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大人も子供も好きな野菜No.1『トマト』。おいしさのヒミツはコレ!

夏野菜としてのイメージが強いトマトだが、トマトは冷涼で強い日差しを好む一方、高温多湿の気候は苦手なので、トマトが一番食べ頃なのは、実は春から初夏の間と、秋から初冬の間になり、ちょうど今の時期になる。

トマトといえば一般的に広く知られている『桃太郎トマト』を思い浮かべる人も多いと思うが、その『桃太郎トマト』を製造しているタキイ種苗では、10月10日の「トマトの日」にあわせ、トマトに関する調査結果を発表している。

結果を見ると、トマトは、大人・子ども共に「好きな野菜」のNo.1に選ばれており、大人部門では4年連続の受賞。さらに「家庭菜園で作られている野菜」でもNo.1に選ばれ、老若男女を問わない人気ぶりをみせている。
Q.最も好きな野菜は何ですか?
※「タキイ種苗」2012年度 野菜と家庭菜園に関する調査より


そんな大人気のトマトのおいしさのヒミツは、次の3つが絶妙なバランスで含まれているからだという。

1、甘味トマトのおいしさを左右する最も大きな要因の1つで、糖含量が高いことが美味しいトマトの前提。一般的に栽培されているトマトに含まれる糖成分は、ブドウ糖(グルコース)と果糖(フラクトース)になる。

2、酸味トマトに含まれる主な酸味成分は有機酸で、その90%はクエン酸。また、糖含量が高くなければ、酸味のよさが活かせないため、甘味とのバランスが大切となる。

3、うま味トマト特有のうま味を構成しているのは主にアミノ酸の一種であるグルタミン酸。トマトにはこのグルタミン酸が多いので、パスタのソースをはじめとして、よく料理の際に調味料として活用されている。

これら3つは各々が単独で高ければよいわけではなく、3つの含量すべてが高く、さらに3つのバランスがよいということが“おいしい”のキーポイントになる。
また、トマトには糖やクエン酸、グルタミン酸、ビタミンC、ミネラルなどが多く含まれており、夏の紫外線で疲れた肌に効果的といわれている。

トマトの赤い色素であるリコピンにも注目したい。リコピンにはβ-カロチンの2倍、ビタミンEの100倍の活性酸素消化能力を持つとされており、血中のリコピン濃度が高い人ほどガンにかかりにくいとも言われている。トマトの果皮に近い外側の部分に多く、特にミニトマトは通常のトマトよりもたくさんのリコピンが含まれている。
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