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落ち込んでいるときに食べるのは「肉」 専門家が理由を解説

その内臓を作る原料になるのが、タンパク質です。タンパク質は、体内で合成できるものもありますが、肉には、体内では合成できない“必須アミノ酸”が9つ含まれています。これぞ素晴らしいタンパク源!

■脂肪を燃やす“L-カルニチン”で、ダイエット効果も。
体内の脂肪を燃焼させるとき、絶対必要なのが“L-カルニチン”というビタミン様物質。この成分がたくさん含まれているのが肉の赤身の部分。L-カルニチンをたくさん摂ることで、ダイエット効果も期待できます。また同じく脂肪燃焼を助けるパントテン酸やマグネシウムも、肉にはたくさん入っています。

■亜鉛や鉄分が効率よく摂取できるので、髪がツヤツヤ&血色向上。
髪の美しさをキープする栄養素・亜鉛も肉はたっぷり含有。また細胞に酸素を運ぶ役割を担うのがヘモグロビンで、その材料になるのが鉄。肉の鉄分は〈ヘム鉄〉といって、植物に含まれる〈非ヘム鉄〉より体内吸収率が高い。肉を食べれば鉄分がしっかり摂れ、血行が良くなって、肌がバラ色に。

■たくさんのビタミンで、瞳が輝き、肌がつるん!
牛肉や羊肉に含まれるビタミンAは、粘膜細胞を再生してくれるので、目の粘膜にも潤いをプラス。また、豚肉にたくさん含まれることで有名なビタミンB1などのB群には、肌荒れを予防する力が。抗酸化の働きを持つビタミンEも、実は肉に入っています。他にもコラーゲンなど、肌に良い成分がたくさん!

■たくさん噛む&内臓もよく動くので、食事中から代謝がアップ。
肉といえば、比較的よく噛んで食べるもの。実はその行為自体がエネルギーを使うので、噛むほどに代謝がアップ。また、消化するために臓器もよく働き、さらに分泌液をたくさん出すので、それに対してもエネルギーを消費。肉を食べること自体で、カロリーを消費しているわけです。なんだかお得な食品?

■セロトニンがたっぷり分泌され、心も体もハッピーに。
別名“幸せホルモン”と呼ばれるセロトニン。肉には、良質なタンパク質やビタミンB群(特にB6とナイアシン)、鉄分など、セロトニンを合成するために必要な栄養素がたっぷり。お肉を食べた後、「お腹いっぱいで幸せ♪」となるのは、ちゃんと理由があるのです。落ち込んでいるときほど、お肉をどうぞ。

※『anan』2015年10月14日号より。写真・高杉 純
ふわふわの口当たりに思わずうっとりするラム肉。

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