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金沢(片町):FIL D'OR(フィルドール)

2017年10月24日




一気に肌寒い日が増えてきて、秋の様相を見せてくれる紅葉を楽しむ前に冬の心配を始めなきゃならない。布団に入るとひやっとして寝つきにくい感覚を覚える季節の変わり目。
週末に女友達とゆっくりと語り合いたくて選んだ場所は、FIL D’OR(フィルドール)

6月オープンの自然派ワインが楽しめるカウンター6席のフレンチレストラン。
フランス語で「金の糸」という意味の店名は、地元作家さんや生産者さん、お客さんと沢山の縁を結びたいという思いが詰まったコンセプトでもあるという。
週末ということと雑誌にも掲載されていたので、ダメ元で電話したら・・なんと空席ありと。予約が取れないとイメージを植え付ける前にまず行動してみることですね、うむ。

カウンターだけの限られた広さなのに閉塞感を全く感じないのは、天井を取り払っているから。土曜日は15時から営業しているので、自然光が注がれる中でワインバーとしても利用できそうです。



まずはグラスワインは何がありますか?とお願いすると、トントントーンと一気に5本位並べてくれて、1つ1つ分かりやすく説明してくれる中から選んだのは、イタリア エミリア ロマーニャ、Tomisa社のpignolettoという品種。琥珀色のオレンジワイン、ピリッとした独特の酸味と豊かなコクがありました。



メモ用紙に手書きされたメニューには、ちょっとしたつまめるものからどれも気軽に頼める価格帯。カヌレは上のくぼみにチーズが入っていてほぼ甘くない、そしてクミンシードからの風味。この3粒が適量なんだそう、確かに~クミン好きですが存在感が強いので微妙に感じられる程度がぴったり。



うさぎとえだまめ、メニューのシンプルな書き方から想像を超えるような素敵なお皿とのハーモニー。もちろん、メニューやワインなど尋ねれば1つ1つ丁寧に説明してもらえます。鶏とうさぎ肉のミンチにタスマニア産の粒マスタードやフィンガーライムが彩りを添えて。



タラのブランダード、ピューレ状の鱈とじゃが芋が軽く焦げ目が付くくらいに焼きあがってほくほくの優しい塩加減が飽きがこない美味しさ。



ドイツ ファルツ、Friedrich Becker Portugieser Trocken 赤ワイン家飲みを控えていたらすっかりお酒が弱くなってしまった私の久しぶりの外ワインの2杯目。こちらはジューシーで軽やか、柔らかな味わいで飲みやすい。



サンマとキノコのデュクセル、紫色のじゃが芋のシャドークイーンの上に秋刀魚。周りには細かく刻まれた旨みが凝縮されたキノコのデュクセル、と口の中に広がる酸味。赤い粉末はハイビスカスの粉でレモンの役割だとかで、成程~。



ストレートに「仔羊」の文字、羊好きなら行っちゃいましょう。火入れ抜群のお肉の柔らかさを噛みしめながら、厚切り玉ねぎが甘みと共にほっくり。



フランス ロワール、NOFASA blanc、これもオレンジ色のオーガニックワイン。シェリー酒の様な・・と仰っていた気がします、辛口でフレッシュで酸味がピシピシと。前から何故かビオワインだと悪酔いしないみたい、3杯目。



最後にワインと共にチーズの盛り合わせ、ウォッシュタイプとカマンベール、ブルーチーズ。

カウンター6席のフレンチ、ピンと張りつめた緊張感が漂う空間だと勝手な想像をしていたが良い意味で違っていて、地元作家さんの器や食材やワインの生産者のことまで丁寧に説明してくれたり、自然な流れの会話が繋がったりとシェフとの心地よい距離感の中の食事は程よくリラックス。
夜0時までの営業だからか、ある程度経てば席は空いて遅い時間から1人また1人と埋まっていく。お料理と器とのハーモニーを五感で感じる小さなアトリエの様な洗練さと気楽さが混在していて、自然派ワインを味わう楽しみもあり、これはまたぜひ伺いたいお店になりました。
Text & Photo by 
ふりむけばスカタン
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