砂糖には賞味期限がない?!正しい保存方法と固まった場合の戻し方も解説
2021年2月15日 14:00今回は、そもそも砂糖には賞味期限があるのか?その疑問にお答えします。砂糖が固まったときの対処法もお伝えするので、ぜひ覚えておいてくださいね!
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■砂糖の賞味期限
・砂糖には賞味期限がない
結論をいうと、砂糖には賞味期限がありません。売られている砂糖の袋を見てみても、どこにも賞味期限は表示されていませんよね。砂糖は、製造過程で高度に精製されているため、不純物をほとんど含んでおらず、品質がとても安定している調味料なのです。
ちなみに、砂糖と同じく、料理には欠かせない調味料である塩も、賞味期限がありません。砂糖や塩は大容量で売られていることが多いですが、その理由のひとつは、賞味期限がない分長期間の保存ができるからなんですね。
・賞味期限とJAS法
砂糖には賞味期限がないとお伝えしましたが、そもそも賞味期限とはどのような期限なのかご存知でしょうか?賞味期限とは、JAS法と呼ばれる「日本農林規格等に関する法律」で定められている、食品を安全においしく食べられる期間のことです。
そのため、通常であれば、どのような食品でも賞味期限を表示することが義務付けられています。一方で、砂糖や塩などの品質が安定している食品に関しては、賞味期限を表示する必要はなく、省略することが認められているのです。砂糖は、正しい保存方法を守っていれば、長期にわたって使い続けることができる便利な調味料なんですね。
・砂糖が固まっても品質には問題はない
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ここまでを見て、「砂糖に賞味期限がないことは分かったけど、固まってしまうのは賞味期限と関係ないの?」もしかしたら、このように思われたかもしれません。しかし、砂糖が固まってしまうことと、賞味期限はまったく関係がないのです。
砂糖が固まってしまう原因は、乾燥や湿気などの湿度の変化や、温度の変化にあります。一度砂糖の袋を開ければ、もちろん外気に触れることになりますよね。その際に、砂糖が水分を吸ったり、乾燥をすることを繰り返すことで、固まってしまうのです。
砂糖が固まっても、品質が劣化したわけではないため、間違えて捨ててしまわないように注意してくださいね。
・黒砂糖には賞味期限の記載アリ
一般的な白色の砂糖には賞味期限がありませんが、黒砂糖の場合は、賞味期限が記載されていることがあります。というのも、黒砂糖は風味が変化しやすいため、メーカーの独自判断で、賞味期限が記載されることがあるからです。
そもそも、黒砂糖とは、白色の砂糖には含まれていない糖蜜を含んでいる砂糖のこと。サトウキビから砂糖を製造する際に、一切加工の手が加えられていない砂糖が黒砂糖です。そして、加工が加えられていない分、風味が変化しやすくなっているんですね。
ただし、黒砂糖の場合も、本来であれば賞味期限の記載は義務付けられていません。黒砂糖の賞味期限は短いもので4ヶ月、長くて2年などバラツキがあるため、最大限においしく食べるための参考程度にしましょう。
■砂糖に適した保存場所
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砂糖には、原則として賞味期限がないことが分かりました。しかし、賞味期限がないとはいえ、保存を適当にしても良いということにはなりません。砂糖の風味が良い状態を、できるだけ長期間保ち続けるには、適切な保存をする必要があります。
ここでは、砂糖を保存するときの適切な場所や、保存をする際のポイントについて見ていきましょう。
・常温保存
砂糖は、基本的には常温で保存するようにしてください。上記のとおり、砂糖は温度や湿度の変化に弱いため、湿度と温度の変化ができるだけ少ない場所で保存するようにしましょう。
また、砂糖を冷蔵庫で保存する方法は不可能ではありませんが、オススメはできません。というのも、以下の2つの理由があるためです。
- 冷蔵庫の中は乾燥しやすい
- 扉の開閉で温度変化が起きやすい
・空気の乾いた場所
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砂糖は、湿度や温度変化の少ない常温で保存することが大切だとお伝えしました。しかし、常温といっても、コンロ周りやシンクの周りなど、さまざまな場所がありますよね。砂糖を常温で保存する際のポイントは、適度に空気の乾いた場所に置くことです。
砂糖が固まる原因は、乾燥だけでなく、湿気にもあります。湿度が高い場所に長時間置いておくと、湿気によって砂糖がドロドロになり、それが原因で固まってしまうのです。砂糖は、キッチン上の戸棚など、適度に乾燥した場所で保存しましょう。
・直射日光の当たらない場所
砂糖を常温で保存する際に注意したいのが、直射日光です。砂糖が長い間直射日光に当たると、砂糖の表面が溶け、その溶けた砂糖がくっついて、最終的には固まってしまいます。
また、日中は直射日光が当たっていても、日が沈めば当たりませんよね。つまり、直射日光に当たる場所に砂糖を保管しておくと、毎日激しい温度変化を受けることになるのです。いくら砂糖に賞味期限がないとはいえ、激しい温度変化を繰り返せば、劣化してしまいます。砂糖を保管する際は、直射日光に当たる心配がないかを確認してくださいね。
・シンク周りには置かない
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砂糖を常温保存するときに適さない場所が、シンク周りです。その理由は、上述の通り、シンク周りは湿気が多く、砂糖が簡単に固まってしまうから。シンク周りは、水気が多いですよね。水気が多ければ、必然的にその周辺の湿度は高くなってしまいます。
シンク周りは、キッチンの中でも特に湿度が高くなりやすい場所です。もしシンク周りに砂糖を置いていた場合は、湿度が低く、適度に乾燥した場所に移動させてみてくださいね。
・においの強い調味料の近くには置かない
今砂糖を保管している周りには、何が置いてあるでしょうか?もし、においの強い調味料が置いてある場合は、砂糖をその場所から移動させることをオススメします。というのも、砂糖にその匂いが移ってしまい、砂糖の風味が落ちてしまうためです。
匂いが強い調味料には、主にカラシや胡椒などのスパイス類があります。また、調味料だけでなく、にんにくや生姜などの食材も独特の匂いがありますよね。砂糖は、塩などの匂いがない調味料と一緒に保管するようにしましょう。
・キッチン上の戸棚がおすすめ
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砂糖を保管するオススメの場所は、キッチン上の戸棚です。キッチン上の戸棚であれば、コンロからもある程度距離があるため、激しい温度変化の心配もありません。また、水気もほとんどないため、湿度も低いですよね。
砂糖の使い勝手を考えても、キッチン上の戸棚であれば、使いたいときにすぐ取り出すことができます。ただし、注意しなければいけないのは、砂糖を一度使ったあとにそのまま放置してしまうことです。
少し手間はかかりますが、砂糖の劣化を最大限防ぐためにも、使用後はキッチン上の戸棚に戻すようにしてくださいね。
■開封後の砂糖の保存方法
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・しっかり密閉できる容器に入れる
一度袋を開けてしまった砂糖は、しっかりと密閉できる容器に入れ、外気を遮断することが大切です。密閉ができていれば、砂糖が固まる原因である湿気や乾燥からも守ることができます。また、保管をする場所は、開封前と一緒でキッチン上の戸棚がオススメです。
ただし、砂糖を密閉できる容器に入れていても、頻繁に開け閉めを繰り返せば、その中の湿度の変化が激しくなり固まってしまいます。湿度の影響を受けにくくするためにも、砂糖はできるだけ小分けにして、密閉して保存しましょう。
・ジップ付きの袋に入れる
開封後の砂糖を保存するときのオススメは、ジップ付きの袋に入れることです。上記では、砂糖を密閉できる容器に入れることが大切だとお伝えしましたが、ジップ付きの袋であれば、ほぼ完璧に密閉することができますよね。
ジップが付いていない普通のポリ袋では、袋の中を密閉することが難しいです。それに、ジップ付きの袋であれば、もし砂糖が固まってしまっても、簡単に揉みほぐすことができますね。砂糖を開けてからは、少し手間がかかりますが、ジップ付き袋に移すようにしましょう。
・袋のまま保存する
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開封後の砂糖は、ジップ付きの袋での保存をオススメしますが、もし持ち合わせていない場合は、そのままの袋で保存することも可能です。その際は、輪ゴムで袋の口をキツめにしばり、空気が入り込まないようにしましょう。もちろん、砂糖が入っている袋は、温度変化が少ない冷暗所に置くようにしてくださいね。
また、袋を輪ゴムでキツくしばった場合は、完璧に密閉できているわけではありません。もし可能であれば、ジップ付きの袋を用意して、早めに移し替えるようにしてくださいね。
・虫やダニに注意する
砂糖は賞味期限がなく、品質が安定している調味料です。基本的には、虫やダニは発生しにくいですが、砂糖を保管する環境によっては注意が必要になります。特に、砂糖を湿気の多い場所で保管している場合は、虫やダニがわきやすいです。上述したとおり、シンク下や水回しなど、湿気が多い場所に砂糖を置くのはやめましょう。
また、砂糖を入れている袋に穴が開いてしまい、知らぬ間に虫やダニがわいてしまう場合もあります。砂糖を使用する際は、袋がしっかり密閉できていて、穴が開いていないか確認するようにしましょう。
■砂糖は冷蔵・冷凍もできる
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砂糖は、密閉できる容器に入れて、常温で保存することが基本だとお伝えしました。しかし、適切な対応をすれば、常温だけでなく、冷蔵庫や冷凍庫での保存も可能です。
ここでは、砂糖を冷蔵庫や冷凍庫で保存する際の、適切な保存方法についてお伝えします。
・冷蔵する方法
砂糖を冷蔵庫で保存する場合は、基本的には常温で保管する場合と同じく、容器を密閉するようにしましょう。特に、冷蔵庫の中は常温よりも乾燥しやすいため、常温のときよりも注意が必要です。
しかし、冷蔵庫で保存をする場合は、メリットもあります。冷蔵保存のメリットとしては、温度変化がしにくい点です。常温だと、太陽が出ている昼と、沈んだ夜とでは、どうしても温度の変化がありますよね。一方で、冷蔵保存であれば、温度をほぼ一定に保つことができ、その分砂糖が固まりにくくなります。
もし砂糖を冷蔵庫で保存をする場合は、できるだけ奥の方に保管するようにして、温度変化を受けないように注意してくださいね。
・冷凍する方法
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砂糖は、冷凍保存をすることも可能です。ただし、どうしてもの理由がない限り、冷蔵庫での保存はオススメできません。というのも、上述の通り、砂糖は温度変化にとても弱い調味料だからです。冷凍庫で保管をして、使うときは解凍して、また冷凍…を繰り返せば、激しい温度変化の影響を受けてしまいます。
冷凍保存であれば、保存できる期間が延びるというメリットはありますが、そもそも砂糖には賞味期限がありません。砂糖を十年以上保管しておきたい…という理由があれば話は別ですが、そのような特別な理由がない場合は、砂糖を冷凍保存する必要はなさそうです。
・基本的には常温がおすすめ
ここまでお伝えした通り、砂糖は基本的に常温での保存がおすすめです。砂糖は、温度変化と湿度変化の少ない場所で保管することが大切なので、直射日光の当たらない冷暗所に置くようにしましょう。また、常温で保存することができない場合は、冷蔵庫に入れておくこともひとつの手段です。その場合は、しっかりと密閉できる容器に入れて、砂糖が乾燥しないように十分に注意してください。
砂糖には賞味期限がありませんが、できるだけ長く品質を保つには、保存する環境が重要です。常温で適当に保存するのではなく、湿度や温度の変化が少ない場所はどこか、探してみてくださいね。
■砂糖は賞味期限がない!でも固まってしまったら?
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砂糖には賞味期限がありませんが、固まってしまうことはあります。砂糖が固まると、すぐに使えませんし、ストレスになってしまいますよね。
ここからは、砂糖が固まってしまったとき、元のサラサラの状態に戻す方法を見ていきましょう。
・水分の変化が原因
砂糖が固まってしまう主な原因は、水分の変化です。湿度の変化により、砂糖が一度湿気を帯び、その後に乾燥することで固まってしまいます。また、湿度の変化だけでなく、砂糖が高温の環境にさらされることで表面が溶け、それが乾燥して固まってしまう場合もあるため注意しましょう。
次に、水分の変化によって固まってしまった砂糖の対処法をご紹介します。
・軽くもみほぐす
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1つ目の対処法は、砂糖を軽く揉みほぐすことです。砂糖が元から袋に入っていれば、そのまま揉みほぐすだけなので、手軽にできる方法になります。
しかし、砂糖の状態によっては、軽く揉みほぐすだけでは元に戻らない場合もあります。軽く揉みほぐしても元に戻らないときは、強く揉むのではなく、水分を与えることが大切です。
・水分を加える
砂糖を軽く揉みほぐしてもサラサラに戻らないときは、砂糖に水分を与えてあげましょう。砂糖が固まっているのは、乾燥しているからです。適度な水分を加え、しばらく放置しておくと、サラサラの状態に戻すことができます。
ただし、過剰な水分を加えないように注意をしてください。砂糖に水分を与えすぎると、その水分によって砂糖が溶けてしまいます。一度砂糖が溶けると、元の状態には戻りにくくなってしまうため、少量ずつ水分を加えるようにしてくださいね。
・食パンを入れる
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砂糖が入っている容器の中に食パンを入れておくと、サラサラの状態に戻すことができます。なんで食パンで元に戻るの!?と驚かれたかもしれませんが、その原理は、上述と同じように、砂糖に水分が与えられるからです。
食パンの中には、水分が含まれていますよね。その食パンと砂糖を一緒に入れておくことで、砂糖が食パンの水分を吸収し、サラサラの状態に戻るのです。
・キャベツの葉を入れる
容器の中にキャベツの葉を入れておくことも、固まった砂糖を元に戻すひとつの手です。その原理は食パンと全く同じ、砂糖に水分が与えられるから。
食パンを入れて長時間が経つと、食パンが劣化してしまう可能性がありますよね。一方で、放棄するはずのキャベツの葉を使用すれば、劣化をしても大丈夫です。食パンを入れるのはちょっと…という場合は、キャベツの葉を入れてみてくださいね。
・レンジで加熱する
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固まった砂糖を、レンジで数秒加熱する方法です。砂糖をレンジで加熱し、湿気によってくっついていた砂糖同士をある程度乾燥させることで、サラサラの状態にできます。
ただし、レンジで加熱する方法は、砂糖が湿気によって固まっている場合に有効です。暑い時期など、もし砂糖が乾燥で固まっている場合は、レンジで加熱するよりも水分を与えることが大切ですよ。
・グラニュー糖を入れる
砂糖を元に戻す方法の最後は、グラニュー糖を入れることです。この方法は、どちらかと言えば、砂糖が固まらないように予防する場合に有効になります。グラニュー糖は、上白糖などの砂糖よりも固まりにくい性質があるため、一緒に混ぜておくことで、砂糖同士がくっつくのを防止できるのです。
砂糖が固まってしまった場合、基本的には、水分を与えることが大切になります。しかし、もしまだ砂糖が固まっていない場合は、グラニュー糖を入れて混ぜておくようにしましょう。
■賞味期限がない砂糖の捨てるサイン
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・部分的に変色している
砂糖には賞味期限がありませんが、放棄しなければいけない場合もあります。そのひとつの基準が、砂糖が変色しているかどうかです。上白糖やスティックタイプの砂糖は、基本的に白色ですが、部分的に変色しているときは使用を控えましょう。
・湿気で溶けだしている
砂糖の大部分が、湿気によって溶けだしている場合も、使用を控えたほうが良いです。周りの暑さなどによって、部分的に砂糖が溶け出している場合は大丈夫ですが、大量の水分で溶け出しているときはダニや虫が沸く可能性があります。
シンク下など、水回りに長時間砂糖を置いておくと、湿気で溶けだす可能性が高いです。もし砂糖の大部分が溶けだしている場合は、少し勿体ないですが、廃棄するようにしましょう。
■種類別による砂糖の特徴
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砂糖には賞味期限がなく、固まってしまうのは、温度や湿度の変化が原因だと分かりました。長期間の保存が可能な砂糖ですが、砂糖とひとことに言っても、その種類はたくさんありますよね。
ここからは、砂糖の主な種類と、それぞれの特徴について解説していきます。
・上白糖
砂糖といえば、最初に思い浮かぶのが上白糖ではないでしょうか。原料であるサトウキビを加工し、不純物を取り除いた透明な砂糖です。ちなみに、透明な上白糖が白く見えるのは、砂糖の結晶が光を反射しているため。
上白糖の特徴としては、クセがほとんどないところです。クセがない分、料理やお菓子など、色々な場面で使用することができます。また、そのほかの砂糖より安価な点も良いですよね。
・グラニュー糖・白ザラ糖
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グラニュー糖や白ザラ糖も、よく見かける砂糖のひとつですよね。上白糖と同じく、不純物がほとんど含まれていないため、透明な結晶です。
グラニュー糖や白ザラ糖の特徴は、なんと言っても、サラサラしているところですよね。上記でもお伝えしたとおり、グラニュー糖は固まりにくい性質があります。スティックタイプの砂糖に使用されているのも、グラニュー糖が多いですよ。
・三温糖・中ザラ糖
三温糖や中ザラ糖は、使用したことがあるでしょうか?三温糖や中ザラ糖は、上白糖やグラニュー糖を加工する際に取り除いた、糖液と呼ばれる液体を加熱し、色を付けた砂糖です。
一度加熱しているため、香ばしい香りもあり、クッキーなどのお菓子作りに向いている砂糖と言えます。もちろん、お菓子作りだけでなく、いつもの料理にもおいしく使用することができますよ。
■砂糖は賞味期限がない便利な調味料
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今回は、砂糖には賞味期限がないことや、なぜ固まってしまうのか?その原因と対処法についてもお伝えしました。砂糖は、適切に保存をすれば、開封後でも10年以上使い続けることができる、便利な調味料です。
基本は常温で保存することをオススメしますが、保存をするときは、密閉できる容器に入れるようにしましょう。また、もし砂糖が固まってしまった場合は、今回ご紹介したサラサラに戻す方法を試してみてくださいね。
《参考》
・株式会社オーガニック認定機構「JAS法とは」
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