神戸の春の風物詩 “イカナゴのくぎ煮”

2016年4月3日


神戸に春がやってきた!



ご存知、イカナゴのくぎ煮の季節がやってきた。

「イカナゴ」とは、スズキ目 イカナゴ科の魚類で、全国で様々な呼び名があり、成長したものはカマスゴとかカナギとか呼ばれる。(wikipedia調べ)

神戸で「くぎ煮」と言えば、イカナゴの稚魚(シンコと呼ばれる)を砂糖と醤油で甘辛く炊いたもののことを言い、出来上がりが曲がった釘のように見えることから「くぎ煮」と呼ばれている。

このイカナゴ漁の解禁が毎年3月上旬ごろで、昔からあちこちの家庭で、くぎのを炊く甘辛いイイ匂いがしているので、春=くぎ煮の匂い。という風に神戸っ子には小さいころから刷り込まれている。

そんな神戸っ子のソウルフード、くぎ煮のレシピをご紹介。
私は2年前にくぎ煮デビューしたのだが、母ではなく、イカナゴ自慢の隣のおばちゃんに教えてもらった。

家庭によって入れるものが微妙に違うのだが、基本は醤油、砂糖、生姜なので、みりんが多いとか、水飴入れるとか、いやいやウチは黄金糖やで! と言われても、そこまでの大差はないんじゃないかな、と私は思う。(所詮、甘辛味なのだ。)

<イカナゴくぎ煮 2016>
材料
・イカナゴ 1キロ
・醤油 180cc
・ざらめ 250g
・酒 50cc
・生姜 70g(千切りにして正味で)
・くるみ 80g

1.イカナゴを大きめのボウルに入れてよく洗う。何回か水を替え、キレイになったら、ザルに上げて水を切る。よく洗った方が炊くときにアクが出にくい(と思う。)



2.鍋に、醤油、ざらめ、酒、千切りにした生姜を入れて、強火にかける。



3.沸騰したら、イカナゴを3回くらいに分けてパラパラと入れていく。
  一度にドバッと入れると、団子になってしまうので。



1度目のイカナゴが白くなって煮えてきたら、2度目も入れる。次も同じように全体的に白くなってきたら3度目も入れる。



〈※絶対にお箸でかき混ぜない!〉

4.時々、鍋を大きく揺すって全体に煮汁が絡まるようにする。



〈※お箸でかき混ぜ禁物!〉

煮汁が少なくなってきたら、鍋を持ち上げて天地をひっくり返す。を何回かする。

5.汁気がもっとなくなってきてら、くるみを入れて絡めて火を止める。



6.ザルにあけ、煮汁を切って、冷ます。



この時出た煮汁は取っておいて、あら炊きや煮魚に使える。



タッパに入れて、冷蔵庫で保存。多い場合は冷凍保存。
ごはんに、おにぎりに、巻き寿司に



ちなみに今年の出始めのイカナゴは1キロ2000円以上の高値だったにもかかわらず、神戸のおばさま達はわれ先にとイカナゴを買っていた。
だって、くぎ煮を炊くのが使命だから。値段なんて関係ないのだ。

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