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冷え性などの緩和にも。悩める女性の味方「サフラン」の使い方

血行不良、冷え性、更年期障害、月経不順の緩和にもサフランにはさまざまな薬効があり、医薬品としてもよく使われています。今年4月、イラン・イスラム共和国大使館にて千葉大学名誉教授の池上文雄先生がサフランにまつわる講演をおこない、その薬効についても教えてくれました。池上先生によれば、サフランは鎮静鎮痙、また婦人用薬として冷え症血行不良の緩和のために利用されているとのこと(※ただし、通経作用があるので妊婦の服用は禁忌)。また、女性の更年期障害月経不順からくるイライラや頭痛といった症状の緩和にも利用されているそうです。

女性特有の不調緩和にも利用されるサフラン©Tom Wang - Fotolia.com

さらにサフランの色素成分であるクロシンは抗酸化作用が強く、安全性が高いため、アルツハイマー症やパーキンソン症などにも応用でき、脳梗塞予防効果も期待できるといいます。このほかクロシンには、記憶学習障害の改善作用、大腸がん予防などに効果があるという報告もあるそうです。スーパーなどのスパイス棚に売られているサフランは食品なので上記のような効果効能は謳えませんが、こうした働きを期待することはできるでしょう。美味しく手軽に! サフランの使い方サフランは独特の芳香があり、わずかな苦味と香ばしい風味が持ち味。サフランを使った料理といえば、リゾットやパエリア、ブイヤベースなどが代表的です。サフランは香りが強く、少量でも鮮やかな色に染まるので、使う量は控えめでOK。リゾットやパエリアのような米料理なら色付けがメイン、ブイヤベースなどでは魚の臭みを消す効果もあります。

糸状と粉末があるサフラン。安い粉末は混ぜ物に注意©Swapan -Fotolia.com

油に溶けず、水に溶ける性質があるので、使うときはしばらく水かお湯に浸し、その着色液を料理に使います。空気に触れ、湿気を含むと、香りが減ります。また光も苦手なので、密閉容器に入れ、冷暗所で保管しましょう。
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