イタリア伝統のお菓子「ビスコッティ」とは?簡単な作り方や美味しい食べ方も紹介!
2024年4月13日 06:00
「ビスコッティ」はイタリア生まれの焼き菓子です。
歯ごたえのあるザクザク食感が特徴で、イタリアでは古くから親しまれています。
今回は、ビスコッティの特徴や基本的な作り方のほか、イタリア発祥の人気スイーツもご紹介します。
ビスコッティは、トスカーナやパルマなどイタリア中部の伝統菓子。イタリア語では「biscotti」と記し「二度焼きした」という意味が語源とされています。別名はイタリア語で「小さな歌」を意味する「cantucci(カントゥッチ)」で、食べるときのカリカリという音が由来。
主な材料は小麦粉や砂糖、アーモンドなどでビスケットの一種に分類されます。19世紀の終わり頃にイタリアで誕生し、現代でも多くの人々に親しまれていますよ。
甘いビスコッティを、エスプレッソや濃いコーヒーに浸すのが定番の食べ方。ほかにも甘いデザートワインに浸したり、ジェラートに添えたりします。
ビスコッティ
【材料】(2人分)
卵 1個
グラニュー糖 90g
薄力粉 80g
アーモンドプードル 40g
ベーキングパウダー 小 1
アーモンド 60g
バター 10g
強力粉 少々
【作り方】
1、薄力粉、アーモンドパウダー、ベーキングパウダーは網を通し、ふるっておく。アーモンドホールは天板に広げ、200℃に予熱したオーブンで4分ローストしておく。
2、ボウルに卵、グラニュー糖、常温に戻したバターを入れ、泡立て器で混ぜ合わせる。
3、合わせてふるっておいた粉類を加え、ゴムべらで粉っぽさがなくなるまで混ぜ合わせる。アーモンドホールを加えてサッと混ぜ合わせる。*卵の大きさによって固さが変わるので、薄力粉で調節してください。又、練ると粘りがでるので注意!サッと混ぜ合わせて、サックリ仕上げましょ。
4、強力粉の打ち粉をした上でフランスパンのような形に整える。
5、180℃に予熱したオーブンに入れ、表面に薄い焼き色がつく位(20~25分)まで焼き、温かいうちにいったん取り出し、1~1.5cm幅に切る。
6、天板に切り口を上にして並べ、170℃のオーブンで7~8分乾燥するまで焼く。ビスコッティはイタリアのトスカーナ地方の伝統的なお菓子で、しっかり乾燥させるのが特徴です。そのままだとちょっと固いので、ワインやエスプレッソ、カプチーノなどに浸し、柔らかくしてどうぞ!
濃厚な甘さと芳醇な香りが特徴。ブラウンシュガー入りのビスコッティです。ブラウンシュガーはアーモンドの香ばしさとも相性が良く、ひと味違うビスコッティを楽しめます。甘いデザートワインと一緒にいただけば、思わず笑みがこぼれますよ。
アーモンドのほかにチョコレートやオレンジピールが入ったビスコッティは、そのままでも美味しいのが魅力。生地に加えるホワイトキュラソーの香りが大人向けで、お酒好きな方に喜ばれますよ。焼き上がったらケーキクーラーにのせて全体をしっかり乾燥させるとより食感が良くなります。
チョコレート風味のビスコッティは、コーヒーに浸すのがイチオシです。ココアパウダーも使うので、カカオの香りが堪能できますよ。断面がキレイで、プレゼントにもおすすめです。
生おからや米粉を使ったビスコッティは、ダイエット中の方にうってつけ。バターを使わないのであっさりしていて、生地に混ぜ込んだレーズンやクルミが美味しさを引き立ててくれますよ。シンプルな味わいは、コーヒーにもワインにも合います。
新玉ネギとベーコンを混ぜ込んだビスコッティは、塩気が効いていておかずやおつまみ感覚で食べられます。生地に強力粉やインスタントドライイーストを使い、発酵させるのが特徴。ザクザク感はありつつも硬すぎないので、そのまま食べても◎です。
ミルクチョコレートやココアパウダー入りの大人向けビスコッティです。砂糖が控えめなので、甘いのが苦手な方にもおすすめ。生地を混ぜたら常温で発酵させてから焼きましょう。コーヒーはもちろん、紅茶にも合うでぜひ試してみてくださいね。
20世紀に誕生したと言われているティラミスは、コーヒーリキュールをしみ込ませたスポンジに、マスカルポーネチーズで作ったムースを重ねます。表面に振りかけたココアパウダーの苦みと相まって、奥深い味わいを堪能よきますよ。大きな容器に作っても、1人分ずつ作ってもOKですよ。
マチェドニアは、イタリアのフルーツポンチ。色とりどりのフルーツを使うのが特徴で、食後のデザートにもってこいです。大人向けにはスパークリングワインや白ワインを注ぎ、子ども向けにはシロップをかけると家族みんなで楽しめます。
イタリア・シチリア島生まれのカンノーリは、見た目のかわいらしさから日本でも人気のスイーツです。金属の筒に巻きつけた生地を揚げ、チーズクリームを詰めます。本場ではリコッタチーズを使うことが多いですが、このレシピではクリームチーズで手軽に。生地も春巻きの皮で簡単に作れるので、ぜひ試してみてくださいね。
大人向けのイタリアンスイーツと言えばこちら。スポンジにラム酒ベースのシロップを浸したもので、ラム酒の香りがとても贅沢です。シロップが全体にしみるよう、ブリオッシュの底に十字に切り込みを入れるのがポイント。
「煮たクリーム」を意味するパンナコッタは、なめらかな口当たりが幅広い世代に人気です。温めた牛乳に粉ゼラチンを加えて溶かし、泡立てた生クリームと合わせます。コクのある味わいは普段のおやつにもおもてなしにもぴったりです。
手作りのビスコッティがあると、食後のひとときを優雅に過ごせますよ。ティラミスやパンナコッタなどのイタリアンスイーツと共に味わってみてはいかがでしょうか。
歯ごたえのあるザクザク食感が特徴で、イタリアでは古くから親しまれています。
今回は、ビスコッティの特徴や基本的な作り方のほか、イタリア発祥の人気スイーツもご紹介します。
目次 [閉じる]
■ビスコッティの特徴や歴史、食べ方
ビスコッティは、トスカーナやパルマなどイタリア中部の伝統菓子。イタリア語では「biscotti」と記し「二度焼きした」という意味が語源とされています。別名はイタリア語で「小さな歌」を意味する「cantucci(カントゥッチ)」で、食べるときのカリカリという音が由来。
主な材料は小麦粉や砂糖、アーモンドなどでビスケットの一種に分類されます。19世紀の終わり頃にイタリアで誕生し、現代でも多くの人々に親しまれていますよ。
甘いビスコッティを、エスプレッソや濃いコーヒーに浸すのが定番の食べ方。ほかにも甘いデザートワインに浸したり、ジェラートに添えたりします。
■ビスコッティの作り方
薄力粉や卵、砂糖などを使った定番のビスコッティです。アーモンドはローストして香ばしさを引き出しておくのが美味しさの秘訣。カリカリに仕上げるコツは、生地を混ぜすぎないこと。大きな塊のまま焼き、焼き色がついたタイミングで切り分け、再度焼いてくださいね。ビスコッティ
【材料】(2人分)
卵 1個
グラニュー糖 90g
薄力粉 80g
アーモンドプードル 40g
ベーキングパウダー 小 1
アーモンド 60g
バター 10g
強力粉 少々
【作り方】
1、薄力粉、アーモンドパウダー、ベーキングパウダーは網を通し、ふるっておく。アーモンドホールは天板に広げ、200℃に予熱したオーブンで4分ローストしておく。
2、ボウルに卵、グラニュー糖、常温に戻したバターを入れ、泡立て器で混ぜ合わせる。
3、合わせてふるっておいた粉類を加え、ゴムべらで粉っぽさがなくなるまで混ぜ合わせる。アーモンドホールを加えてサッと混ぜ合わせる。*卵の大きさによって固さが変わるので、薄力粉で調節してください。又、練ると粘りがでるので注意!サッと混ぜ合わせて、サックリ仕上げましょ。
4、強力粉の打ち粉をした上でフランスパンのような形に整える。
5、180℃に予熱したオーブンに入れ、表面に薄い焼き色がつく位(20~25分)まで焼き、温かいうちにいったん取り出し、1~1.5cm幅に切る。
6、天板に切り口を上にして並べ、170℃のオーブンで7~8分乾燥するまで焼く。ビスコッティはイタリアのトスカーナ地方の伝統的なお菓子で、しっかり乾燥させるのが特徴です。そのままだとちょっと固いので、ワインやエスプレッソ、カプチーノなどに浸し、柔らかくしてどうぞ!
■ビスコッティのおすすめレシピ6選
・デザートワイン・ビスコッティ
濃厚な甘さと芳醇な香りが特徴。ブラウンシュガー入りのビスコッティです。ブラウンシュガーはアーモンドの香ばしさとも相性が良く、ひと味違うビスコッティを楽しめます。甘いデザートワインと一緒にいただけば、思わず笑みがこぼれますよ。
・ビスコッティ
アーモンドのほかにチョコレートやオレンジピールが入ったビスコッティは、そのままでも美味しいのが魅力。生地に加えるホワイトキュラソーの香りが大人向けで、お酒好きな方に喜ばれますよ。焼き上がったらケーキクーラーにのせて全体をしっかり乾燥させるとより食感が良くなります。
・サクサクビスコッティ
チョコレート風味のビスコッティは、コーヒーに浸すのがイチオシです。ココアパウダーも使うので、カカオの香りが堪能できますよ。断面がキレイで、プレゼントにもおすすめです。
・おからと米粉のビスコッティ
生おからや米粉を使ったビスコッティは、ダイエット中の方にうってつけ。バターを使わないのであっさりしていて、生地に混ぜ込んだレーズンやクルミが美味しさを引き立ててくれますよ。シンプルな味わいは、コーヒーにもワインにも合います。
・新玉ネギとベーコンのビスコッティ
新玉ネギとベーコンを混ぜ込んだビスコッティは、塩気が効いていておかずやおつまみ感覚で食べられます。生地に強力粉やインスタントドライイーストを使い、発酵させるのが特徴。ザクザク感はありつつも硬すぎないので、そのまま食べても◎です。
・発酵ブラックビスコッティ
ミルクチョコレートやココアパウダー入りの大人向けビスコッティです。砂糖が控えめなので、甘いのが苦手な方にもおすすめ。生地を混ぜたら常温で発酵させてから焼きましょう。コーヒーはもちろん、紅茶にも合うでぜひ試してみてくださいね。
■ビスコッティ以外にも! 人気のイタリアンスイーツレシピ5選
・プロが教える! イタリア本場の本格ティラミス
20世紀に誕生したと言われているティラミスは、コーヒーリキュールをしみ込ませたスポンジに、マスカルポーネチーズで作ったムースを重ねます。表面に振りかけたココアパウダーの苦みと相まって、奥深い味わいを堪能よきますよ。大きな容器に作っても、1人分ずつ作ってもOKですよ。
・オレンジとキウイのマチェドニア
マチェドニアは、イタリアのフルーツポンチ。色とりどりのフルーツを使うのが特徴で、食後のデザートにもってこいです。大人向けにはスパークリングワインや白ワインを注ぎ、子ども向けにはシロップをかけると家族みんなで楽しめます。
・イチゴカンノーリ
イタリア・シチリア島生まれのカンノーリは、見た目のかわいらしさから日本でも人気のスイーツです。金属の筒に巻きつけた生地を揚げ、チーズクリームを詰めます。本場ではリコッタチーズを使うことが多いですが、このレシピではクリームチーズで手軽に。生地も春巻きの皮で簡単に作れるので、ぜひ試してみてくださいね。
・ババ風ラム酒漬け
大人向けのイタリアンスイーツと言えばこちら。スポンジにラム酒ベースのシロップを浸したもので、ラム酒の香りがとても贅沢です。シロップが全体にしみるよう、ブリオッシュの底に十字に切り込みを入れるのがポイント。
・パンナコッタ
「煮たクリーム」を意味するパンナコッタは、なめらかな口当たりが幅広い世代に人気です。温めた牛乳に粉ゼラチンを加えて溶かし、泡立てた生クリームと合わせます。コクのある味わいは普段のおやつにもおもてなしにもぴったりです。
■ビスコッティでティータイムをより豊かに
ビスコッティは独特の硬さを楽しむ焼き菓子です。ビスコッティ自体に甘みがあるので、コーヒーの苦みと合わせると格別の美味しさ。甘党の方は、デザートワインとのマリアージュがおすすめです。手作りのビスコッティがあると、食後のひとときを優雅に過ごせますよ。ティラミスやパンナコッタなどのイタリアンスイーツと共に味わってみてはいかがでしょうか。
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