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高級肉を買わなくても大丈夫! GWのBBQでおいしい肉を焼くコツとは?

バーベキューやホームパーティをする機会が増えるゴールデンウィーク。みんなでワイワイ食事を楽しむ時の主役は、お肉になることが多いですよね。でも、4月から始まった消費税増税で、「価格が高いお肉には手を出しづらいけれど、安いとパサパサでかたくて美味しくない。どのお肉をメインにしよう」と頭を悩ませている人も多いのでは? 


そこで「肉焼き総研」が、食物学博士の佐藤秀美先生を講師に迎えてお肉の美味しい食べ方を紹介する「肉焼き絶品料理教室」に参加してみることに。みなさんにおいしい肉焼き係になれるノウハウをお伝えするべく、しっかりと学んできました! 

と言っても、お手頃価格のお肉をビックリするほど柔らかく美味しく焼くコツは、以下の2点のみ。

まず1点目は、フルーツ入りの焼肉のタレにお肉を漬け込み、もみこんでから焼くだけ! なぜ、フルーツ入りの焼き肉のタレにお肉を“漬け焼き”したほうがいいのでしょう。その理由を佐藤先生に聞いてみました。


「焼き肉のタレに漬けたお肉がやわらかくなる理由として、焼き肉のタレに含まれる『糖』『フルーツ』『油』の3成分の作用が考えられます。『糖』は、親水性(水分子を結びつきやすい性質)があり、お肉の筋組織に浸透すると、お肉の保水性を高めるため、お肉がやわらかく焼き上がるのです。

『フルーツ』は、有機酸が多く、お肉は酸性下で保水性が高まります。つまり、お肉をフルーツに漬けると、その有機酸の作用でお肉が柔らかくなると考えられます。『油』は、熱くなったフライパンの熱を速やかに肉表面に伝えます。お肉の表面温度が急激に上昇すると、表面組織が緻密になります。こうなると、フライパンの熱はお肉の内部に伝わりにくくなり、内部温度が緩やかに上昇しやすくなるのです」

次ページ :  ふたつめのコツは、お肉の中心温度は“65℃焼き”を… >>
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