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1カップとはどのくらい?ml・gの換算方法から正しい量り方まで紹介

 

料理やスイーツをレシピ通りに作ろうと思えば、材料を正しく計量する必要があります。数あるキッチンツールの中でも、計量カップを使う人も多いのではないでしょうか。計量カップは、水などの液体しか量れないと思われがちですが、粉やお米などいろいろな材料を量れる便利なキッチンツールです。計量カップの正しい使い方や、mlやgへの換算の方法など、役に立つ情報をお伝えします。

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■1カップとは何ミリリットル?

まず、1カップで量れるものについてご説明します。みなさんは、小学校の時に「重さ・長さ・かさ」という物の単位について学んだのを覚えているでしょうか?計量カップで量れるものは、物質の質量である「かさ」です。難しくいうと、容積を量るためのツールが計量カップということです。

・水1カップ


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「水1カップ」とあれば、計量カップ1杯分と通常は考えますよね。一般的なレシピにある1カップの水とは、200ml容器1杯分のことです。しかし、計量カップの容量には、100ml~1000ml(1L)といろんな種類があるので、単に計量カップ1杯分と考えないように気をつけましょう。

また、お米を量るための計量カップは、1カップ分が180mlとなります。そのため、お米以外を1カップ分量るときは、間違えないように注意しましょう。

・mlとccは同じ


1mlとは、1立法センチメートルに入る物質の容量を表す単位です。

計量カップによっては、メモリの表記がmlではなく「cc」と書かれているものもあります。ccとは、英語の「cubic centimeter」の略で、1辺が1cmの立方体、つまり1立法センチメートルに入る物質の容積のことです。ようするに、1mlと1ccは、同じということが分かります。

・アメリカの『1カップ』


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先ほど述べた「1カップ=200ml」というのは、あくまでも日本の場合のみで、アメリカで使われているものとは違います。

アメリカで売られている計量カップは、mlやcup以外にoz(オンス)と書かれているものが多いです。アメリカでは、容積を表す単位の基本となるのが「オンス」で、mlに換算すると、1ozは約30ml、1cupは8ozで約240mlになります。そのため、アメリカのレシピで1カップを量るときは、日本の1カップよりも少し多めになることを覚えておくといいですよ。

・大さじ何杯分?


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1カップを計量スプーンを使って量ると、何杯分になるのか見ていきます。まず、大さじ1杯で量れる水の量は15mlです。1カップ200mlに換算すると、200÷15=13.3333…となるので、1カップ=大さじ約13杯と3分の1です。

計量スプーンを使って液体を量るときは、すり切りちょうどではなく、液体が表面張力でこぼれない程度で量ります。粉物を量るときは、すり切り1杯で量るようにしましょう。

■1カップの正しい量り方

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レシピ通りに作ろうと思えば、きちんと計量することが大事ですよね。適当に量ってしまうと、全く違った味になってしまったり、ケーキのような繊細さが必要なものは失敗してしまったりする恐れもあります。特に料理初心者の人や、そのレシピに初めて挑戦する人がレシピ通りに作るためには、計量カップの正しい使い方を知っておく必要があります。

・計量カップは平らなところに


計量カップを使うときは、凹凸や傾斜のない平らな場所へ置きます。計量カップには、目盛り線と数字がかかれていますので、その線にピッタリと合わせるように量る必要があるからです。そのため手で持ったまま量ったり、タオルの上などの不安定なところで使ったりしても正しく量れません。

・水平に目盛りを見て調整


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計量カップの目盛りを、カップの上からのぞいて確認する人もいますが、それでは正しく量れていないかもしれません。プラスチック製やガラス製のように、透明の容器で外側に目盛りが書いてあるものは、横から見るようにしましょう。このとき、カップに入っている量と同じ高さの目線で確認するようにします。

・液体は目盛り線の下を見る


水などの液体を量る場合は、表面張力がはたらいて液体が二重に見えてしまうことがあります。そのようなときは、表面が目盛り線の下側になるように調整しながら量ります。スプーンを使うと微妙な量も調整しやすいですよ。

・粉はスプーンなどで表面をならす


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小麦粉などの粉類を計量カップで量る場合は、スプーンの背やゴムベラなどで、軽く表面を平らにならしてから目盛りを確認するようにします。この時、ギュッと粉を押し付けてしまわないように注意しましょう。うまく平らにできないときは、トントンと計量カップを軽く机などに打ち付けると、振動で表面をならすことができます。

■1カップとは何グラム?

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計量カップ以外にも材料を量るツールに、はかりがあります。計量カップは物質の容積を量るのに対して、はかりは物質の重さを量ることができ、g(グラム)で表します。容積を重さで換算するには、1立法センチメートルあたりの物質の密度を使うと便利です。この方法で、普段よく使う調味料などが、1カップあたり何gになるのかを見ていきましょう。

・水・酒・酢


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水や酒、酢のような純粋な液体は密度が変わらないので、1カップあたりの重さと容積は同じです。よって、1ml=1gの換算となりますので、1カップ=200gです。

お酒には飲料用の清酒と、料理に使うための料理酒があります。料理酒は、素材のおいしさを引き立たせるために工夫されて製造されたもので、お酒に少し塩分が入っています。そのため、「清酒」と書かれているレシピを、料理酒で代用するときは、少し量を減らすか出汁を少し多めに加えるなどして調整しましょう。

・米


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お米の1カップあたりの密度は、約0.85です。通常の計量カップ200mlで量った場合の重さは、200ml×0.85=約170gです。玄米やもち米は密度が約0.8と少し減るので、1カップの重さは、200ml×0.8=約160gです。

また、お米専用カップの容量は180mlとなりますので、重さは180ml×0.85=153gとなります。お米専用カップ1カップは、約150gと覚えておくと便利ですね。

・牛乳・豆乳


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牛乳や豆乳は、水と同じ液体ですが、乳脂肪分などを含んでいるため、密度は1.03と水よりも増えます。1カップあたりの重さは、200ml×1.03=206gとなります。また、豆乳の密度はやや牛乳よりも低い1.02で、1カップの重さは、200ml×1.02=204gとなります。

パン作りのときに使われる牛乳を、水で代用する人もいるようですが、牛乳は乳脂肪分の分だけ水分が少ないため、同じ重さで量ると固くなってしまいます。そのため、きちんとレシピに書かれてある材料を使うか、密度で計算してから代用するようにしましょう。

・醤油・みりん


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醤油とみりんの密度は水の1.15倍ありますので、1カップの重さは、200g×1.15=230gです。

みりんには「本みりん」と「みりん風調味料」、「みりんタイプ調味料」というものがあります。本みりんは、お米を発酵させた醸造アルコール類に入りますが、「みりん風調味料」や「みりんタイプ調味料」は、糖分や塩分が加えられているので、アルコール類には分類されていません。「みりん風調味料」と「みりんタイプ調味料」の重さは、200mlあたり250gと密度が高いぶん、本みりんよりも重くなっているんですよ。

・油脂類


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サラダ油のような一般的に家庭で使われる油は、密度が0.9です。1カップの重さは、200ml×0.9=180gと、水よりも油が軽いのがわかりますね。なお、オリーブ油やゴマ油、なたね油などの植物油、マーガリンやバターも同じ重さです。

また、豚から精製されたラードの密度は0.85、パンやケーキ作りによく使われるショートニングの密度は0.8で、少し軽くなります。

・砂糖


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砂糖は、上白糖やグラニュー糖、黒糖など、いろんな種類があります。それぞれ原料や精製方法が異なるため、当然密度も変わってきます。レシピによく使われる種類を例に挙げると、密度と1カップあたりの重さは、次のようになります。

  • 上白糖・きび糖:密度0.65 重さ130g
  • グラニュー糖:密度0.9 重さ180g
  • 黒糖:密度1.2 重さ240g
  • 粉砂糖:密度0.5 重さ100g
糖質制限用の甘味料として、「パルスイート」や「ラカント」というものがあります。天然の甘みで作られている「ラカント」は、上白糖と同じ量で同じ甘みになりますが、人工甘味料の「パルスイート」は、砂糖の3倍の甘さがあるため、3分の1の量で砂糖の代用になるんですよ。

・塩


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食塩や食卓塩など、サラサラした塩を「精製塩」といいます。精製塩の密度は1.2で、1カップあたりの重さは、200ml×1.2=240gです。あら塩のようにしっとりとした天然塩の密度は0.9で、1カップは180gです。

また、沖縄の有名な「雪塩」の密度は0.33、1カップが66gなので、精製塩に比べて約4分の1の重さなんですよ。

・粉類


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小麦粉や片栗粉などの粉類は、計量カップでは正確に量ることが難しいので、計量スプーンやはかりで量ることの方が多いですよね。1カップの重さを知っておくと、素早く計量できて便利ですよ。よく使われる粉類の密度と重さを、下にまとめました。

  • 小麦粉:密度0.55 重さ110g
  • 全粒粉・米粉:密度0.5 重さ100g
  • 片栗粉:密度0.65 重さ130g
  • コーンスターチ:密度0.5 重さ100g

・パン粉


パン粉は、パンを乾燥させずに砕いた「生パン粉」と、パンを砕いて乾燥させた「乾燥パン粉」があります。計量カップで量ると、粒が大きくてカップ内で空間が広くできてしまう生パン粉に比べると、粒が細かい乾燥パン粉の方が量はたくさん入ります。よって、1カップあたりの生パン粉の密度は0.2で、重さは40g、乾燥パン粉の密度は0.22で、重さは44gとなります。

■代用品で1カップを量る方法とは

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自宅に計量カップがない場合、次のようなどの家庭にもある物を使って、簡単に量ることができます。はかりを持っていない人や、料理中に手が離せなくてパッと近くにあるもので量りたいというときに、覚えておくと便利な方法をご紹介します。

・おたまを使う方法


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まずは、どの家庭にも必ずある「おたま」を使って量る方法です。お味噌汁やスープなどで使う一般的な直径8cmのおたまは、1杯で約50ml入ります。よって、おたま4杯分が、計量カップ約1杯分ですので参考にしてください。

ただし、家庭ごとに使われるおたまの大きさは違いますので、普段使っているおたまで1杯分の水の重さを事前に量っておくといいでしょう。

・ペットボトルを使う方法


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ペットボトルのキャップで、ぎりぎり1杯持ち上げてもこぼれない量の水は、約7.5mlになります。これは、大さじ約半分の量に値するので、ペットボトルのキャップ2杯で大さじ約1杯分が量れることになります。

ペットボトルの口ちょうどに入るスパゲッティの量は約100gで、1食分相当量です。そのほか、500mlのペットボトルにびっしりと入れたお米の量は、約3合(540ml)分ですので、合わせて覚えておくと便利ですよ。

・紙コップを使う方法


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計量カップと同じように使える代用品に、紙コップがあります。100均など一般的によく売られている紙コップのサイズは、小150ml、中205ml、大400mlです。計量カップ1カップと同じ量を計量するには、中サイズの紙コップ1杯分より、すこし少なめにすると良いということがわかります。

コンビニのコーヒーSサイズに使われる紙コップは、210mのものが多いです。

お米の量り方の裏ワザ


お米の場合は、計量カップやはかりがなくとも紙コップやマグカップを使って量ることができます。量り方は、お米と水の比率を1:1の量で調理するだけです。

キャンプやバーベキューなど、アウトドアで計量カップがないときに、中サイズの紙コップを使えば約1合のご飯が炊けるという便利なワザです。

・カレースプーンを使う方法


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海外のレシピには、テーブルスプーン(tbs、tbsp)という単位がよく使われます。テーブルスプーンとは、日本でいうところのカレースプーンのことをいい、1tbsすりきり1杯は15gなので、大さじ1杯分とほとんど同じです。

先に述べたように、1カップ分は大さじ3杯と3分の1の容量ですので、カレースプーンでも同じように量ることができますよ。

■1カップとは?量りやすいアイテムを紹介

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計量カップには、日本製と海外製との違い以外にも、各メーカー毎に違った特徴があります。よく作るレシピの分量に合うもので、自分が1番使いやすいと思うものを1つ持っておくと便利ですね。どれを使っていいか分からないという人は、次のような、量りやすいと評判のある計量カップから使ってみてはいかがでしょう。

・OXO『アングルドメジャーカップ』


アメリカのキッチンツールで有名な、「OXO(オクソー)」の『アングルドメジャーカップ』は、その使いやすさに人気がある商品です。一番の特徴は、計量するときに目盛りを横からではなく、上からでも見て計量できるというところです。

サイズが豊富で、出汁を取るときに便利な1Lタイプ、スープなどを作るときに計量しやすい500mlタイプ、一般的な250mlタイプ、そして大さじ1から計量可能な60mlタイプがあります。250mlタイプ以上は、持ち手がゴム製で握りやすくなっており、電子レンジも対応しています。また、食洗器にも対応しているのも、うれしいポイントです。

・ドリテック『デジタル計量カップ・ファリーヌ』


日本の計測機器メーカーの「ドリテック」社が開発した、デジタル計量カップ『ファリーヌ』は、はかりと計量カップのどちらにも使用できるというすぐれものです。メモリは、1g単位で最大1L、または1kgまで量ることができます。

水・牛乳・食用油はmlかcupで、小麦粉はcupでなど、ボタン1つで切り替え自動計量ができます。例えば、パンケーキを作るのに、通常は小麦粉、牛乳、砂糖、油と、それぞれ材料を計量する必要がありますが、この計量カップであれば、全ての材料が同じ容器で量ることができるので、洗い物が減って時短にもなりますよ。

・山崎実業『段々計量カップ レイヤー』


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「山崎実業」が開発した『段々計量カップ レイヤー』は、計量カップに段差をつけることにより、上からメモリが確認できるようになっています。500mlと200mlがあり、500mlは100mlごとに、200mlは50mlごとに段差がつけられているので、液体類は横から確認する必要がありません。

また、材質にトライタン樹脂という特殊素材を使用しているため、プラスチック製でありながら耐熱温度が100℃までと、熱いものも入れられます。電子レンジや食洗器が使えるのも、うれしいポイントですね。

■計量カップを使いこなせばお料理上手になれる

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水などの液体から小麦粉やお米など、何でも量ることができる計量カップは、1つ持っていると普段の料理に活躍すること間違いなしです。料理上手の秘訣は、計量カップの正しい使い方と応用をマスターすることかもしれませんね!
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2021年5月12日今日の献立

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