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さつまいもの芽は食べられる?下処理や食べ方を紹介!

秋の味覚のさつまいもは甘くて、ほくほくしておいしいですよね。常温でも長く保存できることから時期によっては、数本常備してある家も多いのではないでしょうか。でも、保存がきくからとそのままにしておいたら、芽が出たなんてことはないですか?芋の芽は毒だから食べられない?そんな疑問を今回は解決します!

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■さつまいもの芽は食べられる?

しばらく放っておいたさつまいもから芽が出たら、驚いていまいますよね。実は、さつまいもの芽は食べられるのです。ここではさつまいもの芽について説明していきます。

・さつまいもの芽に毒はない


芋から芽が出ると「毒かも」と思ってしまいますが、芽のところに毒があるのはじゃがいもだけです。じゃがいもの芽にはソラニンという毒の成分が含まれていて、食べると中毒症状を起こしてしまいますが、さつまいもをはじめとした、長芋や大和芋といった芋の芽に毒は含まれていません。

・芽が出るのは当然のこと


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さつまいもは土の中に埋まっていることから「根」と思われてしまいますが、そうではありません。「担根体(たんこんたい)」という根と茎の両方の性質をあわせもった部分で、ここで蓄えた栄養で芽を出したり、根を生やしたりしています。植物の球根と同じようなもの、といえばわかりやすいかもしれませんね。

土の中では、ここを栄養として芽が出るので、掘り起こしたさつまいもから芽が出てきても不思議ではないのですよ。

・上の方が芽が出やすい


さつまいもには上下があるのをご存じですか?上の方は芽が出やすく、下の方は根が生えやすくなっています。これを見分けるには水に入れて、浮かべてみると片方だけ浮きやすい方向があります。浮きやすい方が上側、沈んだ方が下側です。乾燥の具合でも変わってくるので、確実な方法ではありませんが、簡単な目安として覚えておくといいですね。

・つるや葉も食べられる


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さつまいもの芽には毒性はなく食べられる上に、戦時中の食糧難の時代には、つるが主食のように食べられていたこともあります。ほかの野菜に匹敵する栄養もあるので、芽が出たからといって、捨ててしまうのはもったいないですよ。現在はつるや葉を食べる目的で、品種改良されたものもあるほどです。

・芽が伸びるとさつまいもの味が落ちる


芋にある栄養が芽に行ってしまうことによって、芋の味は落ちてしまいます。芋をおいしく食べるためには、芽が出ないように保存するようにしましょう。芽が出てしまったら、わりきって芽を育ててつるを調理して食べたり、観葉植物のように飾るのもいいですね。

・さつまいもと芽の賞味期限


さつまいもの賞味期限は2~3ヶ月です。芽も同じくらいの期間おいしく食べられます。しかし、芋の部分は水で洗うと3日くらいしか日持ちしないので、洗うときは調理の前だけにしましょう。ゆでるなどの下ごしらえをしておけば冷蔵で1ヶ月くらい、冷凍で2ヶ月ほど保存できます。

芽はそのまま保存することもできますが、塩漬けといった保存方法もあります。その場合の賞味期限は1年くらいです。

■さつまいも以外の芋類の芽は?

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さつまいもの芽が食べられると聞いて安心した人もいるかと思いますが、芋の種類によっては毒があるものも。さつまいも以外の芋の芽は大丈夫なのかを説明していきます。

・じゃがいもの芽には毒がある


じゃがいもの芽には毒がある、というのはご存じの人も多いはずです。じゃがいもには「ソラニン」という物質がふくまれていて、これを食べると中毒症状を起こし、ひどいと死に至ることもある怖い毒です。この毒の印象が強いため、「芋の芽は毒」というイメージが一般には多く知れわたっているのです。

じゃがいもの芽は確実に取り除いて、緑色になっている皮の部分も残さないように剥くことが重要です。

・じゃがいもは『ナス科』


じゃがいもとさつまいもは同じ芋ですが、じゃがいもは「ナス科」である一方、さつまいもは「ヒルガオ科」です。ナス科の植物には、茎や葉に「アルカロイド」という毒が含まれるものが多くあります。実はトマトもナス科の植物で実の部分は問題ありませんが、花や茎の部分は同じアルカロイド系の毒が含まれています。虫食いを防ぐための自衛本能のため、毒を持っているともいわれています。

・さつまいもは『ヒルガオ科』


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さつまいもはじゃがいもと違って「ヒルガオ科」の植物です。同じ芋でも種類が違うため、毒の有無にも差が出ます。ヒルガオ科に属する野菜はさつまいものほかに、空心菜があります。空心菜は茎がシャキシャキしておいしい、中華料理でもおなじみの野菜ですよね。

・里芋や長芋の芽は食べられる


里芋や長芋もさつまいもと同じように、芽に毒性はないので食べられます。「ズイキ」や「いもがら」という茎を育てて食用にしたものもあります。乾燥させて保存食にするなど、昔から重宝されている食べ方でもあります。

戦国時代には、みそ汁に入れて戻せば栄養がすぐにとれるとして、武将が常に携行していた食材だったといわれています。また、産後の女性に食べさせると「回復が早い」とされていて、現在でもお産を終えた女性にいもがらを食べさせる風習がある地域もあります。

■さつまいもの芽に含まれる栄養と効能

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さつまいもの芽には、どのような栄養があるのでしょうか。芽の場所には、ほかの野菜に引けを取らないほど、豊富な栄養素も存在します。生えてきたからといって、捨てるのはもったいないそのワケを説明します。

・さつまいもの栄養


さつまいもの主な成分は「炭水化物」です。炭水化物はタンパク質と脂質と同じ、3大栄養素の一つとして重要な役割を担っています。炭水化物は体を動かすエネルギー源になりますが、食べすぎてしまうとエネルギー過多となり、太ってしまう困りものでもあります。

さつまいもの炭水化物には食物繊維が豊富に入っていて、腸内環境の改善が期待できます。また、カリウムも豊富にあることから、むくみ防止への期待もできるのが嬉しいところですね。

・さつまいもの芽の栄養


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さつまいもの芽はビタミンCやβカロテンも豊富で、その量はほうれん草と同じくらいです。ビタミンEも多く含まれており、ほうれん草の1.5~3.5倍にもなります。栄養豊富といわれている緑黄色野菜の代表と同じとは、驚きですよね。ビタミンCは皮膚内のコラーゲンを作るのに欠かせませんし、ビタミンEは血管の健康を保つほか、コレステロールのはたらきを正常にする効果も期待できます。

・さつまいもの芽の効能


芋の部分と同様に芽にも食物繊維が多くあるため、腸内環境を改善させることが望めます。腸内環境が改善されると便通の改善から、血中のコレステロール値を正常にさせることもあるといわれています。食物繊維のほかにも上でのせた栄養の豊富さから、からだを健康に保つことや、美容への効果も期待できますね。

■さつまいもの芽の活用方法は?

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芽は食べるほかにも、いくつか活用方法があります。ここでは食用以外の活用アイデアを紹介します。

・苗づるにする


作物を育てるときには根のついた葉の部分や、種芋のようなものを植えますが、さつまいもの場合は、根がない葉とつるの部分だけで苗として植えられます。この葉と伸びたつるの部分を「苗づる」といいます。

芽が出たらつるが伸びるまで育てて、その苗づるを土に植えるとさつまいもを育てることができます。芽が出たさつまいもは、食べずに養分のためにそのままにしておきましょう。1回に取れるつるは4~5本程度で、切ってもまた伸びてくるので1つのさつまいもから、約20本の苗づるが取れます。

1本の苗づるからとれるさつまいもは5個程度ですので、植えるスペースが確保できればその分、多く収穫できますね。

・インテリアに


つるや葉を育てて、観葉植物のように室内に飾るのもいいですよ。100均でもいいのでインテリアに合った容器に、さつまいもを入れて育ててみましょう。芋を容器で隠してしまえば、さつまいもとわからないまま、緑を楽しむことができます。

■さつまいもの芽を水栽培してみよう

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室内に緑があればいいなと思うけど、ホームセンターで観葉植物を買って育てるのはハードルが少し高い、とためらっている人のためにさつまいもの水栽培をご紹介します。芽が出てしまったときの活用方法としても、役に立ちますよ。

・芽が出ている部分をカットする


芽が出ている部分から3cmくらい下、さつまいもの部分をカットします。芽のすぐ下でもなければ、芋の部分をたくさん残すこともありません。芋の部分があまりないと、水に浸ける段階で芋全体が水をかぶってしまい、腐る可能性が高くなります。水に浸しても芋の部分が空気に触れるだけの高さがあることが重要です。

・断面を水に浸ける


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上の方法でカットした芋の断面を下にして水に浸けます。芋の部分が1~2cm水に浸かればいいので、それに合う容器を使いましょう。ガラスや陶器の容器でもいいですし、ペットボトルを半分に切ったものを使ってもいいですね。メロンやイチゴが入っていた容器に、さつまいも以外の野菜と一緒に育てている人もいるようですよ。

・日光に当てる


水に浸けたら、毎日日光に当てます。外でなくても日当たりのよい場所に置いておくと成長が早くなりますよ。水温が低いと育ちも悪くなるため、日光に当たる温かい場所に置いておくことがポイントです。

・水は毎日交換する


水栽培の重要なポイントは清潔な水です。毎日水を取り換えないと細菌が発生して、カビが生えてしまうこともありますので、水は毎日取り換えるようにしましょう。芽の成長がいいとたくさんつるが生えてくることがあります。観葉植物として楽しむなら、余計なつるは切ってあげると形よく仕上げることができますよ。

■さつまいもの芽の下処理方法

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観葉植物としても楽しめるさつまいもの芽ですが、食べるときはどのようにすればいいのでしょうか。いきなり調理に入るよりも下処理をすることで、さらにおいしく食べることができますよ。

・筋を取る


さつまいもの芽やつるは筋が多く、そのまま食べても歯触りが悪くとても食べづらいです。フキの下処理と同じように、筋を茎の下の部分から包丁で剥くようにして取り除くと、固い繊維質が取れますので食べやすくなります。茎の中でも紫色の濃い部分はかなり筋っぽいので、避けたほうが無難です。

・ゆでて水にさらす


ゆでることでアクを抜く目的があります。芽の部分は芋の部分に比べてアクが多く、そのまま食べると山菜のようなえぐみがあるので、下ゆでしてアクを抜くようにしましょう。ゆでた後は水にさらすことも大事ですよ。

■さつまいもと芽の保存方法

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なんとなくそのまま保存している人が多そうなさつまいもですが、その保存方法は合っているのか確認してみましょう。また、さつまいもの芽もどのように保存するのがいいのか、説明します。

・さつまいもは水に弱い


さつまいもは水に弱いため、保存する際に水で洗うのはNGです。水で洗うとその部分から腐ってしまう可能性が高くなってしまうからです。土がついている場合は、乾いてから土を払って保管するようにしましょう。

・さつまいもを常温保存する方法


掘ったあと、乾かして土を払ったら1本ずつ新聞紙にくるみます。ダンボールのような箱に穴をあけて空気の通り道を作ってその中に保存します。さつまいもの保存ポイントは温度です。最も最適な温度は15℃前後で、5℃以下になると低温障害を起こし、20℃以上になると芽が出てきます。部屋の中でも日が当たらない、涼しいところがベストですね。状態が良ければ3~4ヶ月そのままで保存できます。

たまに切り口が黒いことがありますが、これは低温障害を起こしてしまっている証拠です。黒い部分を取り除けば食べられますが、全体的に広がってしまっているときは、食べずに捨てるようにしましょう。

・さつまいもを冷凍保存する方法


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土がついた状態から調理すると洗う手間が増えるため、時間がないときには少し大変ですよね。そんなときは、時間があるときに洗って冷凍しておくことができます。できれば前もって、蒸かしたりゆでたりと下処理をするといいですよ。このような加熱処理をしてから冷凍すると、さつまいもの食感が失われないので、おすすめの方法です。

切り方は、輪切りやいちょう切りなど、自分の調理スタイルにあったもので大丈夫です。いちょう切りにして冷凍したものは、そのままご飯と炊くとさつまいもご飯になります。輪切りにしてから冷凍したさつまいもは、煮物に使うといったこともできます。

切ったあとは、さつまいもをフリーザーバッグに入れて冷凍しますが、フリーザーバッグの中で重ならないように、並べて冷凍しましょう。

ペースト状にして冷凍するのもおすすめです。ゆでた後にマッシャーなどでつぶして冷凍すれば、赤ちゃんの離乳食にもすぐにつかえて便利です。スイートポテトなどのお菓子にもすぐ使えますよね。

・さつまいもの芽も冷凍OK


芋の部分同様に芽も冷凍出来ます。冷凍すると長持ちしますので、ぜひおすすめしたい保存方法です。茎の筋を取り除き、下ゆでをしたら同じくらいの長さに切り揃えましょう。軽く水気を切ったら、フリーザーバッグのような保存袋に入れて冷凍します。保存期間は約1ヶ月です。

・さつまいもの芽は塩漬けに


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農家の人からいただいたとか、直売所で安かったからたくさん手に入った、というときは大きな容器に入れて、塩漬けして保存もできます。

ゆでたさつまいもの芽を大きな容器に敷き詰めて、その上に塩を敷きます。ミルフィーユのように何層かにわけて、芽と塩を敷いていきます。敷き終わったら、さつまいもの芽と重しをのせるふたよりも、2倍以上の重さの重しを上にのせれば、1年も保存できる保存食の出来上がりです。お茶うけの漬物としてそのまま食べても、細かく刻んでチャーハンに入れてもおいしいですよ。

・さつまいもの芽は干して保存


切り干し大根のように干して保存もできます。さつまいもの芽を長いまま大きなザルに重ならないようにのせて、天日干しします。梅干を干すときのようなザルが丁度いいですね。天日で3~5日干せば、水分が抜けて半年ほど保存できます。

大きなザルのほかに、干し物ネットのようなものも100均やホームセンターなどで売られています。このようなものですと、虫や鳥からの被害も受けにくいのでおすすめです。

調理して使うときは、水に戻して切り干し大根のように調理するとおいしいですよ。

■さつまいもの芽を使ったレシピ

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保存方法はわかりましたが、さつまいもの芽のレシピってあまり思い浮かばないですよね。筋を取るといった下ごしらえをすれば、洋風でも和風にも合う料理にできますよ。

・マヨネーズ和え


前もって下ごしらえをしておけば、あえるだけの簡単調理です。あと1品欲しいときに助かりますよ。
<材料>
さつまいもの芽…食べられる分量だけ
マヨネーズ…大さじ1~好みで
七味…お好みで
<作り方>
  1. さつまいもの芽を塩ゆでします。
  2. ゆで上がったら、水にさらして水気を切ります。
  3. あら熱が取れたら、マヨネーズで和えます。
  4. お好みで七味をふって出来上がりです。
マヨネーズの種類を、からしマヨネーズにしたり粒マスタードを少し加えたりすると大人のおつまみにもなります。ツナなどを入れてもいいですよね。さつまいもの芽は苦みがあるので、マヨネーズでコーティングすると食べやすくなりますよ。

もちろん、さつまいもの実を使ってもつくることはできますので、混ぜてもいいかもしれませんね。
レシピ
サツマイモのゴママヨ和え
サツマイモのゴママヨ和え

子供も大好きなサツマイモと栄養たっぷりの黒ゴマを使った人気のマヨネーズ和え。

  • 15分
  • 151 Kcal


・天ぷら


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さつまいもの王道レシピといえば天ぷらですが、芽の部分も一緒に揚げるとおいしいですよ。
<材料>
さつまいもの芽、葉、さつまいもなど好きな分だけ
卵(M)…1個
冷水…150ml
薄力粉…1カップ
<作り方>
  1. 卵をボウルに割り入れて、白身の部分をしっかり切るように混ぜてから冷水を入れてよく混ぜます。
  2. 1のボウルに薄力粉を入れて、箸でさっくり混ぜます。粉っぽさが残るくらいで大丈夫です。
  3. さつまいもの芽をはじめとした材料をボウルにくぐらせて、180℃の油で揚げます。
高温で揚げるので、アクの強さが気にならずサクッとした食感で食べられます。塩や醤油をつけて食べるとおいしいですよ。参考レシピをご紹介しておきます。
レシピ
簡単サクサク!サツマイモの天ぷら
簡単サクサク!サツマイモの天ぷら

小麦粉と片栗粉を混ぜたてんぷら粉で簡単にサクサクに。拍子切りしたサツマイモはほくほく!

  • 15分
  • 215 Kcal


・きんぴら


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ごぼうとは一味違う、さつまいもの芽のきんぴらもおいしいですよ。
<材料>
・さつまいもの芽…150g
・人参…1/4本
・だし汁…大さじ3
・砂糖…小さじ2
・醤油…大さじ2
・みりん…大さじ1
・ごま油…大さじ1
<作り方>
  1. さつまいもの芽の筋を取り、水でゆでてアクを取ります。
  2. 人参を千切りにします。
  3. ごま油を熱して、芽と人参を炒めます。
  4. しんなりしたら、調味料を加えて汁がなくなるまで炒めます。
好みで七味唐辛子やごまを振ってもいいですね。和食でおなじみのレシピもいつもとは違った食材で食べると新鮮ですよ。さつまいもの実を混ぜても、甘さがましておいしいですよ。
レシピ
サツマイモのきんぴら
サツマイモのきんぴら

甘めに仕上げたきんぴらは、おやつ感覚でどうぞ。

  • 15分
  • 141 Kcal


■意外だった!さつまいもの芽は捨てるべからず!

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芋の芽というと毒が入っているのではと思いがちですが、さつまいもの芽は毒ではなく体にいい栄養が豊富に入っていることがわかりました。普段からよく食べる野菜よりも多いビタミンがあるのは驚きです。

また、ほかの野菜にも共通する調理方法で食べられることもわかったので、手軽に調理できるのも嬉しいですよね。今までは芽が出たら捨てていた、という人も食べたり飾ったりできるさつまいもの芽を、これからは、ぜひ活用してくださいね。


<参考>
文部科学省「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」
小泉 英夫、安井 明美 他著 食品総合研究所研究報告「かんしょ塊根部および茎葉部中のビタミン,ポリフェノール,無機成分の定量」
大嶋 保夫著 J-Stage「32 葉柄食用サツマイモ"エレガントサマー"の生育と収量」
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