ以降は冷凍が良いでしょう。
冷凍するときは、小分けに切ったカマンベールチーズを一つずつラップに包みます。このとき、切り口部分にクッキングシートをあてて包むと解凍時にラップにくっつくのを防げますよ。解凍したカマンベールチーズは、若干風味や味は落ちますが、そのまま食べるという人もいるようです。気になる場合は料理に使うなどして、加熱してから食べましょう。
・スライスチーズ
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スライスチーズは使い勝手がよく、パンとの相性も最高ですよね。手頃なサイズ感で、各家庭での使用頻度も高いのではないでしょうか。もともと個包装の商品がほとんどで、一見そのまま冷蔵庫に置いていても問題なさそうですが、やはり乾燥してしまったり、カビが繁殖しやすくなったりします。
スライスチーズの場合、個包装のまま保存袋に入れて冷凍保存しておけば良いのでお手軽です。また、冷凍保存したほうが、カビが繁殖する危険性が少ないのでおすすめです。
・粉チーズ
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パスタやグラタンで活躍する粉チーズは、つい冷蔵庫の奥に眠りがちですよね。容器のまま保存してしまうと、出し入れのときの温度差でチーズから水分が出てしまい、固まったり、カビが発生したりします。
ラップなどに小分けし、保存袋で保存すると、さっと取り出して使えるので便利ですよ。使用する時はラップごと手で少しほぐすとバラバラになります。
・クリームチーズ
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ほかのチーズに比べると、水分量が多く、劣化が早いので開封後は長期保存には向きません。しかし、冷凍することで1ヶ月程度の保存が可能になります。パッケージのままでも冷凍は可能ですが、10g〜30g程度に小分けしておくと、料理やお菓子作りのときに便利です。
凍ったままでも料理に使えますが、冷蔵庫で自然解凍もできます。お菓子作りなどの時は、冷蔵庫での解凍がおすすめです。
・モッツァレラチーズ
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前項のクリームチーズや、モッツァレラチーズはフレッシュタイプと呼ばれるチーズで、冷蔵庫での長期保存にはあまり向きません。開封後2~3日以内に食べきれない場合は冷凍保存しておくほうが賢明です。
モッツァレラチーズを冷凍する時は、ザルなどを使って水分をしっかりきっておきます。お好みのサイズに切ったチーズをラップで小分けし、保存袋に入れて冷凍します。このとき空気が入らないようにしっかり包みましょう。
・ブルーチーズ
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ブルーチーズは光に弱いので、保存の際は小分けして、まずはアルミホイルに包みましょう。その上からラップで包み保存袋に入れて冷凍します。
ブルーチーズは熟成士と呼ばれるプロが熟成させたものが市場に出ていることが多く、お店に売られている物のほとんどは、ちょうど良い熟成具合になるよう調整されています。熟成しすぎたものは味や風味が悪くなってしまうので、早めに消費するか冷凍保存しておき、なるべく早めに食べきるようにしましょう。
・プロセスチーズ
チーズは大きく分けると『ナチュラルチーズ』と『プロセスチーズ』の2種類に分けることができます。ナチュラルチーズは生乳などを乳酸発酵させたものです。
ナチュラルチーズに乳化剤などを加え、加熱処理したチーズをプロセスチーズといいます。キャンディーチーズやベビーチーズはこのタイプにあたります。ナチュラルチーズに比べると長期保存に向いていて、個包装で売られている物などは、冷蔵庫でも長期保存ができる優れものです。
ただしお徳用サイズの大きな物を購入したときなどは、乾燥を避けるためにも冷凍保存しておきましょう。プロセスチーズもほかのチーズと同様で、使いやすい大きさに小分けした物をラップに包み、保存袋に入れて冷凍すればOKです。そのまま食べてもおいしいプロセスチーズですが、お肉や餃子の皮に包んで食べても美味しいですよ。
・ハードタイプチーズ
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ナチュラルチーズの中で水分量が少なく、固いものが『ハードタイプチーズ』として分類されています。パルミジャーノやレッジャーノなどがこのタイプです。
ハードタイプのチーズは水分量が少ないため、保存状態がよければ冷蔵でも2~3週間は保存が可能です。冷凍するときは、使いやすい大きさにカットしてラップに包む方法でも良いですが、すりおろしたものを保存袋に入れて冷凍するのもおすすめです。
もしも保存過程でチーズが固くなりすぎてしまっても、料理で加熱してしまえば問題ないことが多いですよ。
・「さけるチーズ」
「さけるチーズ」もプロセスチーズの1つで、こちらは1個単位から売っていることが多く、持て余してしまうという印象は少ないですが、もし残ってしまった場合は個包装のまま冷凍保存することができます。大容量の物を取り扱っているお店もあるようなので、たくさんあって冷蔵庫でかさばる場合や、食べきれない場合は冷凍しても大丈夫ですよ。
食べる時は自然解凍すれば問題ありません。「さけるチーズ」はそのままはもちろんですが、癖が少ないので料理に使ってもおいしく食べることができます。
■チーズを冷凍する時の注意点
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チーズは乾燥や湿気に敏感で、大変デリケートな食品です。品種によっては長期保存に向かないものもありますので、できれば必要な分だけを購入し、早めに食べきってしまうのが理想です。
ただ、どうしても容量の関係などで使い切ることが難しい場合、冷凍保存がおすすめですが、間違った方法はチーズの劣化をはやめてしまいます。適切な方法で冷凍保存するために、いくつかポイントをおさえておきましょう。
・ニオイを吸収しないよう密閉する
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チーズは周りの食品のにおいを吸収しやすい食品です。冷凍庫内のにおいがチーズにうつると風味が悪くなり、おいしく食べることができなくなってしまいます。
保存する時は、においうつりを避けるためにもしっかり密閉することが大切です。
・固まらないようにする
チーズがきちんと包まれていなかったり、空気が入ってしまうと、チーズの水分が失われてカチカチになってしまいます。保存する時は、1つ1つピッタリとラップなどで包むように心がけましょう。
また、切り口やチーズ全体に、クッキングシートをあててからラップに包む方法もあります。ラップに包んだチーズは保存袋にいれてしっかり空気を抜いてから冷凍しましょう。
・平らにする
チーズが重ならないように、なるべく平らな状態で冷凍することも大切です。平らにしておくことで、チーズがかたよったまま凍ってしまうのを防ぎ、使用時に使いやすくなります。また、中心までスムーズにムラなく冷凍されるので鮮度が損なわれるのを防げます。
・アルミトレーを活用する
チーズの鮮度をなるべく落とさないためにも、急速冷凍がおすすめです。最近では急速冷凍機能のついた冷蔵庫もありますよね。急速冷凍の機能がなくても、保存袋に入れたチーズをアルミトレーに平らにねかせて入れておけば、普段より素早く冷凍できますよ。
■冷凍したチーズの解凍・利用方法
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冷凍したチーズは、基本的には加熱処理するのがおすすめですが、一部のチーズに関しては、冷蔵庫で解凍してそのまま食べるという人も少なくないようです。冷凍によるチーズの香りや風味の変化は、保存状況や人によっても感じ方が違います。チーズの解凍方法は、食べ方や使用する目的などで色んな方法を使い分けることがおすすめです。
・冷蔵庫で解凍する
クリームチーズのようにお菓子に使うなど、チーズを冷たい状態から調理に使いたい場合は冷蔵庫での自然解凍がおすすめです。解凍する際は乾燥を避けるため、ラップに小分けにしたままでおこないましょう。
・凍ったまま調理可能
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チーズを冷凍した場合、ほとんどのものは凍ったままの状態でそのまま調理に使うことができます。トッピングとして使ったり、料理に混ぜ込んだりする場合も、冷蔵したチーズと扱い方はかわりません。
扱い方が変わらないのに冷凍チーズの方が長持ちするので、冷蔵保存よりもメリットがあるといえますね。
・食べる分だけ解凍する
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一度解凍したチーズを再び冷蔵や冷凍すると、味や風味の劣化につながります。また、冷蔵庫に戻す際にチーズから水分が発生してカビの原因にもなります。なるべく使いやすいように小分けにして冷凍しておき、解凍する際は食べきれる分だけにしておきましょう。
・必ず加熱して食べる
冷凍したチーズは、基本的に加熱して食べた方がおいしく食べることができます。できるだけ料理に使ったりして食べるのがよいでしょう。普段は加熱せずに食べることが主流のチーズも、チーズフライにしたり、ハンバーグの中にいれるとおいしいですよ。
■チーズの冷蔵保存方法
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チーズを加熱せずに楽しみたい場合は、冷蔵での保存の方が風味の劣化が少なく味も安定しています。最初にある程度小分けしておき、食べきれるぶんを冷蔵保存。残りを冷凍しておけば、そのまま食べたり料理に使ったりと、チーズを楽しむバリエーションを増やすことができますよ。
・ラップで密閉して野菜室
冷蔵保存しておくチーズはラップで密閉し、保存袋や保存容器で保管するのがベストです。また、チーズを保存しておくには5〜10℃が適温だということを覚えておきましょう。
冷蔵庫に入れると温度が低すぎてしまうこともあります。冷蔵庫は開閉の頻度も高くチーズが結露する原因となり、チーズに水分がつけばカビの発生を速めることにもなりかねませんので、野菜室で保存すると良いでしょう。
・ラップは交換する
チーズを保存するラップは、こまめに取り換えたほうが良いでしょう。最低でも2~3日に一回はラップを交換し、チーズから水分が出ている場合は清潔なキッチンペーパーなどで拭き取ります。
どうしても忘れてしまう場合は、潔く2~3日以内に冷凍してしまうと手間が省けますよ。
・モッツァレラチーズは水に浸ける
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モッツァレラチーズは基本的に生ものなので、開封後はなるべく早く食べきるのが理想です。食べきれず冷蔵庫で保存する場合はチーズが浸かっていた液の中に戻すか、塩を少々入れた水に浸し、保存容器で保存します。
ちなみに、元々チーズが浸かっている水は基本的に塩水で、酸化や乾燥防止のために浸けられています。水に浸して冷蔵保存したとしても、冷蔵での保存期間は2日程度が限界です。食べきれない場合は、やはり冷凍保存が良いでしょう。また、最近では個包装タイプのモッツァレラチーズも売っています。冷凍保存するとどうしても風味が落ちてしまうので、気になる人は個包装タイプのものをうまく活用してみてはいかがでしょうか。
・チーズの冷蔵保存可能期間
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開封後冷蔵庫での保存期間はチーズの種類によっても違います。水分量の多いフレッシュタイプのチーズはカビや雑菌が繁殖しやすいので、冷蔵保存できる期間も短めです。反対に水分量の少ないハードタイプのチーズは冷蔵庫でも少し長持ちします。
以下に、ご家庭でもよく使われているチーズの冷蔵保存の目安をまとめてみました。
- モッツァレラチーズ…2~3日
- ピザ用チーズ…4〜5日程度
- カマンベールチーズ・クリームチーズ…1週間程度
- ハードタイプ全般(パルミジャーノ・レッジャーノ・ゴーダチーズなど)…2~3週間程度
- 粉チーズ…1ヶ月程度
・賞味期限切れのチーズは食べられる?消費期限との違い
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ところで、『賞味期限』と『消費期限』の違いは知っていますか?私たちが普段口にしているチーズに表記されているのは『賞味期限』であることがほとんどです。『賞味期限』は品質がかわらずにおいしく食べることができる期間、『消費期限』は安全に食べることができる期間をさしています。
チーズの場合、賞味期限が表記されているため、期限を2~3日過ぎたからといって食べられなくなるということはありません。ただし、これはあくまで適切な条件下で未開封のまま保存した場合をさしていますので、保存状態が悪ければこの限りではありません。
また、開封したものは、たとえ賞味期限内であってもなるべく早く消費するのが絶対条件です。
■チーズの食べられないサイン
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保存したチーズの安全性は、ご家庭ごとの冷蔵庫の設定温度や、開閉の頻度などの状況によっても変わってきます。食べる前に必ずにおいや目視でも確認したほうが確実です。こちらで見分け方をご紹介しますので参考にして下さいね。
・強い臭いがする
種類によっては、においの強いチーズもありますが、においをかいでみてアンモニア臭がする場合は注意が必要です。どの種類のチーズも腐敗してくるとアンモニア臭がしてくるので、いつものチーズと違うにおいがすると感じた場合は食べない方が良いでしょう。
・カチカチになっている
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冷蔵庫で放置しすぎたり、保存状態が悪かったりすると、チーズがカチカチになってしまうことがあります。保存してからあまり日にちが経っていない場合は、料理に入れるなどして加熱すれば食べられなくはないですが、チーズの風味などは格段に落ちています。
また、開封してから時間が経っている場合は、いくらカビがはえていなくてもチーズが腐敗している可能性もありますので、食べてみてから判断するか、そのまま廃棄処分してしまったほうが無難です。
・緑色のカビが生えている
ピザ用チーズでよく見かけますが、緑色のカビが繁殖していたら腐敗しているサインです。チーズのカビは生産過程で意図的に繁殖させているものもあり、見分けがつきにくいこともあるかもしれませんが、購入後に生えたカビは危険な場合が多いです。
特にプロセスチーズは、加熱処理をすることで人工的に発酵を止めているので、カビがはえるというのは危険なサインです。緑色のカビだけではなく、明らかに変色している場合も注意が必要です。
・舌がピリピリする
購入後カビがはえたとしても、全てのチーズが食べられないわけではありません。ブルーチーズのようにカビが繁殖することを前提に作られたチーズもあります。見分けが難しい場合は味をみて判断することもできますよ。
チーズを少し味見してみて、舌にピリピリとした酸味を感じるものや、異様に酸っぱいもの、また苦味が強すぎるものはやめておいたほうが良いでしょう。
チーズはもともと独特の匂いや酸味、カビなどがあるものなので判断が難しい場合もあります。このほかにも、おかしいと感じたり、不安に思う場合は食べずに廃棄処分したほうが賢明です。捨ててしまうのはもったいないかもしれませんが、ご自分やご家族の健康を守るという面で考えれば、諦めることも大切です。
■ミックスチーズをパラパラに冷凍する方法
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ミックスチーズを冷蔵庫で保存していると、下の方がまとまってくっついてしまうことってよくありますよね。そのままの状態で冷凍保存すると、料理に使うときに固まって出てきてしまうので非常に使いにくくなってしまいます。
実は簡単にミックスチーズをパラパラにする方法がありますので、ご自宅でもぜひ試してみてくださいね。
・保存容器に移す
まずはミックスチーズを袋から全て保存容器に移します。このまま冷凍庫にいれますので、使用する保存容器は冷凍庫でも使えるものが望ましいでしょう。
・冷凍庫で1時間冷やして振る
蓋をしたら保存容器ごと冷凍庫にいれ、1時間程放置します。このとき放置しすぎると、そのまま固まってしまうので注意が必要です。
1時間たったら保存容器を振ってチーズをパラパラにします。チーズがパラパラになったら、再度冷凍庫に戻しチーズを完全に凍らせます。完全に凍ったミックスチーズは、保存袋に入れ替えて保存しても良いですし、容器ごと保存しても良いでしょう。その際、密閉できる容器を使うと、空気が入って劣化するのを防いでくれますよ。
■賢くチーズを使いきろう
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チーズはお好みでトッピングに使用したり、いつもの料理のちょっとしたアレンジに使えたりと大変便利で優秀な食材ですよね。
冷蔵庫に長期保存すると湿気や開閉時の温度差などによって以外に早く駄目になってしまうこともあり長期保存には向きません。手間はかかりますが、使い切れないものは小分けして冷凍することを鉄則にしておくといいですね。また、あらかじめ食べ方や使いかたなどを考えて、冷蔵庫や冷凍庫を上手く使い分けると楽しみ方も広がります。
今回ご紹介した方法をぜひ有効活用して、チーズを美味しく賢く使い切りましょう。
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