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生ハムの産地と種類別においしい食べ方を解説!プロシュートは同じ?

生ハムはハムと違い、フレッシュさや肉の味わいが深く、食べ比べのできる食材です。最近では、輸入されるものも増え、世界中の生ハムを食べる機会が増えましたよね。

プロシュートやパンチェッタなど、よく耳にする名前もあるのではないでしょうか。スペインやイタリア、ドイツや中国のものなど世界各国の生ハムが手に入りやすくなりましたので、好きな生ハムブランドがある人も多いでしょう。

今回は、生ハムの産地と種類別に製法やおいしい食べ方をまとめて紹介します。

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■生ハムには種類がある

「ハム」とは、主に豚のもも肉によって作られた加工肉の総称です。日本では、「ハム」の中でも加熱していないものを、一般的に「生ハム」と区別されることが多いのですが、海外では、まとめて「ハム」という総称で呼ばれています。

・骨付き生ハム


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そもそも英語で「ハム」とは、豚肉のもも肉のこと。歴史は古く、ローマ時代のころから、保存食として豚の骨がついたまま塩漬けにし、ぶらさげて乾燥させてきました。いまでも、イタリア料理店やスペイン風バル、専門店などで、大きな豚の太ももがぶらさがっているものを見かけることが多いのではないでしょうか?

このふともも(原木といいます)を1本買うこともできますが、多くは、スライスして真空パックされたり、グラム販売されたりしています。ドイツなど地域によっては、乾燥させたあと燻製にするものもあり、乾燥だけさせたものを「ドライハム」と区別します。


・燻製しないものは『ドライハム』


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一方、骨つき生ハムの中でも、燻製せずに乾燥させたものは「ドライハム」と呼ばれます。塩漬けしてじっくり熟成させたものが多く、長期にわたって自然熟成させることで、ねっとりとした味わいになるのが特徴。イタリアやスペリンでは、このタイプのものが多いです。


・ドイツ系生ハム『ラックスハム』


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ラックスとはドイツ語で「鮭」のことで、ハムの色が鮭の身の色に似ていることからこう呼ばれます。豚のもも肉以外、肩やロースなどの部位を使ったものも多く、日本の生ハムもこのタイプに含まれます。

乾燥させながら発酵させたあと、冷温で燻製するのが特徴です。塩気のきいたどっしりとした味が特徴で、塊をスライスしながら食べるのがおすすめですよ。


■生ハムの原料と製法の違い

・生ハムの原料は主に『白豚』


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生ハムの原材料は、産地によって大きく違いますが、ほとんどが白豚です。イタリアでは、もともと白豚が使われ、スペインでも、イベリコ地方の「ハモン・イベリコ」などを除いて、白豚が使用されています。

白豚は黒豚に比べてはやく「食べごろ」になるため、戦後には生産効率のよい白豚が利用されるようになった背景があるようです。また、白豚のやわらかい肉質もハム向きといえるため、ほとんどの生ハムは、現在でも白豚が使用されています。


・海外の生ハムの製法


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豚の太ももをしっかり塩漬けし、それを乾燥させて熟成させるのが共通した製法です。塩漬けする際に皮がついたままだったり、はがしたあとだったり、乾燥させる前に湯通し(加熱)したり、熟成したあとに燻製したり…産地によって工程が変わる場合もありますが、大切なのは、長時間熟成させること。数ヶ月、長い場合には4年ほど風通しのいい場所につるし、熟成させることになります。

そのため、ヨーロッパでは、風のよくふく山岳地帯に有名産地が多く集まっています。また、豚の飼育にもこだわって、えさや飼育法も含めてその土地の風土に合わせて工夫をしており、味わいが大きく異なるのです。

また、同じ産地のものでも熟成の期間によって味が変わり、日本の専門店や現地では、ワインのように産地や熟成期間によって人気が違うということが起こっています。


・国産の生ハムの製法


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湿度の高い日本では、食品衛生法の基準が厳しく、比較的短期間でハムをつくる製法が取られています。スーパーなどで販売されている大量生産の生ハムは、自然乾燥させることがむずかしく、調味料などを加えて燻製したあと1〜2週間の短期間で熟成させます。海外産に比べみずみずしい生ハムが多いのが特徴です。

ところが、最近では、ヨーロッパ同様山岳地帯で、自然に熟成させる生ハムを作り始めた農家が多く、国産品の生ハムも人気が急上昇。チャンスがあれば、食べ比べしてもいいですね。


■ハムと生ハムの種類と熟成

ハムはもともと保存食として古くはローマ時代からつくられたものでした。保存のために塩漬けをし熟成させますが、いろいろな製法があります。

・塩漬けする方法 


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どの生ハムも、最初に殺菌のために塩漬けをします。このとき産地でとれる天然塩を使いますが、海が近いスペインやイタリアでは、地中海で取れる塩をそのまま豚の肉にすりこむそうです。スペインでは皮をはいだ身に、イタリアでは皮付きのまますりこみます。

また、ドイツ系のラックスハムは、文字通り塩に漬けこむ(埋め込む)ものが多くなり、天然塩の味わいと、塩漬けする方法で、できあがりの塩気の具合が変わります。


・乾燥させる方法


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塩漬けしたあと、骨つきのまま乾燥させるのも、生ハムの大事な工程です。このとき、ヨーロッパ系生ハムではぶらさげて半年〜4年かけて自然乾燥させるものもありますが、地域によっては、カビや腐敗などを防ぐために冷温乾燥させるもの、加熱(湯通し)するもの、ラードを塗るものもあります。

いずれも、長期間かけて水分をぬいていくため、できあがったときには最初のものより5〜6割ぐらいの大きさになっています。


・熟成させて燻製する方法


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ドイツ系のラックスハムは、熟成させたあと、香りや保存力をつけるため最後に燻製をします。このとき小分けにして網をかけることもあるので、日本産の「ボンレスハム」(日本では、もも肉ハムをボンレスハムと呼ぶことが多い)を想像するといいでしょう。実際、日本産のハムもこの製法が多いのですが、スペイン産生ハムでは、ほとんど燻製を行いません。

イタリアは、地域によって燻製するものとしないものがありますが、日本では主に燻製されていないタイプが人気です。


・熟成期間の違い


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どのハムも、乾燥させながら熟成させてうま味を閉じ込めるのが特徴です。それぞれ豚肉に合わせて、うま味を出す工夫をしているのです。通常1年ほどたてば食べごろですが、ワインやチーズと同様に熟成期間が長ければ長いほど、まろやかで個性ある味になり「通好み」の食材となるでしょう。


■『世界三大生ハム』とは

生ハムでも特に歴史があり、美味で知られているものは「世界三大ハム」として有名です。

・イタリアの『プロシュート・ディ・パルマ』


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直訳すると「パロマのハム」。イタリアでは、豚のモモ肉の生ハムは「プロシュート」と呼ばれます。中でも「パルマハム品質協会」の全基準をクリアして、パルマ侯爵の王冠マークの焼き印が押されている一級品を「プロシュート・ディ・パルマ」と認定してします。

パロマ地区独特の山からおりてくる爪いかい風、昼夜の寒暖差が、肉を乾燥・熟成させ、やわらかく深みのある味に特徴があります。ちなみに、プロシュートは、プロシュットと呼ばれることもあり、日本ではイタリア産の生ハムを、「プロシュート」と総称することもありますよ。


・スペインの『ハモン・セラーノ』


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スペインの山岳地帯・アンダルシア地方で、白豚のももで作られるハム。「山のハム」の意味があります。蹄のついたままの骨つき肉で、山岳地帯の冷たい空気を最低でも9ヶ月以上利用して熟成させます。プロシュートに比べて歯ごたえがあり、塩気がマイルドなところが、人気の由来です。


・中国の『金華ハム』


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中国浙江省の金華地区で作られているハム。「金華火腿」とも呼ばれます。

なんと900年以上の歴史があり、体が白く頭と尾が黒い優良豚だけで作られ、腐敗しにくい冬に仕込みが開始されます。2ヶ月ほど、塩に埋め込んで塩漬けしたあと、天日で乾燥させ、そのあと表面にラードを塗り1年ほど乾燥させて熟成させます。ヨーロッパ系のハムと違ってぶらさげるのではなく、棚にならべて、ときどき上下に繰り返して、満遍なく乾燥させる独特の製法です。

しっかりした身と塩が強い味が特徴で、そのまま生では食べず、調理して食すのが特徴。中国だけでなく、シンガポールや台湾などでも人気ですよ。


■イタリアの生ハムの主な種類

生ハムといえば、イタリア産のものが多く、日本では、イタリア産の生ハムをまとめて「プロシュート」と総称することも。もちろん、たくさん種類があるため、有名で比較的入手しやすいものをピックアップしました。

・プロシュート・ディ・サント・ダニエレ


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イタリア北東部にあるサント・ダニエレ産のプロシュート(ハム)。じつは、パルマ産より歴史が古く、伝統にこだわってより大事に飼育された豚の肉は、甘くねっとりしていて、香り高い生ハムとなっています。パルマ同様、保護指定原産地保証をされていて、認定を受けているのは数少ないため、希少種として人気です。


・コッパ・ディ・パルマ


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パルマ産の「コッパ」と呼ばれるハム。豚の太ももではなく、後頭部から背中にかけた肉を、燻製したあとに乾燥・熟成させる製法です。赤身部分が多く、そこに白い脂肪分が入っているのが特徴です。より肉の味をしっかり味わいたい人におすすめの一品です。


・クラテッロ・ディ・ジベッロ


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もも肉の真ん中あたりのやわらかい部位を使った小ぶりの生ハム。パロマ近くのジベッロ村で作られ、めったに手に入らない希少種のため、イタリア料理の食材の王様とも呼ばれていますよ。

製法は少し特殊で、豚の膀胱の中に詰めて紐で網目状に縛って熟成させているので、クラッテロならではの独特の味があります。


■スペインとフランスの生ハムの主な種類

イタリアと並び、スペインやフランス産の生ハムも、おいしいものがたくさんあります。逸品を紹介します。

・スペインの『ハモン・イベリコ・ベジョータ』


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日本でも有名なスペイン・イベリコ産の豚を使った、ハムを「ハモン・イベリコ」と呼び、中でも最上級のものを「ベジョータ」と呼びます。世界三大ハムの「ハモン・セラーノ」が白豚を使うのに対し、「ハモン・イベリコ・ベジョータ」はどんぐりだけを食べた黒豚を使うのが特徴で、肉の甘みと熟成されたうま味がバランスのよい生ハムです。

ちなみに、どんぐりのほかのえさも食べた黒豚を使った生ハムは、「ハモン・イベリコ・デ・カンポ」、どんぐり以外の餌を食べた黒豚は「ハモン・イベリコ・デ・セボ」と呼ばれて区別されていますが、いずれもイベリコ豚は完全放牧で育てられることも特徴です。


・フランスの『ジャンボン・ド・バイヨンヌ』


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フランスの南西部・バイヨンヌ地方の生ハム。この地域は、スペイン・バスク地方と古くから交流があり、フランスでは16世紀より王室では生ハムを食べる週間がありました。スペイン国境のピレネー山脈の麓で乾燥されて、塩味のきいた赤身が特徴です。


■生ハムとパンチェッタの違い

イタリアの「パンチェッタ」や「グアンチャーレ」もよく耳にする加工肉の名前ですよね。生ハムと何が違うのでしょうか。

・パンチェッタは『燻製しないベーコン』


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パンチェッタは、イタリア語で「豚のバラ肉」のこと。これを塩漬けにした塊肉だったり、スライスしたうずまき状になった姿で販売されていることが多く、生ベーコンと呼ばれることもあります。生ハムのように乾燥させることはないですが、塩漬けにしているため、生ハムと混合されることが多いようです。

大手食品専門店では塊肉で販売されていることもあり、塩をぬりこみ1週間ほど自宅で熟成させればたべごろに。自家製ベーコンを作りたい人にもおすすめです。


・生でも食べることができる


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パンチェッタの特徴は、生でも食べられること。塩漬けにされているので、日本で販売されている生肉のように加工が必要ではなく、塊肉をスライスしてそのまま食べることが可能です。

スライスして燻製すればいわゆるベーコンになり、細切りにしてスープにしたりパスタの具材としても、使い勝手のいい食材になります。


・パンチェッタと『グアンチャーレ』も違う


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グアンチャーレも、よく聞くイタリアの加工肉の名前です。これは「豚のほお肉」を塩漬けして2、3週間熟成させたもの。日本でいうところの「豚トロ」と同じで、白い脂肪分が多く、甘みのある味わいです。

これもパンチエッタ同様塩漬けにされていて、冷蔵庫で熟成させることが可能です。パンチェッタよりも脂身が多く、アマトリチャーナやカルボナーラなどと相性の良い食材ですよ。


■知っておきたい生ハムの選び方

生ハムの製法や、産地による違いを紹介してきましたが、「じゃ、どれを選べばいいの?」と思いますよね。食べるものに合わせて選びかたを紹介します。


・ワインに合わせて選ぶ


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ワインも世界各国産地のものがありますが、一番シンブルに合わせるなら、イタリアワインにはイタリア産生ハム、スペイン産ワインにはスペイン産生ハムを選びましょう。

また、イタリアの生ハムはマイルドでやわらかい味のものが多いですが、スペイン産生ハムは、赤みが多くて歯ごたえがしっかりしているため、チーズが合うような赤ワインと合わせるなら、スペイン産生ハムがおすすめです。


・合わせる食材て選ぶ


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フルーツやカナッペとしてオードブルや軽食、おつまみとして食べたい場合は、イタリア産の生ハムがおすすめ。メロンや柿などのフルーツとも相性がよく、サーモンと合わせたりグリッシーニにまいたりしておつまみにもなります。

濃厚なチーズや、しっかりしたパンと合わせる場合は、スペイン産生ハムを。コクのあるねっとりした味で、一品でも十分なおつまみになります。

ちなみに、ドイツ系ラックスハムも薄切りにしてオードブルにするのがおすすめ。赤身の味がしっかりするので、さっぱりとした味のメロンや、なしなどのフルーツと好相性です。


・迷ったら『プロシュート』を選ぼう


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イタリア産のプロシュートには、熟成後燻製させた「プロシュート・コット」と、燻製していない「プロシュート・クルード」と2種類あります。

燻製していない「クルード」のほうが、よりくせがなく何にでも合わせやすいので、何を選んでいいか悩んだ時は、「プロシュート・クルード」を選びましょう。

また、同じプロシュートでも、熟成させた期間がいろいろありますが、生ハム初心者はほどよく熟成された18〜24ヶ月のものがおすすめ。ほどよく肉の味や塩気がまろやかで、食べやすいものが多いです。


■生ハムの保存方法

保存食として製造されている生ハムですが、それは原木(太もも一本まるごと製造されたもの)の場合に限られます。多くはスライスされて販売されているので、冷蔵保存が必要です。


・原木や塊肉の場合


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パーティなど大人数で食べたい場合、塊の状態のものを購入することもあるでしょう。このときも、スライスと同様冷蔵保存が必須です。

また、スライスした断面を、空気にふれて乾燥しないように守ることが重要です。断面にオリーブオイルを塗ったあとに、キッチンペーパーで切り口を覆うようにし、そのあと全体をラップでしっかり包みましょう。包んだまま、ジッパー付き保存袋に入れて、冷蔵庫に入れて保存してください。


・冷蔵庫で保存する


スライスされたものは、真空パックでされているものでも、量り売りされているものでも、冷蔵保存しましょう。冷凍保存をすすめられる場合もありますが、生ハムの食べごろは、脂肪が少し柔らかく溶け始めるころ。油の甘さが感じられるタイミングが一番おいしいので、冷凍の場合は、冷蔵庫で自然解凍か流水解凍させてから食べるようにしましょう。

冬場などは30分ほど室温で解凍させてもいいですが、急激な温度変化は味の変化をまねくので、じっくり解凍させるのがコツです。一度解凍したものは、再び冷凍させることはなく、食べ切るようにしましょう。


・ラップで密閉する


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一度開封した生ハムは、一度に食べきるのが理想です。空気に触れてしまうと、乾燥したり脂肪分が酸化したりしてしまうため、空気に食べないようにすることが理想です。

大量に買ってきた場合は、1回分ずつ食べる量を目安にラップで密閉し、そのあとジッパー付き保存袋で保存するのがおすすめです。できるだけ3日〜1週間ぐらいで食べ切るようにしましょう。


・アルミホイルをかける


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どうしても冷凍したい場合は、アルミホイルを用意しましょう。空気にふれないようにラップをして、ジッパー付き保存袋にいれたあと、アルミホイルで包み冷凍庫へ。アルミホイルは冷気伝導が速いため、急速冷凍の役割を果たしてくれます。平らにならして冷凍すれば、曲がることなくハムも冷凍でき、解凍もしやすくなりますよ。3ヶ月を目安に食べ切るようにしましょう。


■産地ごとに味わいが違う生ハムを楽しんで

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一口に生ハムといっても、産地でとれる豚肉の味や、塩漬けで使う塩の味、乾燥させる地域の気候や製造される工程の微差などで、味わいが深く変わることがわかりました。

一気にたくさん食べ比べるチャンスは、なかなかないかもしれないですが、「どこでどう作られたか」を知って食べると味わい深さがまたちがってくるはず。また、専門店では、気軽に生ハムについて教えてくれるので、いろいろ質問しながら楽しんでみましょう!
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