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簡単便利なフリーズドライ食品はここまで進歩した!〔アマノ フリーズドライステーション〕



「乾燥させる時に真空下で行う、『真空凍結乾燥(フリーズドライ製法真空凍結)』がおいしさの秘密です」と教えてくれたのは広報の中田あやさんです。同じく広報の八尋玲さんが詳細を解説します。「『真空凍結乾燥』は、食材に高温を掛けずに乾燥させることができるので、食材本来の食感や味、色などが損なわれにくく、おいしさを保てるんです。また、真空下で乾燥させる前に、冷凍庫でしっかりと凍らせることもポイントです。真空下で乾燥させた時に、食材の氷の粒が水蒸気となって出ていき(昇華する)、乾燥後はちょうどスポンジのような穴があいた状態になるんです」

〔アマノフーズ〕では、食材ごとに、冷凍と乾燥の時間が最適になるようコントロールしているということも教えてもらいました。みそ汁やスープ類などは、約−30度の冷凍庫で8時間以上冷凍後、約24時間かけて乾燥。一方で、その他、雑炊などのようなものは冷凍や乾燥時間を更に長くしたり、その速度を変えたりして調整。お湯を注いだ時に美味しく食べられるよう、工夫された門外不出の技術やレシピがあるそうです。

「レシピといえば、工場では大きなお鍋で実際におみそ汁やカレーを作っているんですよ」と中田さん。実際に調理した完成品をそのまま凍らせて、フリーズドライ(真空凍結乾燥)にするのだそう。

「アマノフーズブランドは、約150種類の商品があるので管理も大変です。工場で1日に作れるキャパシティもありますので、営業と生産などの関連部門と連携をとって、綿密な製造計画を立てています。工場へ行くと、お味噌汁を作ってる隣の部屋では、たまごスープやカレー作ってたりと、本当に大忙しなんです」(中田さん)

具材の色がきれいなので、色止め剤などを使っているのでは?という疑問については「フリーズドライは、ご説明した製法の特徴どおり、(高温を掛けて乾燥させてないので)食材本来の色が損なわれにくくなっています。しかし、そもそもの調理工程で色があせてしまう食材については、一手間かけて工夫しているんです」とのこと。

例えば、「色褪せの代表格が『なす』ですが、調理前に素揚げをすることで色を止めています。実は、この一手間があるからこそ、なすのトロッとした口当たりも引き出せ、お客様においしい!と喜んでいただけることにもつながっています」と八尋さんが教えてくれました。

自分で作るよりも、ずっと丁寧な調理手順を踏んで作られているとは、いやはや頭が下がる思いです。

お土産や調理など意外な活用法も♪

フリーズドライ食品の特徴は、水分を含んでいないので軽量、コンパクトで常温での長期保存が可能なこと。
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