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プロが教える! おうちでカフェ級の絶品“コーヒー”を淹れるコツ

人を招いて振る舞いたくなるのでお菓子やお花にも興味が広がり、紅茶をきっかけに生活が豊かになったことを実感しています」(斉藤さん)

コーヒーを淹れるための心得
・美味しいコーヒー豆をゲットする。
・必ずはかりを使う。
・自分の好きな味を淹れる。

「時間が経つと風味が劣化するので、専門店で美味しい状態の豆を買うことが最初のポイントに。また、仕上がりを安定させるにはキッチリ計量することも大切。味自体には正解がないので、自分が好きな味わいを見つけましょう」(鈴木さん)

コーヒーを淹れる手順
工程を丁寧に行うことが、味のバラつきを避けるコツ。「コーヒーメジャーは焙煎度合いで1杯の重量が変わるので、計量ははかりを使って。また、お湯の温度が高すぎると苦味が強くなる原因に。沸騰後別の容器に移し、93~96°Cまで温度を下げると豆の甘さが引き立ちます。ちなみに、最初にお湯を注いだ際にプクッと膨らむのは、豆内部の二酸化炭素が抜けている合図。ここでしっかり蒸らすことで、成分が抽出されやすくなります」

【準備するもの】
コーヒー豆(ペーパーフィルター用に挽いたもの)、はかり、ケトル、ドリッパー、サーバー、ペーパーフィルター、タイマー、コーヒーカップ

ドリップ用ケトルがない場合、注ぎ口のある計量カップに移してからお湯を注ぐと湯量が安定する。タイマーはスマホ内蔵のものでもOK。

1、コーヒーの粉を12g用意する。
2、お湯を180g沸かす。サーバーにドリッパーをのせる。
3、ドリッパーにペーパーフィルターをセットし、はかりにのせる。
4、コーヒーの粉を入れ、平らにならす。
5、タイマーを開始し、円を描くようにお湯30gを注いで蒸らす。
6、1分たったら、2回目のお湯50gを注ぐ。
7、1分30秒たったら3回目のお湯50gを注ぐ。
8、2分たったら4回目のお湯50gを注ぎ、コーヒーカップに移す。

自分好みを見つける“豆”知識
焙煎の度合いにより味わいが変化。

【浅煎り】
・苦味が少なく酸味豊か。
・フルーティで爽やか。

【中煎り】
・ほどよい苦味。
・バランスが良く飲みやすい。

【深煎り】
・しっかりとした苦味。酸味が少ない。
・どっしりとした口当たりでコクがある。

豆を煎って風味を引き出す“焙煎”は、コーヒーの味わいを左右するもの。「焙煎度の選択は好みによりますが、一般的にミルクを入れて飲む方は深煎り、ブラックでスッキリ飲みたい人は浅煎りを好む傾向が」

産地別のフレーバーにも注目を。
【アフリカ】華やかな香りの豆が充実。
「個性豊かなコーヒーを生み出すエリア。特にエチオピア産はフローラルや柑橘系の香りが特徴。スペシャルティコーヒー好きからも人気です」

【中米】バランスの良さが人気の鍵。
「中米の代表的なコーヒーといえば、グアテマラ。複雑な酸味と心地よいボディが感じられ、飲むシーンを選ばないバランスの良さが魅力的」

【南米】マイルドで飲みやすさは。
「地理的条件により個性ある味を楽しめます。コーヒー大国ブラジルの豆は、酸味が穏やかでナッツやキャラメルのような味わい」

【アジア】スパイシーな個性派が揃う。
「インドネシア産のマンデリンに代表されるように、チョコレートやスパイスの風味が際立つユニークで重厚感のあるコーヒー豆が採れます」
アレンジしてみよう!


【煮出し式コーヒー】
ロイヤルミルクティーのような濃厚な味わいが楽しめるのが煮出しコーヒー。
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