1. トップ >
  2. みんなの食レポ >
  3. おいしい! >
  4. じどりや穏座 -ONZA- @淡海地鶏を食べ尽くす

じどりや穏座 -ONZA- @淡海地鶏を食べ尽くす

2017年11月17日


この日は堅田遠征。7年ぶりに「じどりや穏座 -ONZA-」へ。



言うまでもないが、こちらは活地鶏の生産直売「かしわの川中」の直営店。淡海地鶏や近江しゃもをはじめとする、地鶏の飼育から処理、加工、販売、店舗運営に至るまで、一貫しておこなっている。

さて、その穏座。小上がり席があり、ゆったり寛ぎながら旨い地鶏料理を愉しめる(完全予約制)。さらに。この店には“プラチナシート”と呼べる、カウンター6席があり1日6人限定。ご主人・川中さん付きっ切りのもと「淡海地鶏食べ尽くしコース」(3800円税別)を味わえるのだ。7年前にもこのカウンターに寄せてもらった。(当時の模様
当時も予約困難なカウンター席だったが、今なお同じ状況。しかも、7年前から値上げなしにも驚いた。プラチナ席を、Zッキーさんありがとうございます★★★

さて「淡海地鶏食べ尽くしコース」。ご主人曰く「淡海地鶏のトサカから足の先まですべて味わっていただけるようコースを組んでいます」とのこと。


●琵琶湖産 エビの醤油炊き 稚鮎の飴炊き



琵琶湖の香りがする。エビは香ばしく、稚鮎は噛めば噛むほどなおいしさ。「BOLLINGER Brut Special Cuvee」でシャン杯★
シャンパーニュやワインの値付けにも、思わず飲み過ぎてしまうくらい嬉しい驚きが隠されていた。


●淡海地鶏 雌の首肉とキノコのスープ



両者の香りと旨みがクロスし、とにかく滋味深い味わい。




続いて「ミニハンバーガー」の登場だ。近所のパン屋による特注もの。ライ麦100%のバンズに淡海地鶏の胸肉スモークを挟んでいる。生ハム的な塩梅が、風味豊かなバンズにマッチ。
さらに。サラダには「雌のササミのジャーキー風」を合わせていて飲ませるし「北海道 白糠のチーズのスモーク」や「深煎りアーモンド」「高千穂のニホンミツバチの巣」など、あきらかに酒飲みだと分かる(笑)ご主人目利きのセンスあるアテが揃う。



●淡海地鶏なまこ風



これは「雄の生トサカ」。かんなりツボだった!たしかに、くにゅっ、しっとりとした質感がなまこ風。咀嚼するほどに甘みがじんわりと。長崎の柚子胡椒と自家製ポン酢、それらの香りと酸味のバランスもお見事。


●前菜5種



まだ前半戦なのに、ボルテージは最高潮。



「地元野菜のビクルス」は、スキッとした甘酸っぱさ。 チアシードのプチプチ感楽しい。



「雌のササミの蒸し鶏とレタス」。トップにはマグロだしとワインビネガーからなるジュレが。ササミはしっとりしていて、徳島産の酢橘を利かせた清々しい味わい。




白肝たたいたの&山芋とろろの中に「ムネ肉(雌)の漬け」が。まったりコク旨。



「モモ肉(雌)の味噌漬け」を大津の味噌とともに。味噌漬けにして13日目。味噌と淡海地鶏本来の旨みがクロスし、ナチュラルかつ深みのある味わい。添えている鶏味噌で、泡チビチビいきつつ合間に薬味を挟むも、味噌漬けの味わい深さに飲みのピッチ加速となる。



「そぼろ巻き」の肉は雄雌混合。ホッと落ち着く甘みに続き アオサ入りの鶏だしの餡で、品のある後味。




「モモ肉(雌)の塩焼き」は、鶏からとっただしで作ったカレーと地元のエシャロットとともに。クミンやコリアンダーの利かせ方が秀逸。そのエキゾティックな風味にご主人、かなりのスパイス通とみた。なお、味噌漬けはモモでも“上モモ”を。こちらはスネやフクラハギ部分の“下モモ”を使用している。

続く、お造りに照準を定め、おすすめの日本酒を。



「文佳人 リズール 特別純米(アリサワ酒造)」



●淡海地鶏 お造り盛り合わせ



右から、【雌の肝と心臓】と【雄の砂肝】 白肝は清々しいコク、 心臓や砂肝はパワー漲ってるかのようなハリツヤ、清々しさ。
【脾臓(雄)】と【白子】は 大将手製の藻塩のみをつけて。 張りと口どけを時間差で感じ、何ともクリーミー。



【雄のササミと奈良の古代醤】は、ねっとり濃厚なお味だし【雌のソリレス】←股関節まわりはクリアな脂、なんて甘いんだ!【雌のムネ肉】は甘みがじわ〜っと押し寄せた。




「不老泉 参年熟成赤ラベル 山廃純米原酒」(滋賀・上原酒造)熟成酒ならではの、芳しい熟成香。とろんとしたまぁるい口当たり。


●雌の手羽先塩焼き



能登の魚醤「いしり」を塗りガス焼きにしたもの。ご主人曰く「いい醤油の旨みと焼きの香ばしさを楽しんでほしいからあえて炭は使わず、ガス火で焼きあげています」。香川「かめびし屋」の醤油のフリーズドライがかけられている。北海道の山ワサビをたっぷりのせて味わえば手羽の脂分が山ワサビを包み込み、旨さ倍増。



「お口直しのサラダ」で飲める。なぜならレタスやキャベツは瑞々しく、自家製の玉ねぎトレッシングの優しい旨みに癒されるから。2〜3人分ありそうなボリュームなのに、ひとりでペロリいけた。


●唐揚げ 特製中華ソース



部位は雌のモモ、手羽元、ひざ軟骨。各部位の異なる食感楽しく、揚げたてゆえのカリッジュワッ食感。酸味を際立たせた、甘酸っぱいソースが絡む。


日本酒とワインが行き交う夜。ワインは魅惑的なリストより。また、ご主人がピタリ合わせてくれる日本酒は料理との相性を考え抜いたものばかりで、もうね、酔いしれるわ。



旭日 生もと純米 改良雄町70(島根 出雲・旭日酒造)



清酒竹鶴 八反 純米(広島 竹原・竹鶴酒造)



BOURGOGNE ROUGE Maison LEROY



●淡海地鶏のモツ炒め



キンカン、雌のトサカと肝と砂ずり、脾臓腺胃(せんい)、背肝の7種。日本酒もワインも誘う味わい。淡海地鶏の希少な部位を味わえるのも、生産者のお店ならではだ。



目の前で、ご主人・川中さん自らが焼き上げる
●ぼんじり 焼き



歯を入れた瞬間、弾けた!脂はひつこさ皆無。さらりとしたジュを撒き散らす。佐賀直送の柚子胡椒(黄金トウガラシ100%)をつけて味わえば重層的な香りが現れた。


●鎖骨 焼き



V字の骨まわりをしがみ、ムチッと弾力ある身の、濃厚な味を楽しんだ。

●炭火焼 焼しゃぶ



雌のモモ肉内側の軽い炙りだ。肌理の細かい繊維と、ぷりぷりっ!な程よい弾力。なにせ脂に甘みがあり、肉そのものの味が濃いのだ。


●横隔膜のタレ焼き



歯ごたえよく、清々しい肉汁溢れ出る。焼き物ラストにふさわしいタレ焼きだった。



〆のご飯で撮影大会(笑)その中身は・・・



●もみじからとったスープで炊いた 長浜産コシヒカリのサツマイモご飯



だしのうま味が、ツヤッツヤご飯に浸透。サツマイモのほんのりとした甘み、サフランの香りが重なり合いずーっと食べ続けていたいおいしさ。


●ラーメン もみじからとったスープと、煮干し系Wスープ



麺は、開店当初からの付き合いという「麺屋棣鄂」で鶏系スープに合わせて作ってもらっているという。やや縮れ系の麺に、クリアかつ複雑な旨みのスープ〆にふさわしい、じつに端正な味わいだった。
「もみじ」スープということで、頭から足の先まで淡海地鶏の凄みを、味わい尽くしたのでした。



「バニラアイス マンゴーと守山イチジクのピュレ」も登場。デザートまでぬかりなし。

淡海地鶏食べ尽くしコースについて、川中さんは「最小限の味付けで、最大限の味わいの違いを楽しんでもらえたら」とのこと。いやぁ〜、調味はもちろん、食べさせ方に至るまで、創意工夫に富んでいて食べてである私らは始終、テンション上がりっぱなし!淡海地鶏は、街場のお店でも好んで頂く地鶏なのだが、脂はさっぱりしながら甘みがあり、肉そのものの味が濃く、毎日食べていたいくらい好きだ。
気心知れた皆さんとの時間というのも、エッセンスとなり「時よ止まれ」とさえ思わせてくれるひとときだった。川中さん、皆さん、ありがとうございました!


「じどりや穏座-ONZA-」
滋賀県大津市真野4-9-50
0120-003129(完全予約制)
open : 18:00〜22:00
close: 火・水曜・不定休
http://www.jidori.net/tenpo/onza.html

「かしわの川中」
http://www.jidori.net/
次の食レポは「こだわり屋 kitchen Lab 無垢」>>

関連キーワードから食レポを探す

ピックアップ

最新の おいしい!

ウーマンエキサイト特集

ピックアップ

【E・レシピ】料理のプロが作る簡単レシピが3万件!

Eレシピで一緒に働いてみませんか?料理家やフードスタイリストなど、募集は随時行っています。

このサイトの写真、イラスト、文章を著作者に無断で転載、使用することは法律で禁じられています。

RSSの利用は、非営利目的に限られます。会社法人、営利目的等でご利用を希望される場合は、必ずこちらからお問い合わせください。

Copyright © 1998-2017 KYOTO AMU All Rights Reserved.

Copyright © 1997-2017 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.