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実は大間違い!世間で「体に悪い」とされている食べ物の真実7つ



ついにアメリカの食生活指針を定める諮問委員会も、過去40年に渡り「コレステロールの過剰摂取は健康を害する」としてきた見解を改めるに至りました。

■5:MSGは台所に潜む悪魔⇒×

MSG(うま味調味料)が人体に与える影響に関しても、正しい認識とはいえません。

むしろ、アメリカ食品医薬品局をはじめ国際連合、そしてオーストラリア、イギリス、および日本政府はMSGに関する調査を行った結果、摂取しても安全だと結論づけています。

MSGに対し何らかの身体的反応が出てしまう人も中にはいるので、こうした人からMSGが快く思われないのは当然のこと。しかし、一般的にはMSGに対し神経質になる必要はないのです。

■6:グルテンは摂取するべきではない⇒×

グルテンはダメだと認識している人は相当数いるようです。例えば、アメリカの国民の実に3割近くが食事からグルテンを抜こうと何らかの形で取り組んでいるそう。

確かにグルテンは、例えばセリアック病を患う方やグルテンアレルギーの方にとっては、避けるべきもの。ところが、グルテン摂取量を減らすことが一般的に健康にとって望ましいと言えるのか、実は定かではありません。

著書『The Gluten Lie (グルテンの嘘)』の中でアラン・レビノヴィッツ氏はグルテンを摂取しない食事方法(グルテンフリー)がどのように生まれたのか、そしてその魅力と危険性を分析。

「科学において大切なのは事実を誇張しないこと」と氏は述べるとともに、グルテン研究の専門家たちによれば、まだまだグルテンの摂取量が及ぼす影響についてはっきりとしたことは言えない、としています。

■7:異性化糖は砂糖以上に体に有害⇒×

これもまだはっきりとした事実とは言えません。化学的に見れば異性化糖と砂糖はほとんど同じもの。どちらもなるべく控えるべき、程度のことしか言えないのが現状です。

以上、7つの事柄を見てきました。今まで何となく信じていたこともあったのではないでしょうか。

重要なのは、これらの認識が正しいのか誤りなのか、という点ではありません。大切なのは、現時点ではこうした食べ物を摂取したからといって健康に悪影響がおよぶと断定はできないと理解すること。どんな噂も、鵜呑みにしすぎないようにしていきましょう。

(文/和洲太郎)

【参考】

※7 of the biggest ‘facts’ about unhealthy food that actually aren’t true-The Washington Post
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