もう余らせない「ザーサイ」の極旨・時短レシピ10選〜ザーサイの歴史、メンマとの違いも解説!
2024年6月17日 16:00
中華料理やラーメンのトッピングに人気な「ザーサイ」。
旨味と塩気があり、料理のアクセントとして使えば、手軽に中華風の味わいが楽しめます。
スーパーなどで瓶詰めのものを見かけますが、そもそもどのように作られているのでしょうか。
そこで今回は、ザーサイとはどんな食べ物なのか、歴史やメンマとの違いについて詳しく解説!
またザーサイを活用した時短・絶品レシピ【10選】を集めました。副菜、おつまみ、汁物、主菜、主食とザーサイのアイデア活用術が満載なので、使いきれずに余らせていた方も必見です。
ザーサイとは、からし菜の一種で、高菜の仲間とさせる野菜です。茎の部分がこぶ状に膨らんでおり、葉ではなく茎が可食部になります。コリコリとした食感で「畑のアワビ」とも表現されることも。
食べるとピリッとした辛さがあり、茎部分を干して塩と酢で漬け込み、漬物にするのが定番です。花椒粉や唐辛子などの薬草や香辛料も合わせることで、ザーサイの独特の酸味や香りが生まれます。漬物を作る工程で葉や茎に残った塩分をしっかりと絞る作業に由来し、「搾菜(ザーサイ)」と呼ばれるようになったそうです。
スーパーなどで販売されている瓶詰めのザーサイは漬物タイプであり、日本では生のザーサイを目にすることはほとんどありません。
ザーサイの歴史は意外と浅く、今から100年ほど前に中国の四川省で栽培が始まりました。農家がザーサイの漬物を作り始め、そのおいしさが評判となって中国全土に広がったそうです。現在も主な生産地は中国であり、世界中に輸出されています。
メンマとは、台湾発祥の発酵食品のことで、「支那竹(シナチク)」とも呼ばれています。タケノコの一種である「麻竹(マチク)」を煮て乳酸発酵させ、塩漬け・乾燥・塩抜き・味つけという工程を経て完成したものが「メンマ」です。
ラーメンの麺(メン)と、マチクの麻(マ)を合わせて「メンマ」と呼ばれるようになり、漢字では「麺麻」と表記します。しなやかな食感で、独特の甘みと酸味があるのが特徴です。
材料はすべて細切りにして、歯ざわり良くするのがポイント。ザーサイの旨味と塩味で味がしっかり決まり、すりゴマも合わせることで風味豊かです。キュウリは塩もみして水分をよく切ることで、水っぽくならずに仕上がります。
暑い日に食べたくなる「冷奴」をザーサイを使って、おつまみにアレンジ! 刻んだハム、ザーサイ、白ネギ、キュウリを調味料で和えたら、豆腐にのせるだけでOK。ゴマ油と酢が効いたタレが薬味とマッチして、ビールにもご飯にも合う一品です。
いつものサラダにザーサイを盛り合わせ、熱々のゴマ油を回しかければ、やみつき必至の中華サラダの完成です。ゴマ油の香ばしさに食欲がそそられます。家族がいつもより野菜をたくさん食べてくれそうですね。
中華風の卵焼きです。ザーサイの旨味と塩味が効かせて。ザーサイのコリコリ食感と卵のまろやさが見事にマッチして、主役級の満足感。お弁当のおかずやおつまみにおすすめです。
ザーサイとゆで卵を合わせるだけで、絶品おつまみに大変身。ピータンに近い食べ応えがあり、ビールや日本酒と相性抜群です。わずか5分でパパッと作れるので、おうち飲みにいかがですか?
ザーサイのおかげで、いつもの炒め物がワンランクUP! モヤシのシャキシャキ食感とザーサイの塩加減が絶妙で、ご飯との相性バッチリです。ひき肉を使うことで炒め時間も短縮でき、あっという間に完成します。
ピーマンの苦みとザーサイの塩気が意外にもマッチ。コリコリとした食感がアクセントになり、シンプルながらも無限に食べられるおいしさです。少ない材料で作れて、コスパも優秀。ランチや夜食にどうぞ。
卵液にザーサイを入れる、天津飯風の中華丼です。卵は半熟状態で仕上げ、ショウガあんをたっぷりとかけます。トロッとやさしい味わいで、低コストなのに大満足な仕上がり。忙しい日や給料日前の救世主です。
ザーサイは良い出汁が出るので、スープの具材にもぴったり。トマトの酸味とザーサイの塩気が絶妙なバランスで、さっぱり食べられます。暑い日やこってり料理の付け合わせに◎です。
旨味たっぷりのザーサイを活用すれば、短時間で味わい深い中華風スープに仕上がります。マイルドな味わいで子どもも喜びそうです。肌寒い日は水溶き片栗粉を足して、とろみをつけてもいいですね。
調味料にも出汁にもなるザーサイはまさに万能食材。いつもの味にちょっと変化をつけたくなったら、ぜひザーサイを活用してみましょう。料理のレパートリーも広がり、おつまみがより充実しますよ。
旨味と塩気があり、料理のアクセントとして使えば、手軽に中華風の味わいが楽しめます。
スーパーなどで瓶詰めのものを見かけますが、そもそもどのように作られているのでしょうか。
そこで今回は、ザーサイとはどんな食べ物なのか、歴史やメンマとの違いについて詳しく解説!
またザーサイを活用した時短・絶品レシピ【10選】を集めました。副菜、おつまみ、汁物、主菜、主食とザーサイのアイデア活用術が満載なので、使いきれずに余らせていた方も必見です。
目次 [閉じる]
■「ザーサイ」とは?
ザーサイとは、からし菜の一種で、高菜の仲間とさせる野菜です。茎の部分がこぶ状に膨らんでおり、葉ではなく茎が可食部になります。コリコリとした食感で「畑のアワビ」とも表現されることも。
食べるとピリッとした辛さがあり、茎部分を干して塩と酢で漬け込み、漬物にするのが定番です。花椒粉や唐辛子などの薬草や香辛料も合わせることで、ザーサイの独特の酸味や香りが生まれます。漬物を作る工程で葉や茎に残った塩分をしっかりと絞る作業に由来し、「搾菜(ザーサイ)」と呼ばれるようになったそうです。
スーパーなどで販売されている瓶詰めのザーサイは漬物タイプであり、日本では生のザーサイを目にすることはほとんどありません。
■「ザーサイ」の歴史
ザーサイの歴史は意外と浅く、今から100年ほど前に中国の四川省で栽培が始まりました。農家がザーサイの漬物を作り始め、そのおいしさが評判となって中国全土に広がったそうです。現在も主な生産地は中国であり、世界中に輸出されています。
■「メンマ」との違いは?
ザーサイとメンマは使い方や色味がよく似ていますが、原料や作り方はもちろん、味わいや食感も大きく異なるまったくの別物です。メンマとは、台湾発祥の発酵食品のことで、「支那竹(シナチク)」とも呼ばれています。タケノコの一種である「麻竹(マチク)」を煮て乳酸発酵させ、塩漬け・乾燥・塩抜き・味つけという工程を経て完成したものが「メンマ」です。
ラーメンの麺(メン)と、マチクの麻(マ)を合わせて「メンマ」と呼ばれるようになり、漢字では「麺麻」と表記します。しなやかな食感で、独特の甘みと酸味があるのが特徴です。
■手軽に中華風! ザーサイの<時短レシピ>10選
ザーサイ特有の塩気や酸味は料理の極上のアクセントに。時短で中華風のおかずやおつまみが作れます。・キュウリとザーサイの和えもの
材料はすべて細切りにして、歯ざわり良くするのがポイント。ザーサイの旨味と塩味で味がしっかり決まり、すりゴマも合わせることで風味豊かです。キュウリは塩もみして水分をよく切ることで、水っぽくならずに仕上がります。
・ザーサイハム奴
暑い日に食べたくなる「冷奴」をザーサイを使って、おつまみにアレンジ! 刻んだハム、ザーサイ、白ネギ、キュウリを調味料で和えたら、豆腐にのせるだけでOK。ゴマ油と酢が効いたタレが薬味とマッチして、ビールにもご飯にも合う一品です。
・ザーサイのゴマ油がけ
いつものサラダにザーサイを盛り合わせ、熱々のゴマ油を回しかければ、やみつき必至の中華サラダの完成です。ゴマ油の香ばしさに食欲がそそられます。家族がいつもより野菜をたくさん食べてくれそうですね。
・ザーサイ卵
中華風の卵焼きです。ザーサイの旨味と塩味が効かせて。ザーサイのコリコリ食感と卵のまろやさが見事にマッチして、主役級の満足感。お弁当のおかずやおつまみにおすすめです。
・ゆで卵のザーサイ和え
ザーサイとゆで卵を合わせるだけで、絶品おつまみに大変身。ピータンに近い食べ応えがあり、ビールや日本酒と相性抜群です。わずか5分でパパッと作れるので、おうち飲みにいかがですか?
・モヤシと豚肉のザーサイ炒め
ザーサイのおかげで、いつもの炒め物がワンランクUP! モヤシのシャキシャキ食感とザーサイの塩加減が絶妙で、ご飯との相性バッチリです。ひき肉を使うことで炒め時間も短縮でき、あっという間に完成します。
・ピーマンとザーサイのチャーハン
ピーマンの苦みとザーサイの塩気が意外にもマッチ。コリコリとした食感がアクセントになり、シンプルながらも無限に食べられるおいしさです。少ない材料で作れて、コスパも優秀。ランチや夜食にどうぞ。
・白ネギとザーサイの中華丼
卵液にザーサイを入れる、天津飯風の中華丼です。卵は半熟状態で仕上げ、ショウガあんをたっぷりとかけます。トロッとやさしい味わいで、低コストなのに大満足な仕上がり。忙しい日や給料日前の救世主です。
・トマトとザーサイの卵スープ
ザーサイは良い出汁が出るので、スープの具材にもぴったり。トマトの酸味とザーサイの塩気が絶妙なバランスで、さっぱり食べられます。暑い日やこってり料理の付け合わせに◎です。
・ザーサイと豆腐のスープ
旨味たっぷりのザーサイを活用すれば、短時間で味わい深い中華風スープに仕上がります。マイルドな味わいで子どもも喜びそうです。肌寒い日は水溶き片栗粉を足して、とろみをつけてもいいですね。
調味料にも出汁にもなるザーサイはまさに万能食材。いつもの味にちょっと変化をつけたくなったら、ぜひザーサイを活用してみましょう。料理のレパートリーも広がり、おつまみがより充実しますよ。
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