どんな山奥のパブに行ってもでてくるし、街角のファーストフードとしても君臨、Take Away(お持ち帰り)といえばわら半紙にくるんでくれる。学校給食でも週一回は登場している。近年では生活習慣病だなんだと青魚を多くとることが推奨されているが、青1:白3でしかもほとんど『フィッシュ&チップス』として食べているらしい。
『フィッシュ&チップス』で使用される魚はCod、Haddockといったタラの類か、Sole、Plaiceといったヒラメの類など近海の白身魚である。これに衣をつけて揚げる。
ようは魚の天ぷらなのだが、この衣にヒミツがある。小麦粉と卵をAle(ビールの一種)で溶くのである。ビールのシュワシュワが衣のサクサク感になるというわけ。これからの季節はビールがおいしいから、ラガーでもドライでも純生でも本生でもプシュっとあけて衣を作り、残りをグビグビ飲みながら揚げてはいかが?(飲み残しの気の抜けたビールではサクサクになりませんよ。あくまでも料理を優先して残りを飲むようにしましょう。)アルコールはちょっと… という場合にはペリエのような発砲性ミネラルウオーターでもOK。
付け合せのチップス(フライドポテト)とともに、塩を軽くふり、モルト・ビネガーをジャブジャブかけていただくのがイギリス式。おしゃれなレストランだとレモンの輪切りがついている。お酢と油は相性がいいし、油っぽさを感じないでどんどん食べられる。ケチャップをかけてもいい。