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身体をデトックスしたいこの時期。免疫力を高める、車浮代の「江戸の変わり飯」レシピ三品



ちなみに冬至の日に柚子湯に入るという習慣は江戸時代からで、「冬至」を「湯治」にかけ、「柚子」を「融通」にかけて、「冬至の日の湯治は、融通のきく柚子で」ということのようです。駄洒落とは言え、柚子の香りにはリラックス効果があり、皮には血行促進や保湿効果があるので、湯治には最適な入浴剤です。

『粕粥』(二人前)

話題の酒粕を使ったお粥は抜群の栄養価があります。

■材料(二人前)
・米…1/2カップ
・水…500ml
・塩…少々
・酒粕(板状)…50g
・味噌…大さじ2

■作り方
1)鍋に水と洗った米を入れ、混ぜながら強火で炊く。
2)ふきあがったら塩と1を入れ、再びふき上がってきたら中火にし、灰汁を取りながら30分程度炊く。
3)酒粕を2mm幅に伸ばし、弱火で両面を焼く。
4)粥に2と味噌を乗せ、よく混ぜていただく。


日本酒を絞った後に残る酒粕が、実は握り鮨を世間に広めた立役者だったことをご存知でしょうか。1800年代はじめ、米を使ってつくる酢は高価な調味料だったため、発明されたばかりの握り鮨はハレの日のご馳走で、庶民が気軽に口にできるものではありませんでした。

江戸を訪れた尾張国半田(現・愛知県半田市)の酒蔵の主人・中野又左衛門(四代目から中埜又左衛門と改名)はこの状況を見て、酒粕を使った安価な粕酢を江戸に普及させたことにより、握り鮨は屋台で楽しめるファストフードとして江戸の郷土料理となり、全国へ、やがて全世界に広がっていったというわけです。
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