じゃがいもを電子レンジで蒸す方法とは?加熱時間の目安や皮むき方法も
2021年11月18日 10:00
ホクホクとした食感がおいしい蒸したじゃがいもですが、蒸し器を用意したり時間がかかったりと作るのは少し面倒ですよね。実は、じゃがいもは電子レンジを使えば簡単&短時間で蒸すことができます。
鍋や蒸し器を使わないので洗い物が減り、じゃがいもに含まれるビタミンCを逃がさないという嬉しいメリットも。今回は、じゃがいもを電子レンジでやわらかく蒸す方法をご紹介していきます。
じゃがいもは、コツさえ掴めば電子レンジで簡単にやわらかく蒸すことができます。じゃがいもを電子レンジで蒸す際に、「パサパサする」「固くなる」「中心部が焦げた」という失敗をすることがあります。
それは、じゃがいも自体が水分が少なく火が通りにくい食材であることと、電子レンジ庫内での加熱ムラが主な原因です。そのため、電子レンジでじゃがいもを調理する場合には、足りない水分を補い、加熱ムラが起きないよう位置や時間を調節する必要があります。
回転皿式の電子レンジの場合は、回転皿の端にじゃがいもを置いてください。それ以外のタイプは、真ん中に置きます。
加熱時間は、じゃがいも1個(約150g)あたりで3~5分ほどです。2分加熱したあたりで、一度上下をひっくり返します。竹串を通してみてまだ固い場合は、30秒ずつ加熱時間を追加してください、
皮を剥いて加熱する場合も、方法や時間はほぼ同じです。また、加熱後に皮を剥く場合は、先に切れ目を入れておくと剥きやすくなります。詳しいやり方については、「レンジで加熱したじゃがいもの皮むき方法」の見出しでご紹介していますので、そちらをご覧ください。
じゃがいもを1度に複数蒸す場合は、並べる位置や時間を調節する必要があります。
じゃがいもは必ず1つずつ包みましょう。複数まとめて包むと、加熱ムラの原因になります。加熱時間は、じゃがいも1個(約150g)あたり3分が目安です。複数加熱する場合は、以下の時間を参考に様子を見ながら調節しましょう。
じゃがいもをカットしてから蒸すと、すぐに調理に使えて便利です。じゃがいものおいしさを楽しみたいときは丸ごと、調理の下ごしらえや急いでいるときはカットしてなど、用途に合わせて使い分けましょう。
加熱時間は、カットの大きさやじゃがいもの量、その後の調理法に合わせて調節してください。大き目にカットする場合は時間を少し長めにし、じゃがいも2個分をまとめて加熱する場合は時間を1.5~2倍にしましょう。
また、煮物や炒め物などの下ごしらえのときはやや固さを残す程度に加熱し、そのまま食べる場合やマッシュポテトにする場合はしっかり柔らかくなるまで加熱しましょう。加熱時間の目安は、電子レンジ(600W)でじゃがいも1個(約150g)あたり下記の通りです。
電子レンジで丸ごと加熱したじゃがいもは、皮がとっても剥きやすくなります。ピーラーなどを使わず手で簡単に剥くことができますが、加熱したばかりのじゃがいもは非常に熱いため、火傷には十分注意してくださいね。
じゃがいもをよく洗ったら、中央に浅く一周切り込みを入れます。
濡れたキッチンペーパーでじゃがいもを包み、上からラップで包んで電子レンジで加熱します。詳しいやり方については、上記の「じゃがいもを電子レンジで蒸す方法」をご確認ください。
加熱し終わったら、ラップとキッチンペーパーを取り除きます。新しいキッチンペーパーでじゃがいもを持ち、切込みを中心に左右に開くように皮を剥きます。
電子レンジで作れるじゃがバター。小腹が空いたときのおやつにもおすすめです。
このレシピでは、600wの電子レンジを使用しています。バターが溶けにくい場合は、耐熱容器にジャガイモとバターを入れ、電子レンジで加熱をしてバターを溶かし、からめて下さい。
定番のポテトサラダのレシピです。人気の味を電子レンジを使って手軽に作ります。
下味をしっかりつけることで、味にまとまりのあるおいしいポテトサラダになります。
お酒のおつまみにもピッタリな一品です。
明太子ダレは、他のお料理にも活用できます。
みそとバターの濃厚なソースとじゃがいもがよく合います。
ジャガイモを薄くスライスする事によって、火の通りが早くなります。
じゃがいもはレンジで蒸すと、「栄養を逃さない」「時短になる」「皮が剥きやすくなる」など、メリットがたくさんあります。ただし、加熱方法や時間を間違えてしまうと、パサついたり固くなってしまったりする原因に。
じゃがいもを電子レンジで蒸す場合は、濡れたキッチンペーパーやラップを活用して水分を補い、加熱ムラができないよう工夫しましょう。ぜひ皆さんも、電子レンジを使って蒸しじゃがいもにチャレンジしてみてくださいね。
《参考》
・JAめむろ「まちるだいすけ先生の農業学校」
鍋や蒸し器を使わないので洗い物が減り、じゃがいもに含まれるビタミンCを逃がさないという嬉しいメリットも。今回は、じゃがいもを電子レンジでやわらかく蒸す方法をご紹介していきます。
©https://pixabay.com/ja/
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■じゃがいもは丸ごとレンジで蒸せる!
©https://www.photo-ac.com/
じゃがいもは、コツさえ掴めば電子レンジで簡単にやわらかく蒸すことができます。じゃがいもを電子レンジで蒸す際に、「パサパサする」「固くなる」「中心部が焦げた」という失敗をすることがあります。
それは、じゃがいも自体が水分が少なく火が通りにくい食材であることと、電子レンジ庫内での加熱ムラが主な原因です。そのため、電子レンジでじゃがいもを調理する場合には、足りない水分を補い、加熱ムラが起きないよう位置や時間を調節する必要があります。
・じゃがいもを電子レンジで蒸す方法
- じゃがいもをよく洗い、汚れを落とします。
- ぬらしたキッチンペーパーで、じゃがいもを包みます。
- キッチンペーパーの上から、さらにラップで包んでください。
- 電子レンジ(600W)で3~5分ほど加熱します。途中で一度上下をひっくり返してください。
- 竹串を刺してみてスッと通ればOKです。
加熱する際のポイント
回転皿式の電子レンジの場合は、回転皿の端にじゃがいもを置いてください。それ以外のタイプは、真ん中に置きます。
加熱時間は、じゃがいも1個(約150g)あたりで3~5分ほどです。2分加熱したあたりで、一度上下をひっくり返します。竹串を通してみてまだ固い場合は、30秒ずつ加熱時間を追加してください、
皮を剥いて加熱する場合も、方法や時間はほぼ同じです。また、加熱後に皮を剥く場合は、先に切れ目を入れておくと剥きやすくなります。詳しいやり方については、「レンジで加熱したじゃがいもの皮むき方法」の見出しでご紹介していますので、そちらをご覧ください。
・一度にたくさん加熱する場合は?
©https://pixabay.com/ja/
じゃがいもを1度に複数蒸す場合は、並べる位置や時間を調節する必要があります。
- じゃがいもをよく洗い、汚れを落とします。
- ぬらしたキッチンペーパーで、じゃがいもを1つずつ包みます。
- キッチンペーパーの上から、さらにラップで包んでください。
- 電子レンジの回転皿の端に等間隔に並べます。
- じゃがいも1個あたり3分ほど加熱します。途中で一度上下をひっくり返してください。
- 竹串を刺してみてスッと通ればOKです。
加熱する際のポイント
じゃがいもは必ず1つずつ包みましょう。複数まとめて包むと、加熱ムラの原因になります。加熱時間は、じゃがいも1個(約150g)あたり3分が目安です。複数加熱する場合は、以下の時間を参考に様子を見ながら調節しましょう。
加熱時間の目安
- じゃがいも1個…3~5分
- じゃがいも2個…5分~7分
- じゃがいも3個…8~10分
■じゃがいもをカットしてレンジで蒸すには?
じゃがいもをカットしてから蒸すと、すぐに調理に使えて便利です。じゃがいものおいしさを楽しみたいときは丸ごと、調理の下ごしらえや急いでいるときはカットしてなど、用途に合わせて使い分けましょう。
・じゃがいもをカットして電子レンジで蒸す方法
- じゃがいもの皮をむき、芽を取り除きます。
- 食べやすい大きさに切って、水にさらしましょう。
- 水を軽く切って耐熱容器に入れ、重ならないよう均一に並べます。
- ラップをかぶせて加熱します。
加熱する際のポイント
加熱時間は、カットの大きさやじゃがいもの量、その後の調理法に合わせて調節してください。大き目にカットする場合は時間を少し長めにし、じゃがいも2個分をまとめて加熱する場合は時間を1.5~2倍にしましょう。
また、煮物や炒め物などの下ごしらえのときはやや固さを残す程度に加熱し、そのまま食べる場合やマッシュポテトにする場合はしっかり柔らかくなるまで加熱しましょう。加熱時間の目安は、電子レンジ(600W)でじゃがいも1個(約150g)あたり下記の通りです。
加熱時間の目安
- 下ごしらえのとき…1分30秒~2分
- そのまま食べる場合…3~4分
■レンジで加熱したじゃがいもの皮むき方法
電子レンジで丸ごと加熱したじゃがいもは、皮がとっても剥きやすくなります。ピーラーなどを使わず手で簡単に剥くことができますが、加熱したばかりのじゃがいもは非常に熱いため、火傷には十分注意してくださいね。
手順1:皮に切れ目を入れておく
じゃがいもをよく洗ったら、中央に浅く一周切り込みを入れます。
手順2:じゃがいもを加熱する
濡れたキッチンペーパーでじゃがいもを包み、上からラップで包んで電子レンジで加熱します。詳しいやり方については、上記の「じゃがいもを電子レンジで蒸す方法」をご確認ください。
手順3:キッチンペーパーを使ってむく
加熱し終わったら、ラップとキッチンペーパーを取り除きます。新しいキッチンペーパーでじゃがいもを持ち、切込みを中心に左右に開くように皮を剥きます。
■レンジで作る!簡単じゃがいもレシピ集
・ホクホクジャガバター
電子レンジで作れるじゃがバター。小腹が空いたときのおやつにもおすすめです。
材料(2人分)
- ジャガイモ(男爵:中) 2個
- バター 15~20g
- 生クリーム 大さじ1
- ドライパセリ 少々
下準備
- ジャガイモは皮ごときれいに水洗いし、1個ずつラップに包む。電子レンジで2~3分加熱し、向きを変えて、さらに2~3分加熱する。竹串を刺してみてスッと刺さればOK、かたい場合は、もう少し加熱する。
作り方
- ジャガイモの皮をむき、ひとくち大の乱切りにしてボウルに入れる。
- ジャガイモが熱いうちにバターを加えて混ぜ合わせ、さらに生クリーム、分量外の塩コショウを加えて全体に混ぜる。
- 器に盛り、ドライパセリを振る。
このレシピでは、600wの電子レンジを使用しています。バターが溶けにくい場合は、耐熱容器にジャガイモとバターを入れ、電子レンジで加熱をしてバターを溶かし、からめて下さい。
・レンジで作れる簡単おいしいシンプルポテトサラダ
定番のポテトサラダのレシピです。人気の味を電子レンジを使って手軽に作ります。
材料(2人分)
- ジャガイモ 1~2個
- ハム 1~2枚
- 玉ネギ 1/8個
- キュウリ 1/4本
- リンゴ 1/8個
- マヨネーズ 大さじ1.5
- 酢 大さじ1/2
- 塩コショウ 少々
- サラダ油 小さじ1/2
- マヨネーズ 大さじ1.5
下準備
- ジャガイモは皮ごときれいにタワシで水洗いし、ぬれたままラップでふんわり包む。
- ハムは食べやすい大きさに切る。
- 玉ネギは縦薄切りにする。
- キュウリは縦じまに所々ピーラーで皮をむき、薄い輪切りにして分量外の塩少々でもみ、しんなりしたら水洗いして水気を絞る。
- リンゴは皮ごときれいに洗って芯を取り、薄切りにする。分量外の塩水に通し、水気をきる。
作り方
- ジャガイモを電子レンジで1~2分加熱する。上下を返してさらに1~2分加熱し、竹串がスッと刺さったらタオル等で包んで皮をむく。ボウルに入れ、熱いうちにマッシャーでつぶす。(ヒント)電子レンジは600Wを使用しています。
- <下味>の材料を加えて全体に混ぜ合わせ、ラップをして冷蔵庫で冷やす。
- ハム、玉ネギ、キュウリを加えて全体に混ぜ合わせる。リンゴ、マヨネーズも加えてサックリ混ぜ合わせ、器に盛る。
下味をしっかりつけることで、味にまとまりのあるおいしいポテトサラダになります。
・つぶしジャガイモの明太子和え
お酒のおつまみにもピッタリな一品です。
材料(2人分)
- ジャガイモ 2個
- 明太子 1/2腹
- 酒 大さじ1
- ごま油 小さじ1
- しょうゆ 小さじ1/2
作り方
- ジャガイモは皮ごときれいに水洗いし、ぬれたままラップで1個ずつ包み、電子レンジに2~3分加熱し、向きを返してさらに2~3分加熱する。竹串がスッと刺さったらOKです。電子レンジは600Wを使用しています。
- ジャガイモが柔らかくなったら、熱いうちに布巾で包みながら皮をむき、マッシャーでサックリつぶす。
- <明太子ダレ>の明太子は薄皮に切り込みを入れ、中身をしごき出し、他の材料と混ぜ合わせる。
- <明太子ダレ>を(2)のジャガイモに加え、混ぜ合わせて器に盛る。
・ジャガみそバター
みそとバターの濃厚なソースとじゃがいもがよく合います。
材料(2人分)
- ジャガイモ 2個
- 玉ネギ 1/4個
- バター 10g
- ドライパセリ 適量
- みりん 小さじ1
- みそ 小さじ2
下準備
- ジャガイモは皮つきのままよく洗い、1個ずつぬれたままラップに包み、電子レンジで3分加熱し、裏返してさらに2~3分加熱する。熱いうちに皮をむき、ひとくち大に切る。電子レンジは600Wを使用しています。
- 玉ネギを縦に薄切りにする。
- <みそソース>の材料を合わせる。
作り方
- フライパンにバターを熱して玉ネギを軽く炒め、しんなりしたら火を止める。ジャガイモと<みそソース>を加え、和える。
- 器に盛り、ドライパセリを散らす。
・ポテトとベーコンのレンジ蒸し
ジャガイモを薄くスライスする事によって、火の通りが早くなります。
材料(4人分)
- ジャガイモ2個
- ベーコン4~5枚
- 塩コショウ少々
- 白ワイン大さじ1
- スライスチーズ4枚
- ドライパセリ少々
- 粒マスタード適量
下準備
- ジャガイモは皮をむき、スライサーなどで薄切りにする。水に放ってアクを抜き、水気をきる。
- ベーコンは幅4~5cmに切る。
作り方
- 耐熱皿にジャガイモの半量を少し重ねながら並べ、ベーコンも同じように並べる。残りのジャガイモでベーコンをサンドするように並べ、白ワインをかけて塩コショウを振る。(ヒント)今回は一人分ずつ作っていますが、一度に作ってもOKです。
- ラップをして電子レンジで9~10分加熱する。スライスチーズを1枚ずつのせ、さらに30秒~1分程電子レンジで加熱し、チ−ズを溶かす。ドライパセリを振り、お好みで粒マスタードを添える。電子レンジは600Wを使用しています。
■じゃがいもはレンジで蒸せば料理の時短に!
©https://pixabay.com/ja/
じゃがいもはレンジで蒸すと、「栄養を逃さない」「時短になる」「皮が剥きやすくなる」など、メリットがたくさんあります。ただし、加熱方法や時間を間違えてしまうと、パサついたり固くなってしまったりする原因に。
じゃがいもを電子レンジで蒸す場合は、濡れたキッチンペーパーやラップを活用して水分を補い、加熱ムラができないよう工夫しましょう。ぜひ皆さんも、電子レンジを使って蒸しじゃがいもにチャレンジしてみてくださいね。
《参考》
・JAめむろ「まちるだいすけ先生の農業学校」
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