栗の簡単な剥き方をレクチャー!保存方法やおすすめレシピも一挙公開
2021年12月3日 00:00今回は栗の皮の剥き方や保存方法、おすすめのレシピについてお伝えしていきます。
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目次 [開く]
■剥き方の前に!栗の基本知識
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剥き方の前に、まずは栗の基礎知識についてご紹介していきます。栗について知ることで、栗拾いから調理までできる栗マスターになれるかもしれません。
・栗の歴史
栗は日本の歴史と深い関わりがあり、古くは9,000年前まで遡り石器時代から存在していました。
699年には第41代天皇である持統天皇が全国に栗の木を植えるように命じたり、一部の地域では米の代わりに栗を年貢として納めていた記録があったり、万葉集や古事記にも登場していたりするほど、栗は日本人にとっては身近な存在でした。
また、戦国武将として名高いかの武田信玄も栗に着目した人物の一人であり、地方産業の興隆や兵糧として栗の栽培を推進しました。栗はそれほどまでに日本とゆかりの深い食べ物なのです。
・日本で有名な栗
栗にもいろいろな種類がありますが、その中でも有名なのは以下の2つの品種です。
1つ目は「丹波栗」と呼ばれるものです。日本有数の名産地である丹波の栗は、中身の色味が鮮やかであることから、お菓子に加工されることが多い品種です。丹波産栗のモンブランやどら焼きの餡などを、目にしたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
もう1つの有名な栗は「筑波栗」です。日本で一番栽培されている栗であり、ゆで栗や渋皮煮に適しているといわれています。中身は淡い黄色で甘味があり、香りが強いのが特徴です。
・甘栗と栗の違い
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栗といえば甘栗を想像する方もいらっしゃるのではないでしょうか。私たちが栗、甘栗とそれぞれ呼んでいるものの違いは、主に産地と調理法です。
私たちが甘栗と呼んでいるものは、その多くが中国で生産された栗のことを指します。小粒で丸く甘味が強い中国の栗は、渋皮が剥きやすく加工に適しています。その栗を鍋の中で小石や砂と炒り上げ、皮を剥いたものがよくお店で見かける「むき甘栗」です。
商品によっては砂糖や水あめなどで甘さとツヤを加えたものもあり、中国ではこのように加熱調理した栗を「糖炒栗子」と呼んでいます。
・栗の構造
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続いて栗の構造についてみていきましょう。構造がわかれば、おいしく食べられる部分についても知ることができます。
栗はイガ、鬼皮、渋皮、そして中身の4つの層でできています。それぞれの特徴について詳しくみていきましょう。
イガ
「イガ」はチクチクとしたトゲの部分のことを指します。「動物に食べられないようにトゲがある」という説があるそうですが、実際はなぜこのトゲがあるかは未だに解明されていません。
栗の木には雌花と雄花があり、トゲを持っているのは雌花になります。その雌花が受精すると実をつけ、私たちが知っている栗の実が入った状態になるのです。
鬼皮
イガを剥くと見慣れた茶色い実がでてきます。この表面の茶色い部分の皮を「鬼皮(おにかわ)」と呼びます。鬼皮は、木の実の外側にある厚く固い皮の総称です。
この部分を剥いて食べることから栗の皮と思われがちですが、実は他の果物における果肉の部分にあたります。
渋皮
鬼皮を剥くと現れる薄い皮が「渋皮(しぶかわ)」です。栗の渋皮煮などで、名前を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
渋皮は果実の表皮の内側にある薄い皮の総称であり、渋みがあることから渋皮と呼ばれています。
中身
渋皮のさらに内側にあるのが主な可食部分である中身です。実は、この部分と渋皮の部分は果肉ではなく種にあたります。私たちは普段、栗の種を食べているのです。
甘くてホクホクとした部分が果肉ではなく種というのは意外ですよね。
・栗の皮って食べられるの?
先ほどもご紹介した通り、栗には鬼皮と呼ばれる固い皮の部分と渋皮と呼ばれる柔らかい皮の部分が存在します。しかし「皮」とは名ばかりで、実はそれぞれ構造上では果肉と種になります。一般的には中身を食べる栗ですが、鬼皮や渋皮は食べられないのでしょうか?
鬼皮は食べられない
鬼皮と呼ばれる茶色い固い部分の皮は、基本的に食べられません。構造上では果肉と定義されていますが、実際は栗の鬼皮は固く食べるのに適していません。
食用としては不向きな鬼皮ですが、農業の場では肥料として用いられており、プランターの表土にまくことで雑草の抑制や水分の蒸発を抑える動きがあるといわれています。
渋皮は食べられる
鬼皮と違い、薄くてやわらかい渋皮は食べることができます。栗の渋皮煮などもあるように、煮たり蒸したりすることで食べやすくなります。
また、渋皮には「タンニン」と呼ばれる成分が豊富に含まれており、シミ予防や血糖値を下げる効果が期待できるとして、美容や健康に良いと注目を集めています。
■栗の剥き方【鬼皮】
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それでは次に、本題である皮の剥き方についてご紹介していきます。まずは固くて厚みのある鬼皮の剥き方からです。
栗の状態や個数によっておすすめの方法が異なりますので、現在の状況に合った方法を試してみてくださいね。
・一晩浸しておく
翌日に栗を食べたい、という場合にはこの方法を選ぶとよいでしょう。鍋やボールに栗を入れて、そこに水またはぬるま湯を入れて一晩おいておきます。一晩つけておくことで皮がやわらかくなり、翌朝には包丁で切り込みを入れれば手で簡単に剥けるようになります。
今すぐに調理したいという方には不向きですが、おいておくだけで手間もかからないので、時間に余裕がある方にはおすすめの方法です。
・お湯で茹でる
今すぐ食べたい、という方に向いている方法としては、お湯で茹でるという方法があります。まず沸騰したお湯を用意します。量は栗がすべて浸かり切れば問題ありません。
そこに栗を入れて、火にかけたまま10分ほど待ちます。お湯につけることで皮が柔らかくなり、こちらも包丁で切り込みを入れれば手ですんなりと剥くことができます。
・一晩冷凍してから茹でる
SNSで話題になった鬼皮の剥き方もご紹介します。方法は栗を一晩冷凍するというものです。
水に浸けたりお湯で茹でたりする従来の方法とは異なり、冷凍した栗に熱湯をかけて5分ほど待ちます。そのあと、栗のおしりの部分に包丁を入れると鬼皮が簡単にむけるようになります。
剥いているあいだにお湯が冷めてしまうと皮が硬くなってしまいますが、再び熱湯をかけてあげると剥きやすくなりますよ。
・電子レンジで加熱する
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より時間の短縮を求める場合は、電子レンジで加熱するという方法があります。栗のお尻の部分に十字の切り込みを入れ、耐熱容器に栗とかぶるくらいの水を入れましょう。ラップをかけて600wで3分ほど加熱すると、鬼皮が剥きやすくなります。
こちらの方法で剥く場合は、1度に加熱するのは10個程度にしましょう。沢山の栗をつめてしまうと、水の蒸発の度合いによっては爆発を引き起こす危険性があります。大量に調理したいときなどは避け、少量素早く剥きたいときなどのみに利用するのがおすすめです。
・フライパンで炒る
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フライパンで炒ることでも、鬼皮を剥きやすくすることができます。栗のお尻の部分に十字の切り込みを入れたら、油をひいたフライパンに並べて加熱します。鬼皮に焦げ目がつき、かつ切り込みの部分がぱっくりと割れたら火を止めて栗を取り出します。
手で触れるほどの熱さになったら、軍手などで手をカバーして剥きます。こちらの方法も電子レンジで加熱する方法と同様に、フライパンにぎっしりつまるような量を一度に加熱すると栗がはじける危険性がありますので、少量ずつ加熱するようにしましょう。
・包丁で剥く
加熱する手段がない場合は、包丁だけでも剥くことができます。栗の底の部分に切れ目を入れ、底から尖っている先端に向かって皮を剥いていきましょう。このとき、包丁が滑らないようしっかりと握ってくださいね。
この方法は、固い鬼皮を剥くために力が必要な場合があります。力を入れ過ぎると怪我の原因にもなってしまいますので、固く剥きにくい場合は前もって水につけておき、やわらかくしてから作業を行うことをおすすめします。
・専用の道具を使う
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最後におすすめするのは、栗の皮を剥くための専用器具を使うという方法です。
さまざまなメーカーから栗の皮剥き専用の器具が販売されていますので、そちらの道具を使えば茹でたりしなくても皮をスムーズに剥くことができます。栗を調理する機会の多い方は、購入を検討してみてはいかがでしょうか。
■栗の剥き方【渋皮】
固い鬼皮を剥き終わると、次に現れるのが薄く渋みのある渋皮です。渋皮煮などを作る場合は剥かなくてもよいですが、中身だけを使用する場合は処理する必要があります。
こちらでは渋皮の剥き方についてご紹介していきます。
・スプーンで剥く
基本的な渋皮の剥き方として挙げられるのは、スプーンを使って剥く方法です。茹でた栗の底の部分にスプーンをあてて、渋皮を削るように剥いていきます。
冷めてしまうと皮が固まって削りにくくなってしまうので、手でもてるほどの熱さのうちに剥いてしまいましょう。茹でたての栗を食べたい場合は、そのままスプーンですくって食べるのもおすすめです。
・冷凍してから茹でる
鬼皮を剥く方法と同じく、渋皮も冷凍してから5分ほど茹でるとするっと簡単に剥くことができます。一晩冷凍する余裕があれば、こちらの方法で両方の皮を剥いてしまえば処理が楽に済みます。
・重曹で茹でる
沸騰したお湯に重曹を入れて軽く混ぜ、そこに鬼皮を剥いた栗を入れて10分ほど茹でましょう。そうすることで渋皮が剥きやすくなり、同時に渋みも取り除くことができます。
重曹には炭酸水素ナトリウムが含まれているため、栗から渋みの原因であるタンニンを抜いてくれる効果を期待できます。
・包丁で剥く
鬼皮同様、渋皮も包丁で剥くことができます。栗のお尻の部分を切り落とし、皮に切れ目を入れて剥いていきましょう。このとき、可食部を削りすぎないように気を付けてください。
また、剥いた栗は水にさらしておくことでアクを抜くことができます。
・歯ブラシで軽くこする
調理器具以外にも渋皮を剥くのに適した便利な道具があります。それは歯ブラシです。
お湯で茹でた栗を固めの歯ブラシでこすることで、渋皮を簡単に取り除くことができます。強くこすり過ぎると中身まで傷つけてしまう可能性がありますので、力加減には注意してくださいね。
■栗の保存方法
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一度に食べきれない栗は、冷蔵庫や冷凍庫で保存することができます。日を置いて栗を食べる場合、保存したい日数によって保存方法を変えるとよいでしょう。こちらでは栗の保存について詳しくご紹介していきます。
・栗の賞味期限
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冷蔵、冷凍それぞれで栗を保存する場合、どれくらいの期間保存することができるのでしょうか。
栗を冷蔵庫で保存する場合は約1週間、冷凍庫で保存する場合は3か月ほどと言われています。栗はそのまま置いておくと風味が抜けていってしまうため、早めに冷蔵または冷凍で保存しましょう。
保存期間はあくまで目安ですので、早めに食べることを心掛けてくださいね。
・冷蔵保存する場合
冷蔵保存する場合は、栗を1時間ほど水に浸けたあと、表面の汚れを落とすために軽く拭いてから1日ほど天日干しにします。
天日干しを終えたら、ビニール袋に入れて冷蔵庫のチルド室で保存しましょう。このとき、ビニール袋の口は閉めずに開けておいてください。
天日干しとチルド室で甘さがアップ!
栗は天日干しすることで糖化が進み、より甘くなります。さらに、栗は0℃近くの寒さにさらされるとでんぷんが糖化するため、冷蔵庫のチルド室で保存することでより甘味が増します。
甘い栗が食べたい、という方はぜひ試してみてくださいね。
・冷凍保存する場合
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つづいて冷凍で保存する場合の方法です。まず、栗を1時間ほど水につけます。続いて50分ほど熱湯で茹で、粗熱と水滴がとれたらフリーザーバックに重ならないように詰めて冷凍庫に入れましょう。
冷凍する場合は冷蔵保存に比べて風味が落ちにくいため、茹でてから冷凍しても問題ありません。また、茹でて冷凍することで解凍後の皮むきがとてもスムーズになります。
皮を剥いて保存したい場合は?
解凍後に皮をむく手間を省きたい場合は、皮を剥いた状態で冷凍保存するという方法もあります。10分ほど熱湯で茹でて皮を剥いたあと、フリーザーバックに重ならないように詰めて冷凍庫に入れます。
このとき、フリーザーバッグの口はしっかりと閉じて空気が入らないように密閉しましょう。空気がはいってしまうと栗が乾燥して、ぱさぱさとした食感になってしまう可能性があります。
・常温保存したい場合は?
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木の実なので長期間常温保存ができそうなイメージがある栗ですが、先ほどもご説明したとおりそのまま置いておくと風味が抜けていってしまうため、常温保存はあまりおすすめできません。
常温で保存する場合は1時間ほど水に浸けたあと、しっかり乾かしてから新聞紙にくるんでフリーザーバッグに入れます。涼しく暗い場所においておけば、3日から5日ほど持たせることができます。
栗に虫⁉
どんぐりをはじめ、多くの木の実にはすでに虫がいる場合があります。栗も例外ではありません。虫がいる状態で常温保存や冷蔵保存してしまうと、虫が中身を食べてしまうおそれがあります。
市販品の栗は約1時間、栗拾いで拾ってきた栗の場合は半日ほど水につけることで虫を全滅させることができますので、保存する際は必ず行うようにしましょう。
■栗のおすすめレシピ5選
栗の剥き方や保存方法がわかったら、おいしくいただくためのレシピも知っておきたいですよね。こちらでは、栗をつかった簡単でおいしいレシピを5つご紹介します。ぜひご自宅で試してみてくださいね。・ゆで栗
栗本来のおいしさを味わうならゆで栗を食べるのが一番よいでしょう。手順もシンプルなことから、はじめて栗を調理する方にもおすすめです。
材料(4人分)
- 栗 500g
- 塩 大さじ1
下準備
- 栗を水洗いして表面の汚れをおとし、ザルにあげておきます。
作り方
- たっぷりの水と栗、塩を入れて強火にかけ煮立ったら30~40分ゆで、ザルに上げ冷ます。前日から塩水に浸けておいて、新しい水と塩を入れてゆでてもOKです。ゆでた栗は縦半分に切って、スプーンですくっていただきます。
・秋の香り!焼き栗
秋が旬の栗をストレートに味わえる焼き栗です。グリルやトースターでお手軽に!
材料(2人分)
- 栗 10粒
- 塩 少々
下準備
- 栗は栗むき用の包丁ばさみ又は包丁で、ザラザラした部分の外側の固い皮をむく。
作り方
- グリル又はトースターを予熱する。アルミホイルに栗が重ならないように広げて包み、10~12分焼く。
- 外の固い皮と渋皮を包丁でむいて、お好みで塩をかけて頂きます。
・ほっくり!揚げ栗
渋皮ごと揚げた栗は香ばしく中はほくほく!塩をつけていただきます。
材料(2人分)
- 栗(大きい物) 10粒
- 重曹(タンサン) 大さじ1/2
- 塩 少々
- 揚げ油 適量
下準備
- 栗はザラザラした側から、栗むき用の包丁ばさみで栗に傷を付けないように外側の固い皮をむく。むいた栗は鍋に重曹とかぶるくらいの水を加えて半日以上つけておきます。
作り方
160 ℃に予熱した揚げ油に、渋皮がついたままの栗を揚げる。食べやすい大きさに切ってお好みの塩をつけていただきます。
ゆっくり7~8分かけて揚げてください。竹串がス~っと刺さったらOK です。渋皮はそのままでも、むいてもお好みで!
・ほっくり甘い!栗の甘露煮
皮を剥いた栗をシロップで煮てゆっくり味をなじませると、ほっくり甘い甘露煮が完成!おこわやケーキに大活躍します。
材料(作りやすい量)
- 栗(大きい物) 1kg
- 塩(むき栗をつける用) 大さじ2+2
- くちなしの実 2個
- 水 500ml
- 砂糖 300g
- みりん 大さじ4
- 塩 ひとつまみ
下準備
- 鬼皮、渋皮を剥いたら新しく作った塩水にむいた栗を30分つけます。
作り方
- 鍋に栗と栗が浸かるくらいの水、たたいて割ったクチナシの実を入れて弱火にかける。煮立ってきたら栗が踊らないくらいの弱火で10分ゆで、栗をそ~っと引き上げる。
- きれいな鍋に<シロップ>の材料と1の栗を入れ、弱火にかけて栗が踊ってきたら、より弱火にして15~20分煮る。鍋の蓋をして1日そのまま置き、栗に味をしみこませる。
- 弱火でひと煮立ちさせてきれいな保存容器に入れ、常温になったら冷蔵庫で保存する。割れた栗は別の容器に分けておく。
栗がシロップから出る場合は、オーブンシートの落とし蓋をのせてください。割れた栗は、パウンドケーキ等に混ぜ込んでください。
・栗の炊きおこわ
栗の甘みを最大限に生かしたおこわです。噛むほどに甘さが広がります。
材料(4人分)
- むき栗 15~16個位
- もち米 3カップ
- 昆布 10cm角1枚
- 酒 大さじ3
- 塩 小さじ1
- ゴマ塩 適量
下準備
- むき栗の場合は分量外の塩水でサッと洗い、水気を切る。皮付きの栗の場合は、鍋に栗とかぶる位の水を入れて強火にかけ、煮立ったら中火にして5分位ゆで、水に放つ。粗熱が取れたら、表面の固い皮と渋皮をむく。
- もち米は炊く30分以上前に、水でサッと洗ってザルに上げておく。
- 昆布は固く絞ったぬれ布巾で、汚れを拭き取る。
作り方
- 炊飯器に、洗ったもち米、酒、塩を入れ、普通に水加減をしてひと混ぜし、むき栗をのせる。昆布を入れてスイッチを入れる。
- 炊き上がったら昆布を取り出し、全体に軽く混ぜて茶碗によそい、ゴマ塩を振る。
■秋の食卓には栗!
秋の食卓に欠かせない栗ですが、実は日本人とは切っても切れない縁がある食べ物なのです。
皮むきが大変というイメージもありますが、やり方さえわかってしまえば簡単に剥くことができますので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。栗料理を作る際には、ぜひ今回ご紹介したレシピも参考にしてみてください。
≪参考≫
・農林水産省「知って得する栗のこと」
・京都栗菓匠 若菜屋「栗の歴史」
・AJINOMOTOPARK「栗のむき方」
【今日の献立】2024年11月14日(木)「揚げブリの甘辛ダレ」
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