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カカオニブって何?スーパーフードの効果やいろいろな食べ方まで紹介

 

いまスーパーフードとして注目しているカカオニブという食品があるのをご存知でしょうか?カカオニブとは文字通りカカオ豆を原料とした食品で、同じカカオを使って作られるチョコレートなどに比べて、カカオニブは栄養価が非常に高いことが特徴です。また、元々馴染みのあるカカオが原料なので食生活に取り入れやすい点から、日本でも広く知れ渡るようになりました。

今回はカカオニブに含まれる栄養素やそのはたらきについてご紹介します。カカオニブを知らない方向けにカカオニブを使ったアレンジレシピなどにもご紹介するので、ぜひ最後までご覧下さい!

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■カカオニブとは?

・カカオニブとはカカオ豆の加工品のこと!

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今回紹介するカカオニブとは、カカオ豆を発酵させ焙煎し、皮と胚芽を取り除いたフレーク状の食品を指します。

見た目はチップ状で食感は堅く、ナッツのようだと表現する方もいます。カカオニブはチョコレートなどカカオを使った食品の材料として用いられており、製造する上で非常に必要不可欠なものです。


・カカオの原産地と歴史

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カカオニブの原料であるカカオ豆の原産地は、メキシコなどの中南米とされています。

カカオの歴史は非常に古く、栽培はなんと紀元前1250年前のマヤ文明まで遡るとされています。当時のマヤ人にとって、カカオは儀式に使われるほど非常に価値のあるものとされ「神の食べ物」とまで呼ばれていました。その希少さからアステカ王国ではカカオ豆は貨幣として扱われていたと言われています。

その後16世紀頃にコロンブスがアメリカ航海の際に、スペインにカカオ豆を持ち帰ったのがきっかけで世界に広く知られることとなったのです。

初めはほかの果物と同じく果肉のみが食べられていたと考えられていますが、長い歴史の間で中南米の人たちはカカオの豆を挽くといい香りがすることを発見し、今の姿になったのです。

・カカオ豆の栽培は難しい?

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世界に広まったカカオ豆は、その後西アフリカや東南アジアなどに渡り、広く栽培されることとなりました。

ですがカカオ豆は、赤道に近く、また年間の平均気温が27℃以上で高温多湿、さらに水はけのいい限られた土地でしか上手く育たちません。そのため、今ではカカオの4分の3はカカオの栽培に適したアフリカで生産されています。

また、その栽培方法も非常に根気のいるもので、カカオの花は植えられて4年ほどでようやく花が咲くようになります。しかも花を咲かせても実を結ぶのはそのうちの1%ほど。ようやく収穫されても、カカオ豆からチョコレートやココアになるまで加工するのに非常に多くの工程があります。普段私たちが何気なく口にしている食品ですが、実にたくさんの時間と労力が費やされているのです。


・カカオ豆の種類は大きく分けて3種類!

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カカオ豆は大きく分けて3種類に分類されています。

まずは、世界の主流となっているのがフォラステロ種。
日本のチョコレート輸入数量の約8割を占めるガーナで栽培されているのも、このフォラステロ種です。豊かなコクと香ばしさがあり、味のバランスが良いことから親しみやすい味と評価されています。成長が早く病気に強い為、3種の中でも品質が安定していると言われています。カカオ豆をブレンドするベースとして使用されることから、「ベースビーン」と呼ばれていますよ。

続いて、希少とされているクリオロ種。
クリオロ種はカカオの原種と言われており、最も歴史が古い種です。歴史は非常に長いものの、クリオロ種は病害虫に弱く栽培が非常に難しい種類です。現在ではベネズエラでわずかに生産されているのみで、カカオ生産量の1%にも満たないと言われている希少な種類です。クリオロ種は苦みが少ないのが特徴で、チョコレートの香りをつける「フレーバービーンズ」としても重宝されています。

最後は、フォラステロ種とクリオロ種の性質を受け継いだハイブリッド種となるトリニタリオ種です。
トリニタリオ種は18世紀初頭に、フォラステロ種とクリオロ種が交配されて偶然生まれた種です。生産量は全体の約8%程度ですが、2種の特徴を併せ持っている事もあり味も良く、栽培も簡単とされています。交配の頻度で風味に個性が生まれるのが特徴で、クリオロ種と同様にフレーバービーンズとして欠かせないものとなっています。

ここまでで3種類紹介しましたが、カカオ豆は、同じ品種でも土地や環境が与える影響によって品質が異なります。そのため味わいや風味にも個性が生まれる非常に奥深い食材なんです。

・様々な食品に変化するカカオ豆

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カカオ豆は多彩なアレンジができ、今回紹介するカカオニブ以外にも加工によってさまざまな食品へと変化していきます。

たとえば、よく耳にする「カカオバター」は、カカオの脂肪分をギュッと集めたものを指します。カカオ豆は栄養価が高く、その半分がカカオバターと呼ばれる脂肪分で作られているのです。人の肌に触れることで融ける性質があることから、軟膏やスキンケアにも使用されるマルチな特徴がありますよ。

続いて、こちらも1度は聞いたことのある「カカオマス」は、今回のテーマであるカカオニブをさらに細かくすり潰してペースト状にして冷やしたにしものを指します。

ほかにもカカオティーやなどカカオリキュールなどのアルコールまで。カカオを使用した食品は数多く出回っています。機会があればぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか?


■カカオニブに期待できる健康・美容効果について

・スーパーフードとして期待されるカカオニブ

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今回の主役となるカカオニブですが、先ほど紹介した通り、カカオ豆がチョコレートになる加工前の状態を指します。加工前なだけあって、チョコレートよりもカカオ豆本来の良い栄養成分や活性成分を効果的に取り入れることができ、世界中で期待されているスーパーフードです。

・チョコレートではなくカカオニブを取り入れたい理由

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カカオニブは皆さんがよく口にする甘いチョコレートにももちろん含まれています。

ですが、市販のチョコレートは、多くの人が食べやすいように白砂糖や油脂類、そのほかの添加物で構成されています。おいしくてついうっかり食べ過ぎてしまいますが、チョコレートの食べすぎはカロリーオーバーや栄養過多になってしまう事もありますよね。

そこで、カカオのみが原料であるカカオニブであれば不要な栄養素を取ることなく、カカオ豆の本来の栄養を無駄なく取り入れられるので非常に優秀な食品となります。

・アンチエイジング効果が期待されるカカオポリフェノール

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カカオニブの効果としてまず注目するべきなのが、「カカオポリフェノール」です。

カカオポリフェノールは、ストレスなどで増えすぎてしまった体内のサビである活性酵素を抑える抗酸化物質の1つです。また、活性酸素を抑えることで身体を健やかに保ち老化を防ぐアンチエイジング効果があるとされています。

・血圧低下を促す

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血管が細くなり詰まることで血圧の上昇が起こります。大きな病気にも繋がる高血圧ですが、カカオポリフェノールには血管を拡げ、良い血管の流れを保つことが期待されています。また、血管に脂肪が溜まることを防ぎ、血管を若々しい状態に保ち、動脈硬化を防ぐはたらきも期待されていますよ。

・悩んでいるお肌の不調にも効果あり?

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シミやそばかすの原因とは、紫外線を浴びることによって増えた活性酸素です。そこで、抗酸化作用のあるカカオポリフェノールを上手く取り入れると、紫外線によるダメージを軽減してることがあります。

また、カカオポリフェノールは豊富なミネラルも含んでいます。このミネラルの中には女性に不足しがちな鉄や免疫力を高める亜鉛も含まれているので、貧血によるお肌のかさつきやくすみ、亜鉛不足による皮膚や髪の毛のトラブルを予防する効果がみられるかもしれません。

・リラックス効果をもたらすテオブロミン

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カカオニブに含まれるテオブロミンは、大脳を刺激して集中力や記憶力などを高めてくれることがあります。また、自律神経を調整する作用もあるのでリラックス効果も期待されていますよ。

・便秘予防に良いリグニン

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リグニンとは、水に溶けない不溶性食物繊維の1つです。体の中で消化されることがないため、腸の蠕動運動(ぜんどううんどう)をサポートして便秘解消する効果や、腸内細菌を増やすことで腸内環境を整える効果が期待できるとされています。

■食べ過ぎ注意!カカオニブを食べるデメリット

・カカオニブは脂質が多い

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健康に良いカカオニブですが、食べ過ぎには注意が必要です。

理由は、カカオニブに多く含まれてる脂質にあります。おおよそカカオニブ10gあたり50~70kcalと、決して低いカロリーではないので、「チョコレートと比べて低カロリーだし、健康に良いから」と摂りすぎると、あっという間にカロリーオーバーになってしまいます。食べる分量には注意しましょう。

・刺激が強い

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先ほどご紹介したテオブロミンという成分には、気管支を広げ利尿や興奮を促す効果が期待されています。健康な人が嗜好品として楽しむのは問題ありませんが、気管支などに何らかの持病がある方は、摂取量に注意しなければならないこともあります。医師に相談をしてみてくださいね。


・カフェインが多い

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カカオニブには、通常のミルクチョコレートに比べて高濃度のカフェインが含まれます。過剰なカフェインの摂取は体調不良をもたらす場合もあるそうです。特に、妊娠中の方は胎児の成長に影響を与える恐れがあるので摂取量に気を付けなければなりません。

・1日の摂取量の目安

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明治の公式サイトでは1日の摂取量を以下のように紹介しています。
おいしく健康に食べたいなら1日3枚から5枚を目安に毎日コツコツ食べてみてください。(約84kcal~約141kcal)はじめて食した際に苦みや濃さを感じる方は、まず2枚程度からスタートさせ少しずつ慣らしていくのがよいでしょう。

出典:株式会社 明治「教えて!チョコ先生!|チョコレート効果」

驚くことに、カカオ含まれるカカオポリフェノールは体内に留めることができず、どんなに摂取しても時間がたてば排出されてしまうとのこと。つまり、「適量を毎日の習慣として必要な分だけ摂る」ということが大切なようです。


■カカオニブのおすすめの食べ方5選

・そのまま食べる

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最初はカカオニブを食べにくいと思う方でも、中には、その独特の風味や苦みがクセになってしまう人もいるようです。ナッツやスナックのようにそのまま食べる人もいるんだとか。ダイレクトに栄養を補給している実感が湧くでしょう。

・手作りグラノーラにプラスして栄養価UP!

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手作りのグラノーラにトッピングとして加える方もいるようです。カカオニブの苦みが程よいアクセントとなり、おいしいと評判ですよ。手作りグラノーラはオーブンがあれば作り置きができるので、1つ簡単なレシピをご紹介します。

材料
お好みのオートミール 450g
お好みのナッツやドライフルーツなど 適量
全粒粉(なくてもOK) 大さじ1
カカオニブ 大さじ2
砂糖 20~30g
メープルシロップ 50~100g
※砂糖を黒糖やてんさい糖などに変える方や、メープルシロップをはちみつやバターに代用する方もいるようです。お好みでアレンジを加えてみて下さいね!

作り方
  • ボウルにオートミールを入れ、ナッツと全粒粉を入れてさっくり混ぜる。
    同じくボウルにメープルシロップも入れて更に混ぜます。
  • 170℃にオーブンを予熱しておきます。
    クッキングシートを敷いた天板にボウルの中身を薄く伸ばして15分~30分焼いていきます。
  • 濃いめの焼き色が付いたら、天板をオーブンから取り出してドライフルーツとカカオニブを混ぜ合わせます。
    粗熱が取れたら完成です。
密閉容器に入れて冷蔵庫で2週間ほど保存が可能だそうです。休みの日に作り置きして毎朝取り入れてみてはいかがでしょうか?


・ヨーグルトやアイスクリームに混ぜて苦みを緩和

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毎朝の習慣に取り入れやすいということもあり、ヨーグルトに混ぜて食べるという方も多くいます。好きなフルーツと合わせることでグッと食べやすくなるのではないでしょうか?
また、バニラアイスにカカオニブを乗せてみると、カカオの苦みとバニラアイスの甘さを一緒に楽しめる大人スイーツになります。


・パンやケーキに練りこんでアクセントに

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自宅でも簡単に作れるパウンドケーキなどの焼き菓子のトッピングに、カカオニブはよいアクセントになります。カカオニブだけのトッピングもシンプルでおすすめですが、ドライフルーツなどの甘みの強いトッピングとの相性も抜群です。

・ミルクティーやコーヒーに加えても

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ミルクティーやコーヒーに加えると、カカオの香りがより一層引き立ってよいアクセントになります。カカオにはリラックス効果があるのでちょっと一息つきたい時にはぴったりかもしれません。

また、カカオの香りが日本酒やワインに合うようで、お酒のお供として食べる、通な方もいるようです。

■毎日の食生活にカカオニブを

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スーパーフードと聞くと、「どんな味想像できない」方や、「食べ方がワンパターンになって飽きて続かないのではないか…」と不安なイメージを持つ方も少なくないかと思います。ですが、身近なチョコレートに含まれるカカオニブであれば、手軽にチャレンジできるのではないでしょうか?

栄養豊富でアレンジ多彩なカカオニブをぜひ生活に取り入れてみて下さい!

《参考》
MEIJI「みんなの健康チョコライフ」
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