20代にして食を達観した店主が追い求める、本当に「うまいもの」「うまい酒」

 



全国各地の名だたる店を食べ歩き、磨き上げた味覚の持ち主

食の道への入り方は人それぞれ。されど、『お燗とvinめし くいぜ』の店主、小澤篤史さんのような、異色のアプローチで料理人になったケースは稀だろう。進学校に進みながらも、部活の練習に明け暮れた高校時代。気づけば受験シーズンが目の前に迫っており、苦肉の策で見つけた進学先が管理栄養士を目指す大学の学部。食に興味はあったものの、さほど執着がないまま2年間を過ごし、20代に突入した頃から突然食に目覚めてしまったという。

それからというもの、アルバイト代はすべて飲食に費やし、学生時代から銀座の老舗寿司屋の暖簾をくぐり、名だたる料理旅館を歴訪した。管理栄養士として就職した後も美食探訪を続け、培った味覚を頼りに自宅でも料理を探求。彼の確かな味覚は、この頃に確立したと言えよう。


食べ歩きを続ける中、ある運命的な出会いがあった。それは京都の日本酒バー『たかはし』を訪れた時のこと。それまであまり得意ではなかった燗酒を勧められ、恐る恐る飲んでみたところ、あまりのうまさに後頭部を思いっきり殴られたような衝撃を受けたという。

その時飲んだ日本酒こそ、鳥取の『山根酒造場』が醸す「日置桜(ひおきざくら)」。
次ページ :  この酒のトリコになった小澤さんは、雪の降りしきる鳥取まで足…>>
関連リンク
今あなたにオススメ
この記事のキーワード

今日の献立

2018年6月21日今日の献立

ジメジメとした梅雨の季節には、エスニック料理で気持ちも体も爽快に。

ピックアップ
最新のおいしい!
記事配信社一覧
ピックアップ

【E・レシピ】料理のプロが作る簡単レシピが3万件!

Eレシピで一緒に働いてみませんか?料理家やフードスタイリストなど、募集は随時行っています。

このサイトの写真、イラスト、文章を著作者に無断で転載、使用することは法律で禁じられています。

RSSの利用は、非営利目的に限られます。会社法人、営利目的等でご利用を希望される場合は、必ずこちらからお問い合わせください。

Copyright © 1998-2018 KYOTO AMU All Rights Reserved.

Copyright © 1997-2018 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.