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買い物の仕方を変える! 献立力を上げる5つの方法



「スーパーに行ったらまず野菜売り場を見て、旬のものや自分の体が欲するのが何かチェックします。その野菜をイメージしながら魚売り場に行き、野菜と合う素材があったらカゴに入れる。なければ肉売り場に行って同じことをして、最後に野菜売り場に戻り、必要なものを買うようにしています」

こうすることで、どんな調理をしようかという想像力が鍛えられ、無駄な買い物もしなくて済む。
献立力2:「旬」を意識する。
食材から献立を決めるために、やはり“旬”のものは外せない。

「メインのおかずも副菜も、旬の食材を活かせば、おなじみの調理法でも季節感が出ます」

時季のものは栄養価の高さも魅力。撮影用に渡辺さんが選んだのは、春人参やトマトなど。

「春人参は柔らかくて甘さがあるし、トマトはとても瑞々しい。私は旬の野菜を主役に献立を考えることが多いですが、彩りが鮮やかになって気分が華やぐだけでなく、口にすることで体も喜ぶんです」
献立力3:「食感」で楽しさをプラスする。
献立が決まったら、さらに“食感”などを考えて、食事をする際の楽しさを加えていく。「柔らかい卵料理を食べているときに、カリカリした食感や違う風味が加わったら楽しいだろうなとイメージするんです。そこで、炒ったアーモンドを加えてみたり」

定番料理も、プラスαでいつもと違うアレンジになる。

「唐揚げにミントをのせると爽やかさが増します。特別な料理でなくても、ほんの少しの違いで味の印象は変わるものです」
献立力4:味のバランスを俯瞰する。
料理に慣れないうちは、ひとつひとつのおかずの味に囚われがち。

「しょっぱい系が1品あったら、もう一品は酸味のある味付けにするなど、味を偏らせずに献立全体のバランスを考えましょう」

そのとき参考になるのが、日本人の味覚の基本といわれる五味。

「甘味、酸味、塩味、苦味、旨味を献立に反映させるとバランスがとれます。また、調理法も『生』『煮る』『焼く』『揚げる』などをバラけさせれば、食べ続けることが楽しい献立になりますよ」
献立力5:展開力を身につける。
買ってきた食材を、様々な調理法に展開できれば料理上級者。

「例えばレタスはサラダ、といった具合にパターン化してしまうと、料理がマンネリになって、料理する楽しみも食べる楽しみも減ってしまいます。レタスを煮たらどうだろう、スープに入れるなら何と組み合わせると美味しくなるかな、など、どう食べたいかを想像してみると、レシピに頼らずに献立を考えられる力がつきますよ」

今回は、鶏もも肉、インゲン、人参、卵というおなじみの食材を使った献立を考案。


渡辺有子さん料理教室「FOOD FOR THOUGHT」を主宰。
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