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梨の旬の時期とは?人気の品種やおいしい梨の選び方もあわせて紹介!

 

梨がおいしい季節っていつ?種類が多くて大きさもさまざまな「和梨」ですが、それぞれどんな特徴があるのかご存じでしょうか?

今回は、和梨の旬の時期や人気の品種、おいしい梨の選び方をご紹介していきます。旬の梨をおいしく味わう方法や、それぞれの特徴についてもお話していきますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

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■梨の基礎知識!旬の時期や産地は?

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はじめに梨の基礎知識として、おいしい旬の時期や産地についてご紹介していきます。特有のシャリシャリ感とみずみずしさが魅力的な梨ですが、その生産量はここ数年減少しつつあります。

しかし、それでも令和2年度の収穫量は15万8,500tほどあり、関東地方を中心に栽培されています。

・梨の旬


梨の旬は産地によっても変わりますが、だいたい7月から10月くらいまで楽しむことができます。時期によって市場に出回る品種も変わってきますので、季節を通してさまざまな種類の梨を味わうことができるでしょう。

夏から秋にかけてが旬の梨ですが、最近では冬でも売られていることがあります。あれは保存性の高い品種に、低温多湿の貯蔵庫を活用することによって長期保存が実現できているそうです。

・梨の主な産地


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梨の主な産地は千葉県、長野県、茨城県、福島県、栃木県、鳥取県などです。なんとこの6県で全国の約5割の出荷量を占めており、特に千葉県がダントツに多く、江戸時代から梨の栽培に取り組んでいたそうです。

・収穫と出荷は同時期


和梨は洋梨と違って、追熟してから食べる果物ではありません。食べ頃になったと同時に収穫され、その後すぐに出荷されます。そのため、市場に出回る時期はその梨の食べごろであり、旬でもあるのです。

・赤梨と青梨


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和梨には「赤梨」と「青梨」の2種類があります。赤梨は果皮が少し赤みがかった色をしていて、青梨は果皮が黄緑に近い色になっています。

赤梨と青梨の違いは、成熟したときに出てくる果皮の斑点にあります。赤梨にはザラザラとした斑点がありますが、青梨にはありません。この斑点は、果実内に水分を閉じ込めておく「コルク」のような役割をしている大切なものです。

赤梨には「新高」「幸水」「豊水」などが、青梨には「二十世紀」や「新世紀」「菊水」などの品種があります。

赤梨と青梨は味にも違いがあり、赤梨は果肉がやわらかくしたたるような果汁が特徴で、一口食べると口の中に甘みがじわっと広がります。一方、青梨はさわやかな酸味と甘みのバランスがよく、すっきりとした甘さが特徴です。

・和梨と洋梨の違いは?


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ここまで、和梨の産地や種類についてお話してきました。次は和梨と洋梨の違いについて、見た目や味の特徴をみていきましょう。

洋梨は和梨と違って上側が細めで、下側がずっしりとした雫のような形をしています。皮の上からでも芳醇な香りが感じられて、肉厚で甘くてジューシーな味わいが魅力です。濃厚でとろけるような食感もおいしいですよね。

洋梨は、収穫後に食べごろを調整することができます。とれたてよりも期間をあけて追熟させたほうが、特有の食感と豊かな香りが広がっておいしくいただけますよ。

和梨はシャリシャリとした食感とみずみずしさが魅力なので、加工食品には向かない果実でもあります。一方、洋梨は生食以外にも、ワインなどで煮詰めてコンポートにしたり、タルトやケーキなどお菓子づくりに使用されたりすることもあります。

■梨の品種と旬の時期

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梨にはたくさんの品種があって、それぞれ出回る時期や食べ頃が異なります。今回は、よく店頭で見かける品種から生産地周辺で食べられるものまで、さまざまな梨の魅力をたっぷりご紹介していきます。

・幸水


最も知名度が高く、人気のある品種です。赤梨である「豊水」と、青梨である「二十世紀」の、ちょうど中間くらいの色合いをしています。果肉がぎっしりと詰まっていてやわらかく、甘みもあってみずみずしいおいしさの梨です。

旬の時期は、ハウス育ちのものだと7月上旬から。露地栽培で収穫されたものは8月上旬くらいから市場に出始めます。収穫期間が短いので、産地が変わりつつ9月上旬くらいまで店頭に出回ります。

・豊水


果実の大きさが「幸水」よりも大ぶりで、こちらもみずみずしくジューシーな味わいが特徴です。酸味と甘みのバランスがよく、食べたときの風味が豊かで、完熟したものはまさに「極上の味」と言われています。

豊水は幸水に次いで2番目に生産量が多く、幸水よりも保存期間が少し長めの品種です。旬の時期は、おおよそ8月中旬から10月頃までで、9月が出荷の最盛期になっています。

・新水


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新水は肉質がやわらかくジューシーで、ほどよい酸味と甘みのある味わいがおいしい梨です。新水は「幸水」「豊水」と合わせて「梨の三水」と呼ばれていて、以前から食味のよい梨として人気がある品種です。

新水は早いものだと、8月上旬ころから収穫が始まります。しかし、病気に強くないことや粒が小さいなどの理由から栽培面積が減少し、近年出回ることは少なくなっています。今はこの新水を親に持つ「南水」の人気が高く、定番の品種の1つです。

新水は、比較的鮮度の落ちるスピードが早い梨と言われています。食べきれないときは、保存のきくコンポートなどに加工するのがおすすめです。

・あきづき


あきづきは、比較的新しい品種の赤梨です。新水よりも粒は大きめで、果肉がぎゅっと詰まっているのにやわらかさもある梨です。

豊水や幸水と比べて糖度が高く、しっかりとした甘みが感じられます。召し上がる時もソースに入れるなど、素材の甘さを活かした食べ方ができる品種ですよ。

9月下旬ころから収穫し、10月くらいまで市場に出回ります。ちょうど秋に収穫されることと、月のように丸い形をしていることから「あきづき」と命名されたそうです。

・南水


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やや平たい形をしていて、あきづきよりも少し小さいサイズの梨です。大きさのわりにずっしりと重量感があって、糖度が高く果汁いっぱいのジューシーな甘みが特徴です。酸味が少ないので、すっぱい果物が苦手という方にもおすすめ。

収穫時期は9月中ころからと少し遅めですが、貯蔵性にすぐれているため翌年まで楽しむことができます。

・愛宕


愛宕(あたご)は重さが1kgにもなる、とても食べ応えのある品種です。日持ちするので、お正月に食べられる梨としても定番ですね。

大きいものだとゴツゴツした形にやや粗めの果肉ですが、果汁が多くてやわらかく、シャリッとした食感とほどよい甘みがおいしい梨です。

愛宕は11月下旬からと遅めの出荷ですが、翌年の春くらいまで出回り続けます。

・新高


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新高(にいたか)は「幸水」や「豊水」に続いて、生産量の多い梨です。梨の中でもサイズは大きいほうで、1kgほどの重さになることもあります。大きいのに甘みがあって酸味は少なく、果汁が多く果肉もやわらかいので人気があります。

昔からある品種で、1927年(昭和2年)に品種登録した歴史の長い梨です。日持ちはしないので、長期保存はせず1週間程度で食べきるのがおすすめ。出荷時期は9月下旬から10月中旬くらいまでと言われています。

・二十世紀


二十世紀(にじっせいき)は青梨の1つで、甘みの中にさわやかな酸味のある梨です。果皮が黄緑色をしていて、大きさは300gくらいの小ぶりのなしです。やわらかい果肉で果汁を多く含んでいて、鳥取県の特産品としても有名ですね。

千葉県松戸市が発祥地で、明治時代に発見された昔から存在する品種です。二十世紀は青梨ですが、完熟にむけて黄色みが少しずつ濃くなっていきます。酸味の少ないものが好みであれば、黄色みのあるものを選ぶとよいでしょう。

旬の時期は8月から10月ごろで、9月が収穫の最盛期です。

・かおり


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こちらも青梨の一種で、神奈川県で誕生した品種です。香りのよい梨であることから、その名前がつけられたそうです。サイズが大きく、1粒1kgほどになることもあります。

ゴツゴツとした形のものもありますが、ほどよい甘みで酸味は少なく、やわらかくてみずみずしい上品な味わいが特徴です。こちらも果皮は緑色ですが、熟すことで少しずつ黄色みがかっていきます。やや黄緑色の梨を選ぶと、酸味が少なく食べやすいですよ。

かおりはあまり日持ちしないので、新鮮なうちに生で味わうのがおすすめです。酸味が少ないのでレモン汁を加えて、コンポートやジャムにしてもおいしくいただけます。

かおりは9月中旬から10月ごろまでが旬であり、出荷量も多い品種です。

■おいしい梨の選び方と保存方法

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次は、おいしい梨の選び方と正しい保存方法についてご紹介します。

・梨を選ぶときのポイント


上から見て正円


梨は上から見たときにまんまるの正円形をしていて、横に膨らんだ幅の広いものが甘くておいしいと言われています。また、軸が太い梨は栄養をたっぷり吸収している証拠なので、選ぶときは軸がしっかりしているかを確認しましょう。

張りがある


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おいしい梨は皮に張りがあって、実が固く締まっています。収穫してから時間が経つと、実がやわらかくなるので、張りのある梨は鮮度がよい証拠でもあります。

ずっしり重さがある


梨はお尻のほうにいくほど、甘みが強くなります。そのため、下が少し平らでずっしりとした重さのあるものを選ぶとよいでしょう。重量感のある梨は水分をたっぷり含んでいるため、食べてみるととってもみずみずしくておいしいですよ。

果皮のザラザラの少なさは完熟の証


梨をさわったときに、表面がザラザラしていると感じたことはありませんか?梨は完熟するにつれて、皮のざらつきが目立たなくなります。

また、完熟した梨は果肉がやわらかく、甘くておいしいです。表面がつるつるで赤みの濃い梨は、熟れすぎている可能性があるので注意してくださいね。

青梨は熟していくと緑色から黄色に変化するので、甘くて酸味の少ないものを選ぶなら、黄色みがある梨を選ぶとよいでしょう。

・梨の保存方法


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梨のおいしさは、何と言ってもシャリシャリとした食感と甘くてジューシーな果汁ですよね。そのよさを味わうとしたら、やっぱり新鮮なときにそのまま食べるのが一番です!ここからは鮮度を保つための保存方法をご紹介していきます。

冷蔵保存で早めに食べる


梨は品種にもよりますが、あまり日持ちしない果物なので、できるだけ早めに1週間程度でいただくのがおすすめです。保存の際はビニール袋などに入れて、冷蔵庫の野菜室に入れておきましょう。

購入して1~2日程度で食べるときは、直接日光の当たらない冷暗所に置いておきます。新聞紙に包んでからポリ袋に入れて保存してくださいね。

梨本来の甘さを十分に味わうには、食べる1~2時間くらい前に冷やしておくのがちょうどよいと言われています。冷やしすぎると、甘みの感じ方が薄れてしまうので注意してくださいね。

加工するなら冷凍保存も可能


梨を長く保存したいときは、くし形に切って冷凍するという方法もあります。梨をラップでしっかりと包み、保存袋に入れて冷凍庫に入れましょう。

解凍すると梨のシャリシャリっとした食感はなくなりますが、シャーベットにしたりスムージーにしたりと、また違った楽しみ方で味わえますよ。シャーベット状で保存するときは、皮をむいてレモン汁を少量加え、ミキサーにかけたあと保存袋に入れて密閉しておきましょう。

また、煮込み料理に入れても梨のやさしい甘みが加わってまろやかになるので、ぜひ試してみてくださいね。

カットした梨は保存できる?


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梨をカットしたものの、粒が大きくて一度に食べきれないこともあるでしょう。そういったときは、ラップで空気が入らないようにしっかりと包んで、冷蔵庫に保存しておきましょう。ただし日持ちはしないので、翌日には食べきるようにしてくださいね。

■おいしい梨は時期や旬に合わせて楽しもう!

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今回は、梨の旬の時期や人気の品種、おいしい梨の選び方をご紹介しました。種類が多く、それぞれ味わいや色味にも違いがありましたね。

好みの梨やこれから食べてみたい品種は見つかりましたでしょうか?これからの季節に旬の梨をもっとおいしく、それぞれの味わいをぜひ楽しんでみてくださいね!

《参考》
農林水産省「令和2年産日本なし、ぶどうの結果樹面積、収穫量及び出荷量」
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