イーストを使用したケーキブレッドです。生地にもクリームにもアールグレイを混ぜ込んで香り高く!
<生地>
<紅茶クリーム>
バターを室温で柔らかくもどしておく
タルト型にバターを塗っておく
紅茶葉を刻んでおく
薄力粉とコーンスターチを合わせてふるっておく
<紅茶クリーム>を作る 。ボウルに卵黄を割りほぐし、砂糖を2~3回に分けて加え、白っぽくなるまで混ぜる。薄力粉とコーンスターチを合わせてふるったものを2~3回に分けて、混ぜ合わせる。
鍋に牛乳と紅茶葉を入れ沸騰直前まで煮出す。
紅茶葉をこして、1に少しずつ加える。(一気に加えると、卵黄が固まりダマになってしまうため)
3を再び鍋に戻し、濃度がつくまでゴムベラ等で混ぜる。途中、焦げ付きそうになったら火からおろし混ぜる。
字が書けるくらいまで濃度がついたら、バターを加え混ぜる。バットなどにあけ、粗熱がとれたところで冷蔵庫で冷やす。
ボウルに強力粉、紅茶葉を入れ、砂糖、イースト、塩はそれぞれ分けて置き、全卵は粉の真ん中にくぼみを空けて入れる。
イーストに向かってぬるま湯を注ぎ、 木ベラで手早く混ぜる。まとまったらカードで台の上に出し、少しこねて粉気をなくす。
バターを細かくちぎって生地の上に置き、擦り込むようにこねる。(最初は手の平の部分を使ってこねると油分が生地に入っていきやすくなります)今回はバターが多いので少し柔らかめの生地です。
生地が台から離れまとまってきたら、生地を台にたたきつけ生地全体を伸ばし、丸め…を繰り返しながらこねる。(10~15分)
生地の一部をたぐってのばし、グルテン膜ができて向こう側が透けて見えるくらいになったらこね上がり。最後に内側へ向かって左右2回ずつこねて水分を調整する。(水分を調整できた後の生地は、少し柔らかくなります)こねあがった生地は、水分が生地全体に行きわたり、ふんわりとしている状態が理想です。手でたぐって、薄くグルテンの膜ができても生地にうまく水分が行き渡っていない場合があります。そこで、最後にそれを補うために、内側に向かって左右にこねてあげます。そうすることによって、たとえこねている時に上手に水分が行きわたっていなくても、ここで調整することができ、ふんわりとした、よい生地になります。
表面を丸くなめらかに生地をまとめ、閉じ目を下にしてボウルに入れ、ラップをして生地が2.5倍にふくれるまで一次発酵させる。(30℃、30~40分)
指に粉をつけて生地に挿し、生地が戻ってこなければ一次発酵終了。手で生地を押してガスを抜く。
一度生地を台の上に出し、外側から内側へ包み込むように丸め直す。 中華まんじゅうのように、包み終わりを上でつまんで閉じる。
閉じ目を下にしてクッキングペーパーにのせ、硬く絞ったぬれ布巾をかけて休ませる。(ベンチタイム、15~20分)
閉じ目を上にして平たく丸く手で伸ばし、その後めん棒で直径18cmのタルト型より5cm幅程度大きく伸ばす。
タルト型に15を敷き、あまった部分は切らずにおく。中央に直径6cmのセルクルを置き、リングの型を抜くための中心を決める。紅茶クリームをタルト型の一番外側にそってリング状に入れる。紅茶クリームが余ったら、パイなどに入れてもおいしいです。
一旦セルクルを外し、中央部分に溶き卵をぬる。中央をあけて生地を内側に織り込んでいく。(卵は生地どうしをくっつける「のり」の役割です)
中央にセルクルを置いて押して型を抜き、セルクルを再び中央に戻す。
固く絞ったぬれ布巾をかけて最終発酵させる。(30℃、20~30分)
溶き卵を生地の表面に塗り、あられ糖をまぶす。
190℃に予熱しておいたオーブンに入れ、18~20分焼く。セルクルを抜き、タルト型からはずし、冷めたら粉糖をかけて飾る。
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