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オマール海老とは?ロブスターや伊勢海老との違いから美味しい食べ方まで

 

海外では、高級食材として料理に扱われる「オマール海老」。日本にもオマール海老に似ている食材の伊勢海老がありますし、そのほかにロブスターなる海老も海外には存在します。では、オマール海老とほかの海老との違いはなんでしょうか。今回はオマール海老の味や特徴、そして、伊勢海老やロブスターとの違いを解説します。

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■オマール海老とは

・オマール海老の主な産地


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オマール海老の産地は、アメリカ東海岸やヨーロッパの地中海から北欧ノルウェー近辺、南アフリカ地域にも分布しています。オマール海老の体色は生息地によって異なっており、青、赤褐色、灰色、クリーム色など、さまざまな種類があります。

・オマール海老には別名がある


オマール海老は「ロブスター」とも呼ばれています。なぜ、二種類の名前があるのでしょうか? 

ロブスターという呼称は、英語の「Lobster(=ロブスター)」に由来しており、英名での呼び名です。一方、オマール海老という呼称は、フランス語の「homard(=オマール)」に由来しており、フランス語での呼び名です。「homard(=オマール)」はフランス語でハンマーという意味で、オマール海老の特徴のひとつである、ハサミの部分がハンマーのように見えるのが由来だそうです。

まとめると、オマール海老とロブスターは英語名とフランス語名の違いがありますが、同じものだということです。

・オマール海老の種類


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オマール海老(ロブスター)は下記の種類に分類されます。
・ヨーロピアン・オマール
・アメリカン・ロブスター
・ケープ・ロブスター
・トリスタン・ロック・ロブスター
一般的に市場で出回るのものが、「ヨーロピアン・オマール」と「アメリカン・ロブスター」です。

「ケープ・ロブスター」はアフリカ南岸に分布しており、これもロブスターとして流通することがあるのですが、市場に出る量は少なく、味も劣るとされています。また、トリスタンダクーニャ産の「トリスタン・ロック・ロブスター」は、ミナミイセエビ属であるため、日本では『トリスタン産の伊勢海老』と紹介されることもあります。

■ヨーロピアン・オマールとアメリカン・ロブスターの違い

・英語表記とフランス語表記


先ほどオマール海老の別名について前述したとおり、ロブスターとオマール海老は英語表記とフランス語表記の違いがあります。

名前のとおり、ヨーロピアン・オマールは、ヨーロッパ方面に生息しているロブスターです。ノルウェーから地中海のあたりまで、一部地域を除いて生息しています。一方、アメリカン・ロブスターはアメリカ大陸にいる種類で、大西洋の西岸に生息しています。

ヨーロピアン・オマールとアメリカン・ロブスターは、表記の違いや生息地に違いがあるのです。

・体長の差


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アメリカン・ロブスターの方が、ヨーロピアン・オマールよりも体長が大きいです。ヨーロピアン・オマールの体長は50cm程度ですが、アメリカン・ロブスターは体長120cmに達する個体が漁獲されることがあります。もちろん、すべての個体がここまで大きく育つわけではなく、天敵に襲われたり、漁獲されるなどして大型個体は消えていきます。よく販売されているのは30~40cmほどのものです。

・味とおいしさ


ヨーロピアン・オマールの方が身が詰まっており、甘味と旨味が濃厚で上質とされています。さらに、オマールエビの卵巣はとても希少価値があり、本体の身よりもおいしいといわれています。


・漁獲量と値段


ヨーロピアン・オマールの漁獲量は、アメリカン・ロブスターの「10分の1ほど」というデータがあります。漁獲量が少ない分、ヨーロピアン・オマールの方が値段が高めに設定されています。


■オマール海老と伊勢海老の違い

・生物学上の階級


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オマール海老はエビ目ザリガニ亜目アカザエビ科ロブスター属に分類される甲殻類で、ザリガニの仲間になります。一方、伊勢海老は、エビ目・イセエビ下目・イセエビ科に属するエビの一種になります。

・見た目の特徴


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オマール海老と伊勢海老の最大の違いは、ハサミの有無と表面の違いにあります。

オマール海老はザリガニ類の例に漏れず、第一歩脚が強大な鋏脚となっています。フランス語名でオマール (Homard)は「ハンマー」という意味があり、鋏脚がハンマーのように見えることに由来します。ただ、この鋏脚は専ら威嚇につかうので、生活孔を掘ったり、餌を採ったりするのは口元の小さな顎脚をつかいます。

また、体長は50cmほどにもなり、非常にどう猛な性格で、仲間同士で傷つけあうこともあるため、水揚げされたロブスターは、すぐにハサミを固定されます。体色はやや赤黒く、表皮はつるんとなめらかです。

対して、伊勢海老は、体の甲は著しく石灰化し強固となり、生時の色は紫褐色で、頭胸部は無数の棘がある円筒形ですが、腹は縦に曲がることができます、そして、オマール海老では特徴的だった、はさみはありません。表皮はとげがあって、ゴツゴツとした印象であり、長い触角や歩脚もがっしりしています。

・味と食感


プリっとした弾力が特徴的なのがオマール海老。味は淡白であり、ハサミの部分と体の部分では食感と味に違いがあるので、二度楽しむことができます。

伊勢海老は、弾力こそオマール海老に劣りますが、口当たりがまろやかで濃厚な旨味があり、オマール海老に負けません。生で食べても加熱して食べてもおいしさは変わらないので、どんな料理にも適しています。伊勢海老の語源は、伊勢が伊勢海老の主産地であることからきています。日本では、1500年代の文献に伊勢海老の名称が記されており、古くから日本人に親しまれている食材です。

・値段の差


お値段は、伊勢海老の方がオマール海老よりも高いことが一般的です。
最近値段が高騰している伊勢海老は500gほどで約10,000円以上するので、オマール海老の2倍以上のお値段です。
ただ、どちらも高級食材であることには変わりありません。


■オマール海老を家で食べる方法って?

・通販ではボイル・活き・冷凍が選べる


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ご自宅でオマール海老を食べてみたいと思うなら、まず通販での購入をおすすめします。通販で購入する際の相場ですが、安ければ2,000円程で、高ければ5,000円ほどで販売されていることが多いです。

オマール海老を通販で購入するときには、ボイル・活き・冷凍が選べます。

ボイルは、通販で販売されているものなら、新鮮な状態のまま絶妙な茹で加減でボイルしてあるので、ご自宅で流水解凍したら、あとはさばいて食べるだけです。

活きは、その名のとおり、生きたままのオマール海老になります。実際に生きたオマール海老を見ると、とても迫力がありますし、あまり見る機会がないと思うので、新鮮かもしれません。ただ、自分で一から調理することになるので、手間がかかるのが難点です。

冷凍は、オマールエビを生きたまま急速冷凍をしています。ボイル処理などは行っておりませんので解凍にはちょっとしたコツがあります。上手な解凍の方法は、オマールエビを大きめのボウルやお鍋に入れてたっぷりの流水で15分程かけて解凍します。冷凍庫から冷蔵庫に移しての解凍や常温での時間をかけての解凍は身が変質してしまうために避けたほうがいいでしょう。


・年中行事が近いとスーパーで買えることも!


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オマール海老は高級食材なので、中々食べられないイメージをもたれていますよね。しかし、年中行事が近くなると、お近くのスーパーで安く販売される機会もあり、手に取りやすくなってきました。

スーパーで販売されてあるものは、すでにボイルしてあるため、解凍するだけで食べることができるので、その手軽さが人気となりました。また、気になるお値段ですが、スーパーによって異なるので一概には言えませんが、大手スーパー「AEON」では約1,000円で販売されたときもありました。破格の安さで衝撃的ですよね。


■オマール海老の食べ方とおすすめレシピ

・旨味を感じたいなら『蒸す』


オマール海老は、ボイルやグリルでもおいしく食べられますが、蒸すことで甘みがさらに増し、オマール海老本来の旨味が感じられます。茹でるよりも時間がかかってしまいますが、甘味が増すのでよりおいしく味わえますよ。鍋に底から少量の塩水を沸かし、ロブスターを入れて再沸騰してから時間を計測します。最低でも18分以上はかかります。

・シンプルに『茹でる』か『焼く』


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お店や通販で購入しても、初めて調理する場合は調理方法が分からないですよね。しかし、シンプルに味わうのが最もおすすめで、単純に茹でるか焼くかするだけでおいしく食べられます。

もちろん、オマール海老らしいオシャレな調理方法ができる方であれば手を込んだ料理にしても大丈夫なのですが、あまり自信が無い方であれば、茹でるか焼くかで十分です。

茹でるときは、なるべく大きな鍋に最低2Lのお湯を沸かし、1Lにつき大さじ2の塩を入れましょう。野菜や白ワイン、レモン汁を一緒に茹でれば、ゆで汁がスープストックとしてつかえるのでおすすめです。ロブスターを鍋に入れて、再沸騰してから最低でも12分以上茹でます。ただ、ロブスターの大きさによって違うため、茹でる前にサイズと茹で時間を確認しておきましょう。

加熱調理済みを買ったら、風味を増すため焼いてみましょう。殻を縦半分に割っておき、身にバターを塗って殻を下にして3~4分加熱するだけです。グリルやオーブンはあらかじめ熱々に予熱しておくことがポイントです。

・贅沢な一品『ビスク』にする


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「ビスク」とは、海老・蟹など甲殻類を使って作る濃厚なスープの総称です。ビスクは、市場に出荷できない不完全なところのある甲殻類や売り物にならない細い足などの部分から甲殻類のうま味を最大限に抽出する料理です。

オマール海老のビスクは、オマール海老の旨みがぎゅっとつまっており、身を食べ終わった殻で調理できるので、非常にコスパがよいです。調理する際のポイントは、海老の殻から出汁を出すために、しっかり炒めて香りを出しましょう。

■オマール海老はおいしく調理しよう!

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今回はオマール海老の味や特徴、そして、伊勢海老やロブスターとの違いを解説してきました。
オマール海老と伊勢海老はそもそも異なる品種の海老で、最大の違いはハサミの有無です。ハサミを有しているのはオマール海老で、ロブスターとも呼ばれるものです。

味わいはどちらも甘みと旨味が強く、非常においしいです。調理方法はさまざまですが、シンプルに蒸したり、茹でたり、焼いて食べるのがおすすめです。手の込んだ料理をいただきたいのなら、フランス料理店などに行って食べてみてもよいでしょう。オマール海老は高級食材なのでリーズナブルとは言い難いですが、見た目にも豪華で華やかなので、ホームパーティーやハレの日に奮発してみるのもよいでしょう。
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