サクサクジューシー【油淋鶏】レシピ4選~基本の作り方&鶏以外も!献立に迷わない副菜レシピも
2024年2月28日 14:00
揚げた鶏肉に、甘酸っぱくさっぱりしたタレをかけて味わう油淋鶏。
揚げた鶏肉がサクサクジューシーで、香味野菜たっぷりのタレが衣にしみ込んでいて、美味しいですよね。白いごはんに合い、ビールとの相性も抜群! 街の中華料理店でも人気の高いメニューです。
今回は、油淋鶏の作り方のほか、鶏肉以外を使った油淋鶏レシピや、献立にぴったりの中華副菜やスープもご紹介します。そして、私たちがよく知る油淋鶏は、中国発祥の料理ではなく、日本でアレンジされたものだった!? 気になる方はぜひチェックしてみてください。
油淋鶏の「油淋」には、丸ごと一羽の若鶏などの大きな材料に、おたまで油をかけながら揚げた料理、という意味があります。丸鶏の素揚げといったイメージでしょうか。
鶏肉を茹でてから、皮がパリパリになるまで油で揚げ、ネギやショウガ、ゴマなどが入ったタレをつけて味わうのが本場中国の油淋鶏です。また、茹でた鶏肉そのものにタレをかけただけの油淋鶏も存在します。
日本でよく食べられている油淋鶏は、家庭でも作りやすく日本人好みにアレンジされた、オリジナル油淋鶏だったのです。そのため中国の方が日本のレストランで油淋鶏を注文すると驚くとか。日本にはこのほかにも、天津飯や麻婆豆腐といった日本発祥のものや、かなりアレンジが加えられた中華料理が数多く存在します。食べ比べてみるのも面白いかもしれませんね。
サクッとジューシー!絶品タレの油淋鶏(ユーリンチー)
【材料】(2人分)
鶏もも肉(大) 1枚
<下味>
酒 大さじ 1
塩 小さじ 1/3
小麦粉 大さじ 2
片栗粉 大さじ 2
サラダ油 大さじ 5~6
<ネギソース>
白ネギ(みじん切り) 1/2本分
ニンニク(みじん切り) 1/2片分
大葉(みじん切り) 3~4枚分
ショウガ汁 1片分
砂糖 大さじ 1.5
酢 大さじ 1.5
しょうゆ 大さじ 1
塩 適量
レタス 1/4個
プチトマト 3~4個
【下準備】
1、鶏もも肉は太い筋と余分な油を切り取り、<下味>の材料を混ぜ合わせたボウルでからめ、2時間以上漬け、小麦粉、片栗粉を順に加えてまぶす。
2、<ネギソース>の材料を混ぜ合わせて10分置き、水分が出たら塩で味を調える。
3、レタスは水洗いして水気を拭き取り、食べやすい大きさにちぎる。プチトマトはヘタを取り、横半分に切る。
【作り方】
1、フライパンにサラダ油を弱めの中火で熱し、鶏もも肉を入れて返しながら火を通し、強火にしてカリッと色よく揚げて取り出す。
2、油をきって食べやすい大きさに切り、レタスをのせた器に盛り、<ネギソース>をかけ、プチトマトを添える。
鶏もも肉をひと口大に切ってから、小麦粉と片栗粉をまぶして唐揚げにします。この方法だと鶏肉の肉汁が唐揚げの中に閉じ込められるので、頬張った瞬間、ジュワッと肉汁があふれ出して美味。豆板醤入りの少し辛みのあるタレがビールによく合います。
鶏もも肉一枚を豪快に揚げ、ネギたっぷりのタレをかけていただきます。下味に漬け込む必要がないので、時間短縮になり、油ハネも抑えられ一石二鳥。オイスターソースのコクの効いたタレが甘辛いしっかりした味わいで、ごはんのおかずにぴったりです。
淡泊な味わいのメカジキに、甘酸っぱい香味ダレが見事にマッチ。鶏もも肉で作るものよりさっぱりとしていて食べやすいのも魅力です。揚げずに蒸し焼きにするだけなので、普段のおかずに取り入れやすいですよ。メカジキは臭みも少ないので、魚が苦手な子どもにもおすすめ。
シメジとブリをサッと焼いて、みじん切りのネギやショウガがたっぷり入ったタレをかけるだけで完成です。香味野菜のおかげで魚の臭みが気にならずにいただけます。この香味ダレは保存も可能。多めに作って、サラダや冷奴にかけても◎です。
市販の中華クラゲの和え物を使うお手軽副菜。千切りのキュウリと合わせることで、シャキシャキとコリコリの2つの食感が楽しめる、立派な小鉢の一品が完成します。これなら油淋鶏を揚げている間にパパッと作れそうですね。
モヤシとシメジを茹でて、鶏ガラスープの素とゴマ油で和える、ナムルのような中華風サラダです。カニ風味カマボコの旨味も加わり、少しの調味料でも豊かな味わいに。モヤシの食感を生かすために、短時間でサッと茹でるのがポイントです。
カニ缶の旨味を感じる、トロミのあるあったか中華スープです。白ネギとショウガを先に油で炒めることで、香ばしさをプラス。カニのダシのしみた大根もたまりません。トロッとしているので冷めにくく、ショウガも入っているので体が温まります。
中華料理店でも人気の高い、トロトロの中華風コーンスープです。クリームコーン缶を使えば、簡単にお店の味を再現できます。スープにトロミをつけてから、卵を少量ずつ静かに注ぎ入れるのが、ふわふわに仕上げるコツです。
日本人好みになるようアレンジされ、独自の進化を遂げた油淋鶏。本場との違いに、中国の方も初めは驚くそうですが、日本の油淋鶏も好きになって帰国するとか。ぜひ今回ご紹介したレシピを参考にして、サクサク衣の油淋鶏を自宅で作ってみてくださいね。
揚げた鶏肉がサクサクジューシーで、香味野菜たっぷりのタレが衣にしみ込んでいて、美味しいですよね。白いごはんに合い、ビールとの相性も抜群! 街の中華料理店でも人気の高いメニューです。
今回は、油淋鶏の作り方のほか、鶏肉以外を使った油淋鶏レシピや、献立にぴったりの中華副菜やスープもご紹介します。そして、私たちがよく知る油淋鶏は、中国発祥の料理ではなく、日本でアレンジされたものだった!? 気になる方はぜひチェックしてみてください。
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■油淋鶏とは? 本場中国と日本の違い
油淋鶏とは、サクサクの衣がついた鶏の唐揚げにタレがかかっている料理、という認識が一般的ですよね。その名前からもわかるように、中国が発祥の家庭料理です。しかし実際には、本場中国の料理店や家庭のレシピでは日本とは少し違ったメニューとなっています。油淋鶏の「油淋」には、丸ごと一羽の若鶏などの大きな材料に、おたまで油をかけながら揚げた料理、という意味があります。丸鶏の素揚げといったイメージでしょうか。
鶏肉を茹でてから、皮がパリパリになるまで油で揚げ、ネギやショウガ、ゴマなどが入ったタレをつけて味わうのが本場中国の油淋鶏です。また、茹でた鶏肉そのものにタレをかけただけの油淋鶏も存在します。
日本でよく食べられている油淋鶏は、家庭でも作りやすく日本人好みにアレンジされた、オリジナル油淋鶏だったのです。そのため中国の方が日本のレストランで油淋鶏を注文すると驚くとか。日本にはこのほかにも、天津飯や麻婆豆腐といった日本発祥のものや、かなりアレンジが加えられた中華料理が数多く存在します。食べ比べてみるのも面白いかもしれませんね。
■油淋鶏の作り方
下味をつけた鶏もも肉を、多めの油でカリッと色よく揚げ焼きにします。白ネギやニンニク、大葉などの香味野菜たっぷりの特製ダレがじんわりしみて、ごはんが何杯でも食べられそうですね。サクッとジューシー!絶品タレの油淋鶏(ユーリンチー)
【材料】(2人分)
鶏もも肉(大) 1枚
<下味>
酒 大さじ 1
塩 小さじ 1/3
小麦粉 大さじ 2
片栗粉 大さじ 2
サラダ油 大さじ 5~6
<ネギソース>
白ネギ(みじん切り) 1/2本分
ニンニク(みじん切り) 1/2片分
大葉(みじん切り) 3~4枚分
ショウガ汁 1片分
砂糖 大さじ 1.5
酢 大さじ 1.5
しょうゆ 大さじ 1
塩 適量
レタス 1/4個
プチトマト 3~4個
【下準備】
1、鶏もも肉は太い筋と余分な油を切り取り、<下味>の材料を混ぜ合わせたボウルでからめ、2時間以上漬け、小麦粉、片栗粉を順に加えてまぶす。
2、<ネギソース>の材料を混ぜ合わせて10分置き、水分が出たら塩で味を調える。
3、レタスは水洗いして水気を拭き取り、食べやすい大きさにちぎる。プチトマトはヘタを取り、横半分に切る。
【作り方】
1、フライパンにサラダ油を弱めの中火で熱し、鶏もも肉を入れて返しながら火を通し、強火にしてカリッと色よく揚げて取り出す。
2、油をきって食べやすい大きさに切り、レタスをのせた器に盛り、<ネギソース>をかけ、プチトマトを添える。
■そのほかの油淋鶏レシピ2選
・揚げ鶏のたっぷりネギダレがけ(油淋鶏風)
鶏もも肉をひと口大に切ってから、小麦粉と片栗粉をまぶして唐揚げにします。この方法だと鶏肉の肉汁が唐揚げの中に閉じ込められるので、頬張った瞬間、ジュワッと肉汁があふれ出して美味。豆板醤入りの少し辛みのあるタレがビールによく合います。
・パリパリ! 油淋鶏 香味ダレで食欲アップ 簡単時短のやみつきレシピ
鶏もも肉一枚を豪快に揚げ、ネギたっぷりのタレをかけていただきます。下味に漬け込む必要がないので、時間短縮になり、油ハネも抑えられ一石二鳥。オイスターソースのコクの効いたタレが甘辛いしっかりした味わいで、ごはんのおかずにぴったりです。
■メカジキやブリも!鶏肉以外の油淋鶏レシピ2選
・【メカジキ】メカジキとパプリカの油淋鶏風
淡泊な味わいのメカジキに、甘酸っぱい香味ダレが見事にマッチ。鶏もも肉で作るものよりさっぱりとしていて食べやすいのも魅力です。揚げずに蒸し焼きにするだけなので、普段のおかずに取り入れやすいですよ。メカジキは臭みも少ないので、魚が苦手な子どもにもおすすめ。
・【ブリ】香味だれがやみつきに! ブリの油淋鶏
シメジとブリをサッと焼いて、みじん切りのネギやショウガがたっぷり入ったタレをかけるだけで完成です。香味野菜のおかげで魚の臭みが気にならずにいただけます。この香味ダレは保存も可能。多めに作って、サラダや冷奴にかけても◎です。
■油淋鶏に合う中華副菜やスープレシピ4選
・中華クラゲの和え物
市販の中華クラゲの和え物を使うお手軽副菜。千切りのキュウリと合わせることで、シャキシャキとコリコリの2つの食感が楽しめる、立派な小鉢の一品が完成します。これなら油淋鶏を揚げている間にパパッと作れそうですね。
・モヤシとシメジの中華風
モヤシとシメジを茹でて、鶏ガラスープの素とゴマ油で和える、ナムルのような中華風サラダです。カニ風味カマボコの旨味も加わり、少しの調味料でも豊かな味わいに。モヤシの食感を生かすために、短時間でサッと茹でるのがポイントです。
・大根の中華スープ
カニ缶の旨味を感じる、トロミのあるあったか中華スープです。白ネギとショウガを先に油で炒めることで、香ばしさをプラス。カニのダシのしみた大根もたまりません。トロッとしているので冷めにくく、ショウガも入っているので体が温まります。
・中華風コーンスープ
中華料理店でも人気の高い、トロトロの中華風コーンスープです。クリームコーン缶を使えば、簡単にお店の味を再現できます。スープにトロミをつけてから、卵を少量ずつ静かに注ぎ入れるのが、ふわふわに仕上げるコツです。
日本人好みになるようアレンジされ、独自の進化を遂げた油淋鶏。本場との違いに、中国の方も初めは驚くそうですが、日本の油淋鶏も好きになって帰国するとか。ぜひ今回ご紹介したレシピを参考にして、サクサク衣の油淋鶏を自宅で作ってみてくださいね。
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