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食パンは冷凍保存がおいしい!表面サクっと中はふんわり

朝食の強い味方の「食パン」。しかしあまり日持ちしないので、1人暮らしだったり家族があまり食べなかったりだと賞味期限を切らしてしまうことはありませんか?

そこで今回お届けするのは、おいしく食べられる食パンの冷凍保存方法です。実は食パンの冷凍保存にはメリットがたくさんあります!知らなきゃ損の、冷凍保存方法や冷凍食パンの魅力をまとめてみました。

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■食パンを冷凍保存するメリット

水分を多く含んでいる食パンは常温だとカビが発生しやすかったり、密閉できていないと乾燥してしまったりと保存が難しい食品なんです。そこでおすすめの方法は冷凍保存です!

まずは冷凍保存のメリットをまとめてみました。

・おいしさをキープできる


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食パンをおいしく食べる際に大切なのは、食パンに含まれている水分とデンプンです。
食パンは湿度と温度に敏感で湿度が高いとカビが発生しますし、0℃~4℃の温度ではデンプンの劣化が早まります。

その2つのデメリットを解消できるのが冷凍保存なのです。冷凍庫では湿気の心配はないですし、設定温度が一般的にマイナス18℃の冷凍庫ならデンプンの劣化を抑えられます。

おいしく食パンを食べたいかたはぜひ冷凍庫を活用してくださいね。

・表面がさくっとした食感になる


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食パンを冷凍保存すると表面の水分が良い具合に蒸発してさくさくの食感に、けれど中は水分が保たれているのでふっくらする、というメリットがあります。

表面がさくさく、中はふっくらなんて食パンの良いところどりですよね。

・食べたいときに食べられる


先述しましたが食パンはあまり日持ちしないので、買いだめに適さない食品です。「食べたい!」と急に思ったときになかったらテンションが下がってしまいますよね…。

そんなときに冷凍食パンはとても便利です!冷凍してストックしておけば「食べたいときにない!」ということが起こらなくなり安心ですよ。

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・冷蔵保存には向いていない


先述したように0℃~4℃の温度で食パンに含まれているデンプンの劣化は早まります。家庭用冷蔵庫の温度は3℃~5℃なのでデンプンの劣化を促進してしまいます。デンプンは劣化すると風味が落ち、食パンのおいしさを半減させてしまうのです。
また、冷蔵庫内は乾燥しているので食パンの水分が飛んでしまい固くなってしまうこともデメリットです。

食パンを保存する際に冷蔵室を使用するのは避けましょう。

■食パンの冷凍方法とポイント

食パンを保存するのは冷凍が1番適していることは分かりましたが、食パン1袋をそのまま冷凍庫に入れたり、食パン1枚1枚を裸のままで冷凍するのはNGです。

それでは食パンのおいしさを保ったまま保存ができる、正しい冷凍方法お伝えしていきましょう。

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・サランラップで1枚ずつ密閉する


冷凍保存のコツは冷凍の早さと空気の侵入を防ぐことです。素早く冷凍ができるように食パンは必ず1枚ずつ冷凍します。そして密閉するためにサランラップを使用します。

冷凍のスピードを早めたいなら、サランラップで包んだ食パンをさらに冷気の伝わりやすいアルミホイルで包むのがおすすめです。それがめんどくさいかたは、サランラップで包んだ食パンを金属トレイの上に置くのも効果的と言われていますよ。

・フリーザーバッグに入れる


密閉にこだわるならばフリーザーバッグがおすすめです。特におすすめなのは食パンを1枚ずつサランラップで包み、フリーザーバッグに入れる方法です。この際には空気をしっかりと抜いてください。

サランラップで包んだものをフリーザーバッグに入れると、ほかの食品の匂い移りをを防げますし、空気の侵入も防ぐことができ、食パンのおいしさを保つことができます。

・保存期間の目安


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食パンは冷凍保存だからといって、長期間の保存は可能ではありません。保存期間の目安は2週間~1ヶ月と言われています。例えばフリーザーバッグに何枚か食パンを保存していて、出し入れを頻繁にしていたら期限は約2週間と考えていいでしょう。

食パンを賞味期限内でおいしく食べられるように、サランラップやフリーザーバッグに冷凍開始の日付を書くようにしましょう。

・ベーグルやピタパンも冷凍できる


パンの冷凍は食パンだけしかできないのでしょうか?答えはNOです。

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ベーグルやポケット状の形がかわいいピタパンも冷凍保存がおすすめです。
冷凍方法はやはり1つずつサランラップで包んでアルミホイルでさらに包むか、フリーザーバッグに入れる方法です。

安いときに買いすぎてしまったり、食べきれなかった場合は冷凍保存して後日においしくいただきましょう。

・冷凍に向かないパン


パンの冷凍はとても便利ですが、冷凍に向かないパンもあります。
  • 生野菜がトッピングされているパン(サンドイッチなど)
    解凍するときに水分が出て、パンがべちゃべちゃになってしまいます。
  • じゃがいもやにんじんなどの根菜類が入ったパン(カレーパンなど)
    根菜類は解凍すると細胞の組織が破壊されて食感が悪くなってしまいます。
  • カスタードクリームやマヨネーズがたくさん使用されているパン(クリームパンなど)
    冷凍といえど、油分は時間が経つと劣化が進むのでおいしく食べられないと言われています。
冷凍するのがおすすめなパンと、そうでないパンがあるので正しく知っておいしいパンを食べましょう。

■冷凍したパンの解凍法と焼き時間

せっかく上手に冷凍したのですから、正しい解凍方法でおいしく食パンを食べましょう。正しい解凍方法と言っても工程は至ってシンプルです。

ぜひ今後活用してくださいね。

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・凍ったままトースターに入れる


実は食パンは凍ったままトースターに入れるだけでOKです。中まで温まるか不安かもしれませんが、食パンのような厚みのないパンは凍ったままトースターに入れると、表面はカリッと中はふんわりと焼きあがります。

解凍すると食パンの水分が逃げてしまい食感が損なわれるので、凍ったままトースターで焼くのがおすすめです。

・いつもと同じくらいの焼き時間でOK


食パンを凍ったままトーストに入れる際ですが、焼く時間は凍っていない食パンを温めるときと同じ時間で大丈夫です。ただし中までしっかり熱を通すために、トースターはあらかじめ温めておきましょう。

・冷凍のままジャムを塗ってもOK


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食パンにジャムを塗るかたも多いと思いますが、冷凍食パンは焼く前にジャムを塗るのがおすすめなんです!先ほどお伝えしたように表面はサクッと中はふんわりと焼きあがるので、ぜひ試していただきたい方法です。

・自然解凍して焼かずに食べる


食パンを焼かずにそのまま食べたい場合や、サンドイッチのパンとして使いたい場合もありますよね。そんなときは冷凍した食パンを自然解凍します。

方法は簡単で、常温に1~2時間置くだけです。買って間もないようなふんわりとした食感になりますよ。

・食パン以外の解凍法


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パンの種類によっておすすめの解凍法は違います。まとめてみましたのでぜひ参考にしてみてください。
  • ベーグルやバゲット
    水分の少ないパンはそのままトースターで解凍してしまうと固く焼きあがってしまうので、霧吹きで水をかけてから焼くようにします。
    カリッとした良い食感と香ばしさが戻りますよ。
  • 菓子パンやクロワッサン
    砂糖やバターが多く使われているパンは焦げやすいので、そのままトースターに入れると失敗してしまう可能性があります。
    まず解凍したいパンをアルミホイルで包んでトースターで焼き、焼きあがった後に2分ほど置きます。するとバターがなじんでおいしく食べることができます。
パンによって解凍法はさまざまです。ぜひそのパンに合った方法で解凍し、おいしさを最大限に引き出してお召しあがりください。

■冷凍したパンのおすすめ調理法

食パンはそのまま食べたりトーストして食べたりと、シンプルに食べることが多いと思いますが、少し時間があるときのおすすめ調理法をまとめてみました。

・ココナッツラスク




材料(4人分)


食パン(サンドイッチ用)8枚
バター40g
卵1個
砂糖大さじ3
薄力粉40g
ココナッツパウダー30~40g

下準備


バターは常温にもどしておく。オーブンを170℃に予熱しておく。


作り方


手順1:ボウルにバターを入れ、柔らかくなったら溶き卵、砂糖を加え、泡立て器で白っぽくなるまでしっかり混ぜ合わせる
手順2:薄力粉、ココナッツパウダーを合わせて、網に通して振るいながら2~3回に分けて入れ、こねないようにゴムベラなどでサックリ、粉っぽさがなくなる程度に混ぜる
手順3:食パンに(2)をぬり、170℃に予熱しておいたオーブンで約15~17分焼き、ケーキクーラーにのせて冷ます。お好みの大きさに切って器に盛る
ココナッツだけでなく、砂糖の入ったココアパウダーや抹茶パウダーなどもおすすめです。簡単に作ることができ、子どもにも大人気のラスクは三時のおやつに最高です!

レシピ
ココナッツラスク
ココナッツラスク

外はカリッと、中はしっとり。手作りならではの食感が楽しめます。

  • 30分
  • 286 Kcal


・たまごトースト




忙しい朝のごはんにぴったりの『たまごトースト』は、粒マスタードが味のアクセントになります。

材料(1人分)


ゆで卵1個
キュウリ1/4本
ハム1枚
マヨネーズ大さじ1
粒マスタード小さじ1
塩コショウ少々
食パン1枚
・バター適量
ドライパセリ適量

作り方


手順1:ボウルにゆで卵を入れて粗くつぶす。キュウリは薄い輪切りにして分量外の塩でもみ、水で洗って水気を絞る。ハムは半分に切り、さらに幅1cmに切る
手順2:(1)にマヨネーズ、粒マスタード、塩コショウを加えて和える
手順3:食パンにバターをぬり、(2)をのせる。トースターで食パンにおいしそうな焼き色がつくまで焼き、ドライパセリを振る


レシピ
たまごトースト
たまごトースト

簡単たまごトーストは朝食にもピッタリ!

  • 10分
  • 395 Kcal


・パン粉


パン粉は冷凍した食パンをおろし金ですりおろすだけです。コツは素早くおろすこと!カチカチに凍っている方がおろしやすいので、溶けてしまう前に終えてしまいましょう。

パン粉はハンバーグや揚げ物の衣などで使用する機会も多いと思います。「パン粉がない!」というピンチのときには、冷凍食パンを使用するのはいかがでしょうか?


■食パンの冷凍保存を活用しよう

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買ってきても短い日数で食べきるのはなかなか難しい食パン。しかし冷凍すれば日持ちはするし、おいしく食べられることも分かりましたね。

これからは安いときに食パンを大量に買っても困りません!明日は朝食に、外はカリッと中はふんわりのおいしい食パンを食べませんか?
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