とうもろこしの保存方法を解説!冷凍のコツやおすすめレシピも紹介
2021年7月5日 00:00
6月から旬を迎えるとうもろこし。スーパーで見かけることも多くなりましたね。
旬の食材は、ほかの時期に比べて栄養価が高く、価格が安いという特徴があります。つまり、これからの季節は、おいしいとうもろこしを安く手に入れる絶好のチャンス!
そこで今回は、旬のとうもろこしの保存法について、そして、夏の季節にピッタリなとうもろこしレシピもともにご紹介します。


店頭では、生で売られていることが多いとうもろこし。購入したら、そのまま冷蔵庫にしまっていませんか?
実は、とうもろこしは、茹でてから保存することも可能です。時間のあるときに茹でておくことで、調理の時間を短縮できるのがうれしいポイント。ただし、保存方法は生の場合と異なりますので、注意しましょう。詳しい手順はのちほどご紹介しますので、まずは保存の基礎を知っておきましょう。
とうもろこしの保存期間は以下の通りです。
とうもろこしは、野菜の中でも劣化がとてもはやい食材です。収穫後、時間が経てば経つほど、栄養価と甘さが低下します。
そのため、購入したら早めに冷凍保存をすることがオススメ。パパッと手早く冷凍庫に保存して、おいしさを閉じ込めてしまいましょう。



茹であがったら、冷めないうちにラップで1本ずつとうもろこしを包みます。空気が入らないようにピッタリと包みましょう。熱いうちにラップで包むことで、実の表面にシワが寄りにくくなります。ラップで包む際には、やけどをしないように注意しましょう。


もしくは、3~4cmの輪切りにしてから包むのも、使い勝手がよく、オススメです。作りたい料理によって、そのまま冷凍するか、カットしてから冷凍するかを使い分けましょう。

粒を芯から外し、バラバラの状態で冷凍保存しておくと、炒め物やスープを作る際にとても便利。ただし、生のとうもろこしの場合には、解凍の段階でおいしさや鮮度が損なわれやすいため、茹でたとうもろこしを使用するのがオススメです。

水気をふきとり、あら熱が取れたら、包丁を使って粒を芯からそぎ落とします。
とうもろこしを冷凍保存袋に入れるときには、できるだけ中の空気を抜くようにしましょう。空気が入った状態で保存をすると、とうもろこしの品質が落ちる原因となってしまいます。
ご家庭に金属トレイがある場合には、金属トレイの上に冷凍保存用袋に入れたとうもろこしを置いて凍らせましょう。金属トレイは熱伝導率が高いため、よりスピーディーにとうもろこしを凍らせることができます。すばやく凍らせることで、おいしさと鮮度を落とさずに保存できますよ。

シンプルな味付けが、一緒に炊いたとうもろこしの甘さを引き立てます。
トウモロコシ(生)1本
お米1合
水190~200ml
塩小さじ1/2
お米は炊く30分以上前に水洗いし、ザルに上げておく。トウモロコシは長さを半分に切り、包丁で実を削ぎ落とす。芯は使うので捨てずに残しておく。
手順1:炊飯器に洗い米を入れ、米1合分の目盛りまで水を加え、塩を入れてひと混ぜする。トウモロコシの実と芯をのせてスイッチを入れる。
手順2:炊き上がったら、トウモロコシの芯を取り出し、混ぜ合わせて器によそう。

フライパンで手軽に作れる「焼きとうもろこし」で、夏祭りの雰囲気をご家庭でも。
トウモロコシ(生)1本
<調味料>
砂糖大さじ1
みりん大さじ1
しょうゆ大さじ1.5
トウモロコシは外皮を取り、両端(先の部分と茎の部分)を切り落とし、長さを半分に切る。
手順1:分量外の塩を加えたたっぷりの熱湯にトウモロコシを入れ、煮たったら4~5分ゆで、ザルに上げて冷ます。
手順2:フライパンに<調味料>の材料を入れて中火にかけ、煮たったらトウモロコシを転がしながら焼き、器に盛る。

粒のみを凍らせたとうもろこしを用意しておくと、炒める段階でササッと入れるだけなので、とてもお手軽です。
トウモロコシ(生)2本
玉ネギ1/2個
白ネギ1/2本
バター20g
小麦粉大さじ1.5
<スープ>
白ワイン大さじ4
顆粒スープの素小さじ2
牛乳100ml
水200ml
塩コショウ少々
生クリーム100ml
クルトン適量
ドライパセリ
手順1:トウモロコシは外皮をむいて水洗いし、包丁で実を削ぎ落とす。玉ネギ、白ネギは粗いみじん切りにする。
手順2:鍋にバターを入れて中火にかけ、玉ネギ、白ネギが透き通るまで炒め、トウモロコシを炒め合わせる。小麦粉を加えて粉っぽさがなくなったら<スープ>の材料を加え、クツクツする火加減で7~8分煮る。
手順3:(2)をミキサーにかけ、網を通して鍋に戻し、生クリームを加えて塩コショウで味を調える。器に注ぎ入れ、クルトン、ドライパセリを散らす。

風味と鮮度が急激に落ちるとうもろこしは、冷凍保存を活用すれば、安いときにまとめ買いをしても安心です。
「すぐに食べきることができないから、あまり買ったことがない」という方も、ぜひ今回の保存方法を参考にし、夏の風物詩であるとうもろこしを食卓に取り入れてみてくださいね。
旬の食材は、ほかの時期に比べて栄養価が高く、価格が安いという特徴があります。つまり、これからの季節は、おいしいとうもろこしを安く手に入れる絶好のチャンス!
そこで今回は、旬のとうもろこしの保存法について、そして、夏の季節にピッタリなとうもろこしレシピもともにご紹介します。

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目次 [開く]
■とうもろこしの保存の基礎知識
・生と茹でで保存方法が違う

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店頭では、生で売られていることが多いとうもろこし。購入したら、そのまま冷蔵庫にしまっていませんか?
実は、とうもろこしは、茹でてから保存することも可能です。時間のあるときに茹でておくことで、調理の時間を短縮できるのがうれしいポイント。ただし、保存方法は生の場合と異なりますので、注意しましょう。詳しい手順はのちほどご紹介しますので、まずは保存の基礎を知っておきましょう。
・とうもろこしの保存期間は?
とうもろこしの保存期間は以下の通りです。
- 冷蔵保存…約2~3日
- 冷凍保存…約1ヶ月
・鮮度をキープできる冷凍保存がおすすめ
とうもろこしは、野菜の中でも劣化がとてもはやい食材です。収穫後、時間が経てば経つほど、栄養価と甘さが低下します。
そのため、購入したら早めに冷凍保存をすることがオススメ。パパッと手早く冷凍庫に保存して、おいしさを閉じ込めてしまいましょう。
■とうもろこしの冷蔵保存方法
・生とうもろこし

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①皮とひげを残したまま、水にくぐらせて洗う
皮とひげを取ると鮮度が落ちやすくなるため、残した状態にしておきましょう。皮とひげを残したとうもろこしを、水にサッとくぐらせて、表面の汚れを落とし、水気をふきます。②濡らしたキッチンペーパーで包む
乾燥を防ぐために、水で湿らせたキッチンペーパーでとうもろこしを1本ずつ包みます。キッチンペーパーは新聞紙でも代用できます。③保存袋に入れて、立てて保存する
保存袋に入れたら口を閉じ、ひげが上になるように立てた状態で冷蔵庫に入れましょう。立てて保存することで、劣化のスピードをゆるやかにします。・茹でとうもろこし

①とうもろこしを茹でる
とうもろこしを茹でます。②熱いうちにラップで包む

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茹であがったら、冷めないうちにラップで1本ずつとうもろこしを包みます。空気が入らないようにピッタリと包みましょう。熱いうちにラップで包むことで、実の表面にシワが寄りにくくなります。ラップで包む際には、やけどをしないように注意しましょう。
③あら熱が取れたら、保存袋に入れる
とうもろこしのあら熱が取れたら、保存袋に入れて口を閉じ、冷蔵庫に入れて保存しましょう。■とうもろこしの冷凍保存方法
・生とうもろこし
①皮とひげを残したまま、水にくぐらせて洗う
皮とひげを残した状態のとうもろこしを、水にサッとくぐらせ、表面の汚れを落とします。汚れを落としたら、水気をふきます。②ラップで包む
とうもろこしを、1本ずつラップで包みます。③冷凍用保存袋に入れる
冷凍用保存袋に入れて口を閉じたら、冷凍庫にしまいましょう。・茹でとうもろこし

①とうもろこしを固めに茹でる
とうもろこしを普段よりも固めになるように茹でます。②ラップで包む
水気をふきとり、1本ずつラップに包みます。
もしくは、3~4cmの輪切りにしてから包むのも、使い勝手がよく、オススメです。作りたい料理によって、そのまま冷凍するか、カットしてから冷凍するかを使い分けましょう。
③冷凍用保存袋に入れる
冷凍用保存袋に入れて口を閉じたら、冷凍庫にしまいましょう。・とうもろこしの粒のみ

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粒を芯から外し、バラバラの状態で冷凍保存しておくと、炒め物やスープを作る際にとても便利。ただし、生のとうもろこしの場合には、解凍の段階でおいしさや鮮度が損なわれやすいため、茹でたとうもろこしを使用するのがオススメです。
①とうもろこしを固めに茹でる
とうもろこしを通常より固めに茹でます。②包丁で粒をそぎ落とす

水気をふきとり、あら熱が取れたら、包丁を使って粒を芯からそぎ落とします。
③冷凍用保存袋に入れる
バラバラになったとうもろこしの粒を、冷凍用保存袋に入れます。口を閉じたら、冷凍庫にしまいましょう。冷凍保存している間、ときどき袋を振ったり、もんだりして、粒同士をほぐしておくと、料理をする際に使いやすくなりますよ。・冷凍とうもろこしの解凍方法
①生とうもろこし
- 加熱の工程がある料理の場合には、凍ったまま調理に使う
- ラップを外し、新しいラップをかけてから電子レンジで加熱する
- 凍った状態から茹でる
②茹でとうもろこし
すでに茹でてあるので、冷蔵庫に移して自然解凍するだけで食べることができます。もちろん、凍ったまま調理に使っても問題ありません。■とうもろこしを冷凍保存するときのコツ
・しっかりと袋の空気を抜く
とうもろこしを冷凍保存袋に入れるときには、できるだけ中の空気を抜くようにしましょう。空気が入った状態で保存をすると、とうもろこしの品質が落ちる原因となってしまいます。
・金属トレイを活用する
ご家庭に金属トレイがある場合には、金属トレイの上に冷凍保存用袋に入れたとうもろこしを置いて凍らせましょう。金属トレイは熱伝導率が高いため、よりスピーディーにとうもろこしを凍らせることができます。すばやく凍らせることで、おいしさと鮮度を落とさずに保存できますよ。
■冷凍とうもろこしを使ったおすすめレシピ
・トウモロコシご飯

シンプルな味付けが、一緒に炊いたとうもろこしの甘さを引き立てます。
材料(2人分)
トウモロコシ(生)1本
お米1合
水190~200ml
塩小さじ1/2
下準備
お米は炊く30分以上前に水洗いし、ザルに上げておく。トウモロコシは長さを半分に切り、包丁で実を削ぎ落とす。芯は使うので捨てずに残しておく。
作り方
手順1:炊飯器に洗い米を入れ、米1合分の目盛りまで水を加え、塩を入れてひと混ぜする。トウモロコシの実と芯をのせてスイッチを入れる。
手順2:炊き上がったら、トウモロコシの芯を取り出し、混ぜ合わせて器によそう。
・フライパンで焼きトウモロコシ

フライパンで手軽に作れる「焼きとうもろこし」で、夏祭りの雰囲気をご家庭でも。
材料(2人分)
トウモロコシ(生)1本
<調味料>
砂糖大さじ1
みりん大さじ1
しょうゆ大さじ1.5
下準備
トウモロコシは外皮を取り、両端(先の部分と茎の部分)を切り落とし、長さを半分に切る。
作り方
手順1:分量外の塩を加えたたっぷりの熱湯にトウモロコシを入れ、煮たったら4~5分ゆで、ザルに上げて冷ます。
手順2:フライパンに<調味料>の材料を入れて中火にかけ、煮たったらトウモロコシを転がしながら焼き、器に盛る。
・トウモロコシのポタージュ

粒のみを凍らせたとうもろこしを用意しておくと、炒める段階でササッと入れるだけなので、とてもお手軽です。
材料(2人分)
トウモロコシ(生)2本
玉ネギ1/2個
白ネギ1/2本
バター20g
小麦粉大さじ1.5
<スープ>
白ワイン大さじ4
顆粒スープの素小さじ2
牛乳100ml
水200ml
塩コショウ少々
生クリーム100ml
クルトン適量
ドライパセリ
作り方
手順1:トウモロコシは外皮をむいて水洗いし、包丁で実を削ぎ落とす。玉ネギ、白ネギは粗いみじん切りにする。
手順2:鍋にバターを入れて中火にかけ、玉ネギ、白ネギが透き通るまで炒め、トウモロコシを炒め合わせる。小麦粉を加えて粉っぽさがなくなったら<スープ>の材料を加え、クツクツする火加減で7~8分煮る。
手順3:(2)をミキサーにかけ、網を通して鍋に戻し、生クリームを加えて塩コショウで味を調える。器に注ぎ入れ、クルトン、ドライパセリを散らす。
■冷凍保存を活用して、旬のとうもろこしを楽しみましょう!

©️https://www.photo-ac.com/
風味と鮮度が急激に落ちるとうもろこしは、冷凍保存を活用すれば、安いときにまとめ買いをしても安心です。
「すぐに食べきることができないから、あまり買ったことがない」という方も、ぜひ今回の保存方法を参考にし、夏の風物詩であるとうもろこしを食卓に取り入れてみてくださいね。
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