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人気料理家が明かす「365日」自宅で料理できるようになる秘訣



シェフの書いた本を読んでつくってみて、『本当にこれで合っているの?』と悩んでいたわけですが、直接話を聞くと、本に書いていないダンドリがたくさんあることがわかるんです。

目からウロコが落ちる思いで、有名シェフのセミナーや大学の公開講座に行きまくりました。一生懸命メモを取って聞くんです。

そこでやっぱり、毎日料理をしている中で自分がやっていることの意味がわかってくる。自己流のやり方が意外と当たっていてびっくり!自信が湧きました。

自分がつくった料理を家族に食べてもらうのに、まずいとはいわせたくないですよね。おいしさの法則がわかって、最小限の労力で最大限においしい料理がつくれたら、しめたものじゃないですか」(宮川さん)

たしかに、料理セミナーは都内でいくつも開催されています。本を買う前に、直接話を聞けるセミナーに足を運んだほうが手っ取り早いのかもしれません。

もしくは、料理上手な先輩にアドバイスをもらってメモしまくってみましょう。そのほうが、活字を追うだけより、ずっと頭に入りますよね。



しっかり心構えをして、『きょうの料理』レシピを試す。これだけなら、「私にもできそう!」と思いませんか?

今回、素敵なアドバイスをくださった宮川さんの著書『料理嫌いだった私が「365日×15年」毎日台所に立ち続けた理由』には、息子さんのために編み出された添加物なしのレシピはもちろん、最小限の労力で最大限においしい料理を作るためのコツも書かれています。

この本の内容をひとつずつ実践していけば、どんなに料理嫌いでも毎日料理ができるようになるはず。

時間に追われて「私には料理なんてできない……」なんてあきらめるまえに、手に取ってみてはいかがでしょうか?

(文/ぱるぱる)

 

【取材協力】

※宮川順子・・・1957年福岡県生まれ。「MIIKU(社)日本味育協会」代表。

長男のアレルギーを機に、親子共々の「食の重要性」を実感。実家の料理屋での記憶や友人シェフのアドバイスで、オーガニック食品による無添加手作りを実践。2人の子供の子育てが一段落後、自分の体験をもとに添加物のない、簡単でおいしい家庭料理を伝えたいと教室をスタート。

各種資格を取得後、現在は「心と体に美味しい食卓」の周知拡大を目指し、料理教室を主宰すると共に、食業界のプロや一般に向けて、広く味覚教育講師や資格試験講師、商品開発のアドバイザーなども務めている。

 

【参考】

※宮川順子(2015)『料理嫌いだった私が「365日×15年」毎日台所に立ち続けた理由』ぴあ

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