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あらためて知る “ルネサンスごはん” の魅力

代官山のイル・プルー・シュル・ラ・セーヌは、フィナンシェなどの焼き菓子も最高に美味しいフランス風のケーキ屋さん。クリスマスには、シャンパンクリームのブッシュ・ド・ノエルが人気のパティスリーです。そこのパティシエ、弓田亨(ゆみたとおる)さんが10年程前、日本の昔ながらのご飯とおかずの本を出版した時は驚いた方も多いはず。先人の知恵に立ち返るから、その名も“ルネサンスごはん”。フレンチ・パティシェの彼が、なぜ日本の家庭料理に言及したのでしょうか? 気づいた人は続けている、これぞ美味しく正しい普遍的な“うちメシ”! 今あらためてその魅力に迫ります。

「新版 ごはんとおかずのルネサンス ~誰もが忘れていた日本の真実の味わい~ 基本編」(弓田亨×椎名眞知子/イル・プルー・シュル・ラ・セーヌ企画刊) 家庭料理のバイブル。

栄養素の欠落した日本の食を取り戻すため弓田さんが普段の食事に関心を持ったきっかけは、仕事柄フランスやスペインと行き来する中で、あることに気づいたからなのだそう。それは、「あちらにいると、体のムクミが取れてエネルギッシュで5時間睡眠でも元気なのに、帰国すると、なぜ6~7時間寝ないと疲れが取れないんだろう?」「むこうの子供たちはいつも明るく屈託がなくて元気いっぱいなのに、日本の子供たちは怠そうで心の問題も多い…食べものが関係しているのではないか?」ということ。調べ始めると自身が子供の頃と違い、箱詰めに便利なよう大きさを揃えるなど必要のない品種改良や農薬のために野菜の栄養素は何分の一にも減少していることが分かりました。また、料理番組やレストランが勧めるアク抜きや下茹で処理によって野菜本来の栄養素まで抜けてしまい、失われたうま味を補うために砂糖や調味料を大量に加える……それが家庭料理でも普通になったことが原因だ、と実感した弓田さん。何とか日本の食を取り戻そうと、試行錯誤を重ねてたどりついたのが“ルネサンスごはん” なのです。
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