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銀座【ESqUISSE】にて開催されたチャリティ イベント「NOTO NO KOÉ」から知る、能登の現在と未来

塩はお亡くなりになってしまった生産者の方の塩を使っているんですが、今後もずっと使い続けたいと思っています。メニューの『郷愁|イタドリ 能登の塩』です。もともとリオネルが5年前に彼の所に来てくれて、そして【ESqUISSE】が能登に来て一緒にイベントをやったんですけど、またずっと一緒にイベントをやりたいねってこの3人でずっと話してたんです。だから、今回、この話があった時は、もう二つ返事でOKでした。ずっとやりたかったので。うちは2月末に断水も解消されてインフラが戻ったので、3月末から営業再開ができています。炊き出しの避難所からも1月いっぱいで運営からは出て、2月は自分のお店の再開と、石川県から出てイベントに行ったり、料理する機会はあったので、感覚が戻る機会がありました。やっぱりちょっと最初、2月の最初のイベントの時に、いきなりコースを作るってことになった時に、全然気持ちが戻らなくて、気持ちが乗ってこないのはあったんですけど、やってると、だんだん戻ってきた。結局、炊き出しもコー スの料理も、食べる人のために、どうやったら幸せになってくれるかっていうのを考えて作るという点で一緒だということに気がつきました。そして、逆にコース料理だったり、フランス料理イタリア料理と言われる料理を町の中で作るのが自分の役割なんだなってのがわかった。今は色々料理することに対してすごく前向きに、意味のあることだと考えるようになりました。その中で自分ができることを今回やりたいなと思ったので、自分で森の中で収穫をしたり、そういう料理のスタイルはそのままやりたいと思っています。

クリス氏:仕事って、ひょっとするとなんでもだと思いますけど、その場だけではなくて、色々考えたりしたことがレイヤーになって、表に出るわけじゃないですか。様々な出来事の中で、集中力とかものを作る気持ちが途絶えるっていうことはなかなかの大きな影響だと思います。でも今回、皆さんでコースを考える時に、どういう風に能登の味を感じていただこうかって場合に、どんな話し合いがあって、いつぐらいに固まってきたんですか。

平田氏:最近。先週。

池端氏:ぎりぎりです。

クリス氏:そりゃそうですよ、そうですよね。


「NOTO NO KOÉ」で供された『レジリエンス|七面鳥、しいたけ、みょうが、能登のハーブ』と題した池端氏による一品

池端氏:震災があって、能登のものは何でも今までと同じようには揃わないですよね。
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