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大人も子供も好きな野菜No.1『トマト』。おいしさのヒミツはコレ!

そんなトマトが生食用として生産され始めたのは昭和10年以降と実は歴史が浅い。しかしその歴史の中には、生産者の苦労があったというのだ。

今では誰もが知るタキイ種苗の『桃太郎トマト』は1985年から販売している。開発のきっかけは1960年代後半、高度経済成長期の真っただ中、急成長を遂げた日本の景観の急速な変化の中でのこと、消費者の間で「トマトがまずくなった」と噂が出たことだった。

その原因は、輸送途中や店頭に並べたときに傷まないように、当時のトマトはまだ果実が青い段階で収穫し、出荷されていたからだ。しかし、樹で熟していないトマトは店頭で赤い色をしていても、味や香りがどうしても弱くなってしまう。

タキイ種苗では、完熟してから出荷しても傷まないトマトを作るため、実が輸送に耐えうるほどに硬く、かつもぎたての甘さや、ピンク色が美しいトマトの開発を進め、何千、何万とある品種の交配を繰り返し、6年目の1976年、ついに思い通りの実の硬さを実現させた。
初代『桃太郎トマト』

その後も、甘さと肉質のよさを追及するために、再び何百という品種の交配を繰り返し、1983年に『桃太郎トマト』が完成した。“桃太郎”の名前は「誰もが知っている、フルーツ感覚の名前にしたい」ということから名づけられた。

そのまま食べても、トマトソースにしても、料理の使い方は無限大。熟してから収穫される『桃太郎トマト』のおいしさを、是非食卓で味わってみてはいかが?
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