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まな板の削り直しは必要?依頼できる業者や長持ちさせる手入れのコツを紹介

お料理をするのに欠かせないまな板ですが、そのお手入れ方法として削り直しというやり方があるのは知っていますか?削り直しとは、木製のまな板の表面を削って内側の部分を出すお手入れの方法です。まるで新品のように綺麗になりますよ。そんな削り直しはどんなタイミングで行えばいいのか、依頼できる業者についても解説します。

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■まな板の削り直しの前に日ごろのお手入れをおさらい

木のまな板は削り直しで綺麗にできるのですが、削り直しは表面を削る方法ということもあり無限に何度もできるものではありません。そのため、日常的にお手入れしながら丁寧に使うのがおすすめです。ちょっとした一手間でまな板の寿命を伸ばすことができるので、ぜひ試してみてください。

・水にくぐらせてから使う


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木のまな板はにおいがつきやすいのですが、水にくぐらせてから使うことでにおいがつきにくくなります。使う前に全体に水をかけたら、軽く水気をきって、キッチンペーパーや清潔なふきんなどで表面をふきます。特に、においが強い肉や魚を切る前には必ず実践しましょう。

・まな板はたわしで洗う


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まな板を洗うときには、たわしを使います。まずは水で軽く汚れを流したら、水にくぐらせたたわしで木目に沿ってこすります。このとき、たわしで木目に入った汚れをかき出すようなイメージで洗うと汚れが落ちやすくなります。裏面や側面も忘れずに洗ってくださいね。

ここまで洗い終わったら、まな板の表面を手で触って汚れが落ちたかどうか確認しましょう。ざらつきやにおいが残っていたらもう少したわしで洗います。油分が残っていると感じた時には、少し洗剤を使って洗うとすっきりします。

・クレンザーか塩で洗う


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汚れが染み込んでしまって落ちないときには、クレンザーか塩を使って洗います。クレンザーや塩を使う前には、あらかじめ先に紹介した方法である程度の汚れは落としておきましょう。

クレンザーを使って洗うときには、まな板全体にクレンザーを広げて、普段のお手入れと同じように洗います。塩もクレンザーと同じように使うことができます。多めの塩を広げて、たわしでこすって洗いましょう。塩の場合には殺菌効果があるので、まな板の上に広げてから2時間ほどおいてから洗うと、より効果的です。においが気になる時にはぜひ試してみてください。

・『黒ずみ』にはレモン


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一般的に食器などの黒ずみが気になったときには漂白剤を使いますが、木には漂白剤の成分が染み込んでしまうため漂白剤を使ってはいけません。木のまな板の黒ずみが気になった時に頼りになるのがレモンです。レモンは、木のまな板を漂白してくれるんですよ。レモンで漂白する方法は3つあります。

1つめは、まな板にレモンの絞り汁をつけておく方法です。黒ずみが気になる部分に絞り汁をつけて20〜30分おいたら軽く水で流して漂白完了です。

2つめは、レモンを直接まな板に擦り付ける方法です。レモンの切り口を黒ずみにこするようにして、20〜30分おいてから水で流します。

3つめは、特に汚れが気になるときに試したい塩とレモンを両方使う方法です。黒ずみが気になる部分に塩を乗せたら、その上からレモンの絞り汁を乗せたり、レモンの切り口を使ったりして軽くこすって黒ずみに塩をなじませます。ほかの方法と同じように、少し時間をおいて水で流せば完了です。

どの方法も、新しいレモンではなく、料理で使ったレモンを使ってできます。レモンが余ってしまったときは、捨てずに取っておくと便利です。

・プラスチックまな板は漂白を


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木のまな板と違って、プラスチックのまな板は漂白しても大丈夫です。漂白剤を使う前に、まな板をきれいに洗ってからキッチンペーパーを巻きつけます。その上から、ぬるま湯に溶かした漂白剤をかけて全体をひたします。スプレータイプの漂白剤なら、黒ずみが気になる部分に直接吹きかけます。

漂白剤の規定通りに時間をおいたら、漂白剤が残らないようにしっかり水ですすいで乾燥させて完了です。

■まな板の削り直しをする目安

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まな板が汚れている気がするけれど、削り直しをするほどなのかどうかわからないというときもありますよね。そんな人のために、まな板の削り直しをする目安について解説します。

・まな板が反っている


まな板は、使っているうちに反ってくることがあります。軽い反りなら、裏返して普段と違う面を使ったり、水に濡らして縦向きに立てておくことで直すことができます。

それでも直らないくらい反りが強い場合や、ゆがみやねじれなどがある場合には削り直しをしましょう。ただし、反りやねじれがあると削り直しのときに削る部分が大きくなります。薄いまな板では削り直しができない場合もあるので、事前に問い合わせるのがおすすめです。

・カビだらけの状態


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まな板の黒ずみの正体はカビです。ちょっとした黒ずみならば上で紹介した方法で落とすことができますが、カビだらけになってしまうと手間と時間をかけても落としきれない場合もあります。そんなときには、削り直しをするとカビを一気に落とせてきれいになりますよ。

・食材が切れない


食材が切れない原因は包丁にあると思われがちですが、実はまな板が原因で食材が切れなくなる場合もあります。まな板は使っているうちにだんだんと真ん中の部分がへこんできてしまうので、きちんと包丁をおろしたつもりなのに、食材が切れていないということが起きてしまうんです。

そんな風にへこんでしまったまな板も、削り直しをすればまっすぐな状態に戻せます。食材が切りにくくなったと感じたらぜひ試してみてください。

■まな板の削り直しサービスに依頼

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まな板の削り直しは、DIYが得意な人であれば自分でもできます。そうでない場合には専門のサービスを依頼するのがおすすめです。まな板の削り直しサービスについて解説します。

・全国から依頼できる


まな板の削り直しサービスの中には、全国から依頼できるものが多くあります。近所に削り直しをしてくれる店がない場合には、こうしたサービスを利用してみるとよいでしょう。

・宅配便で依頼する手順


宅配便でまな板の削り直しをするときには、まずインターネットのフォームか専門の依頼用紙に必要事項を記入します。わからないことがあれば、事前に問い合わせておくと安心です。

ダンボールなどを使ってまな板を梱包したら、コンビニなどから指定の住所に発送します。数日〜1週間程度で完成の連絡がきたら、料金を振り込むとまな板が返送されてきます。業者によって少し手順などが異なる場合もありますが、だいたいの流れとして覚えておくと良いでしょう。

■まな板削り直し業者と費用

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まな板の削り直しを決めたら気になるのが、どんな業者があるのかと、依頼するときにかかる費用です。ここでは、そんな気になるポイントについて解説します。

・杉本木工々房


「杉本木工々房」は、東京都練馬区にある業者です。宅配便での依頼もできますが、工房に直接持ち込める場合には送料がかからないので費用が抑えられます。

削り直しの費用は、まな板1枚の場合2,180円で、返送費用も含まれた価格となっています。2枚、3枚と枚数が増えると割安になっていくので、気になるまな板がある場合にはまとめて送るのがおすすめです。

・iichi


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「iichi」とは、ハンドメイド品やクラフト作品、手仕事品を販売するサイトです。ショッピングモール形式で、さまざまな業者が商品を販売しています。一般的にハンドメイドと言われてイメージするよりも幅広い商品が扱われていて、アクセサリーや雑貨の他に食器類や家具なども販売されています。

「iichi」では、木製のまな板を販売している業者もあります。そうした業者の場合、販売だけでなく削り直しの注文を受けている場合も多いです。変わった形のまな板は削り直ししにくいことも多いのですが、その商品を販売したお店なら削り直しをしてもらえる場合もあります。

削り直しの料金については業者によって異なりますが、自社製のまな板なら無料という場合もあります。それ以外のまな板は1000円〜2000円程度となっていて、業者によって条件などが異なるので、複数の業者を比較して自分にとって一番良い業者を選んでみてください。

■まな板について

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削り直しは木のまな板に行うお手入れですが、まな板の材質は木以外にもたくさんあります。ここでは、そんな材質の違いやまな板の選び方について解説します。

・木とプラスチックの違い


まな板の素材と言われたときに、木やプラスチックは思い浮かべやすいですよね。木製のまな板よりプラスチック製のまな板の方が清潔感が高そうと感じる人も多いようですが、実はきちんとお手入れされたまな板の場合、どちらも表面の細菌の数はそれほど変わりません。

一方で、お手入れの方法は大きく異なります。木のまな板のお手入れについては先に紹介した通りですが、プラスチックのまな板は食器用洗剤で洗います。できれば、毎回漂白剤を使っておくとより清潔に保てます。どちらがより楽にお手入れできるか考えて選んでみるのも良いでしょう。

プラスチックのまな板は、においを吸着しにくいというのもメリットです。肉や魚に加えて、ネギやにんにくなど香りの強い食材を使うことが多い人にはプラスチックのまな板の方が向いています。

木のまな板のメリットは、包丁をソフトに受け止めてくれるので刃こぼれしにくい点です。頻繁に包丁研ぎに出すのが面倒だと感じる人には木のまな板がおすすめです。

食材によって木のまな板とプラスチックのまな板を使い分けるというのも良いでしょう。

・ゴム製のものもある


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まな板には、合成ゴムでできたものもあります。合成ゴム製のまな板は、包丁をソフトに受け止めてくれるという木製まな板のメリットと、においがつきにくいというプラスチック製のまな板のメリットを兼ね備えたものとなっています。漂白剤も使えます。

一方で、ゴム製のまな板は熱いものを乗せると変色してしまうというデメリットがあります。また、ほかの素材のまな板と比べると重さが気になるという人もいるようです。どの素材もそれぞれにメリットとデメリットがありますから、それを天秤にかけながら選んでみると良いですね。

・形も種類がある


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まな板は、形にも種類があります。スタンダードなのは、長方形のまな板ですよね。その他に、正方形や丸型などのまな板もあります。

正方形や長方形のまな板のメリットは、なんといっても収納しやすいことです。スタンドに立てておけば転がってしまう心配はありませんし、キッチンに備え付けのまな板の収納場所は大抵の場合長方形のまな板を収納することを想定しています。

一方で、丸いまな板のメリットは、切った食材を置いておく場所が豊富にあることです。包丁を使うとき、切り終わった食材が左右に置いてあると邪魔になってしまいますよね。丸いまな板ならば、角度を変えても使えるので、くるっと回すだけで空いたスペースで他の食材を切ることができます。たくさんの食材を使った料理を効率的に作りたい人には丸いまな板がおすすめです。

・選び方のポイント


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まな板を選ぶときには、まず素材から決めるのが良いでしょう。上記で説明した木製、プラスチック製、ゴム製のまな板のメリットとデメリットを参考にしながら、どの素材が自分に合いそうか考えてみてください。

次に、形を選びます。長方形か丸型のものが多いのですが、販売店でそれ以外の形のものを見つけたときにはその形のメリットとデメリットを考えながら選んでみてください。

また、自宅キッチンの天板やシンクで使いやすいサイズかというのも大切なポイントです。日常的に使うものですから、ストレスのないものを選びましょう。普段食洗機を使っている家庭なら、食洗機対応のまな板を選ぶとさらに便利です。

■木製のまな板は削り直しできれいに

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木製のまな板は、お手入れが面倒だと思われがちですが、包丁のあたりがソフトで刃こぼれしにくく、包丁が長く使えるのがメリットです。また、まな板も削り直しをすることできれいに生まれ変わり、長く使えるようになりますよ。

削り直しをしてくれるようなお店が近所で見つからない場合には、宅配で削り直しを受け付けてくれる業者もあるので、自分にとって条件が良いところを見つけてみてくださいね。
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